主 2014-07-24 22:20:32 |
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>仁藤
…、暗くなってきたな。
(初めて此処の人間と真剣な会話をした気がして、相手の笑みにぎこちなく視線逸らし困った様に頬を掻き。今更ながら、気恥ずかしさが己を襲い誤魔化す様に立ち上がっては窓から外を覗き。話に夢中になっていたせいか外はもう1人では夜道を歩けない程更けていて。「はぁ…?」相手の思いがけない言葉に呆然とし。自分みたいな我儘で自由人な奴と一緒に居て癒される何てことは絶対にあるはずがなく、何かの聞き間違えだと捉えては「俺はあんたと居ると落ち着くけど、」と自分が素直に思っていたことを口にし。相手が持ってきた本が目の前に並べられ結構あるんだな、と気になった表紙のものを手に取り。)
>九尾
…、キツネ…此処に置いてくぞ。
(拗ねる相手を横目にさらっと冷徹なことを言い出し。「分かったから、あんまり見るな…」声の事よりも何故か自分を凝視する相手が気になり、見つめられるのは苦手で気恥ずかしさを隠しながら自身の片手で相手の目を塞ぐ様に覆い。頬を抓んでいた手を離し相手の反論中片耳小指で鼓膜を塞ぎながら呆れ顔で、静かになったのを見合わせ、終わった?と意地悪く笑み首傾げ。内心この後、素直に相手が帰ってくれるか、又変な意地を張るんじゃないかと色々な考えを予測するも最終的に自分が相手を担いで帰れば問題ないだろうとすぐ様解決し。)
>西尾
あんたって女性的だよな、そういうの男からしたらそそられる…。
(相手の発言や仕草を見ていて思ったことを素直に口にすれば悪戯っぽく口角を上げて。「なあ、あんたってどういう時に興奮する?」本来言いたい言葉をオブラートに包みながら興味本位で尋ね。「ああ、絶対な。」家主の料理を想像すればらしくないとろんとした表情を浮かべ腹を摩り。)
>家主
…家主さん、連れねぇの。
(真面目だな、と相手に視線向ければこれじゃあまるで己がただ単に恥ずかしい人になってしまっていて、久々に受けた屈辱を絶対に返すと睨むもふと途中から様子がおかしいことに気付き。自分が言った言葉に問題があったか?と脳内で巻き戻し考えて、当たりか外れかは分からず共、何と無く予想し「あのさ、…」思い切って口を開けば、痛みが頭に走り言葉にならない声を出して。)
>岸本
岸本な、よろしく。困ったことがあったら何でも言えよ。
(人当たりの良い相手に、快く手を差し出し改めて挨拶を交わして。最初は心細いだろう、力になってやると自信たっぷりに笑みを浮かべて。まさか本当に様付けで呼ばれるとは思っていなかったのか、目を丸くし。後、ははっと声を出して笑っては「お前、盗人に遭うタイプだろ」と失礼なことを悪気もなく言い。「…ん?」慌てる相手に顔近づけては、笑顔で〝何のこと?″と首を傾げて。「面白ぇ奴…」相手の反応や声音、短い時間だが早くも気に入った様でくつくつと喉を鳴らして笑っては、離れて行く相手を目で追い。まだまだこの状況を愉しんでいたいと思うが相手の為を思い名残惜しそうにも「そろそろ、屋敷ん中行くか?」と。)
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