主 2014-07-24 22:20:32 |
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>仁藤
く、はは…そうだな。あんたの言う通りだ。勉強になった、礼を言う。
(今までずっと疑問に思っていたこと、それは相手の言葉により僅かながら解消されていく気がして。相手の言葉には重みがあり、最後に希望を見出す言い方に胸を打たれ、こんなにも身近な所にと、可笑しくて笑いを表に出せば避けていた人間のことをもっと知りたいと素直に思わされて。叩かれた額に手を当てれば、口角を上げ自信溢れた強気な笑みを向け「ありがとな。」と一言。可愛い、という単語にバッと顔を上げては誰に向かって言ってんだと抵抗しようとするも頭に伝わる温もりにピタリと硬直して。「も、っ俺はいいから…」頭を撫でられるなんて機会はなく、そもそも自分が撫でさせないようにしているから、何だか相手にだけ隙だらけな気がして気恥ずかしさと何処か悔しさがまざり、ムッとしながらその手を離そうと掴み。「おう、…悪いな」本を取りに行くと言った相手の姿を目で追えば俺は何飲まれてんだ、と項垂れ。)
>九尾
ほう…性格をその、ツン何とかっていう一言で纏めるのか?現代人、短縮すりゃいいと思いやがって…。…おい、キツネあんたも中途半端な知識で俺様を翻弄するな。
(相手もその言葉について詳しくは分からない様子だが、言った以上手加減はせず一人で苛々と組んだ腕を指先でトントン叩き説教染みたことを言い出し。「そんな女みたいな声俺は出ねぇぞ」相手の喉を一瞥しては、眉間に皺を寄せ。「おい、待て」明らかにおかしい相手の様子、奇声まで確認すれば相手の頬を両手で挟み「なぁ〜、キツネくん?俺達妖怪だよな?本来人間を脅かす側のもんが、こんな!昼間の!森ごときでびびってんじゃねーよ…バカ。」最初は威勢良くも情けなくなっては段々と声量は減り最後に相手の頬を軽く抓って。)
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