ダム ダムとディー?…ふーん、今は居ないのかい?(相手の体が離れて安心するも、尚も己の腰に回された腕に気付けば一歩後退ったりしてみて。相手が世界一と称賛する程の弟ならば会ってみたいななんて思うが、周りを見渡してもそれらしい人影は見付からず、少し残念そうに訊ねて。「あ、そうだよ。帽子を作るのとお茶会が大好きなんだ。たまに女王にも作ってるんだよ」とニコニコ笑えば少し自慢気に話し