裏表少年 ( BL )

近ｯ!!( 相手が指差した店を見ては瞳を輝かせて。左記を云い乍己も店へと足を踏み入れては辺りを一度見渡して席に着く。..ｵﾑﾗｲｽなんて久しぶり過ぎて楽しみだな-。なんてﾜｸﾜｸしていては早速ﾒﾆｭｰを広げて。広げると同時に欠伸を漏らしては「眠たい。」と呟く。昨日寝るのが遅かったからかな。と思いつつﾒﾆｭｰを見ていて。)

...あ。そう言えば言い忘れてたけど、御前の奢りだから。 ( 相手と同様、ﾒﾆｭｰを手に取り広げて。眠い、なんて呟きが聞こえたので相手の方を向く。こいつ、眠いが口癖なのか。と独りで勝手に思っていれば相手のどこか子供らしい雰囲気に、少し笑みを溢し。頬杖を付き、相手を見詰めていると思い出したように、上記述べて指差し。 )


(/御免なさい!かなり遅れました!本体が受験生なもんで中々ﾀｲﾐﾝｸﾞが掴めなくて...←。多分此れからもﾍﾟｰｽが遅くなってしまうと思うのですが、改めて宜しくお願いします! )

どれにしようか迷ｯ-―..は? ( ﾒﾆｭｰを眺めながら楽しそうに言葉にしようとするも相手の言葉に途中で遮られれば眉を寄せて視線を相手に向けて。..今何て言ったの此の人。勿論相手の言葉は丸聞こえだったが耳を疑ってみては「..え?何々、奢ってくれんの?」なんて云い放って。ﾒﾆｭｰで顔を隠して鼻歌で如何にか誤魔化す。..何か変な汗掻いてきた。なんて内心苦笑を零して。)

(/　奇遇ですね、自分も受験生ry。
　　自分も昨日まで修学旅行でしたので大丈夫ですよ-。←
　　ゆっくりで構いませんよ!　受験生なのに勉強してない此方が可笑しいので!(笑。

...御前が奢んだよ馬鹿が。
( 一瞬不機嫌そうに眉を寄せる表情が目に入る。まあそうなるのも仕方がないか。すると惚けたように聞き返し、ﾒﾆｭｰで顔を隠す相手。明らかに不自然過ぎる。しかも鼻歌なんか歌っちゃって。絶対聞こえてた筈だ。相手が抱えているﾒﾆｭｰに手を掛けると、上記を述べて。 )

(/ 何!受験生ですと!
勉強しましょうよ/笑
有難う御座いまｰす )

え、嫌だよ。( 仕方が無く顔を出せば左記。不満そうに相手を軽く睨み付けて遣る。「あと馬鹿じゃないし!」相手を指差しつつ述べるも頭の中では他の考え事を。..何で奢る方向になった、厭、普通はさ誘った方が奢るよね。なんて考え乍頭を抱えては如何しよう、と思い悩んで。)

(/　受験ですよ、どうしましょ。(勉強しr←
　　問題集とか見ると吐き気、眩暈に襲われてry。
　　

ああ ? ぐだぐだ煩いんだよ、
奢れっつってんだろｰが。
( 顔が見えたことにより、ﾒﾆｭｰから手を離す。奢る気になったかと思ったが、きっぱり断られ己は一気に不機嫌な表情へ。睨みたいのは俺の方だっつの。そんなことを思いながら、呑気にﾒﾆｭｰなんか眺めて。こうなったら何がなんでも奢ってもらおうと考え、 )


(/ 同感←。
一緒に頑張ろう!/ｳｻﾞ )

はぁ?奢るわけないじゃん。( まず金が無い。そして相手に如何しても奢りたくない。「奢ってもらうんならそれなりの態度くらいしなよ。..奢らないけど。」と文句をﾌﾞﾂﾌﾞﾂ云えば口を尖らせて再度ﾒﾆｭｰを眺めて。やっぱ普通のｵﾑﾗｲｽが一番だよね。なんて内心思い乍相手を一瞥しては不機嫌そうに目を細めて。)

(/　おお!　一緒に、頑張りましょ!!←

.....奢ってくれるよなｧ ?
( 一向に引かない相手に段々腹が立ってくる。結局奢る気が無いなら文句ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ言うんじゃねえよ。等思いながら、持っているﾒﾆｭｰをﾊﾟﾀﾝと置けば相手の頬をつねり、にこりと笑って力を込めていき。これでも駄目だったら帰ってやろうか、なんて思っているようで。 )

(/ はいい !! )

だから理不尽過ぎr...―!? ( 絶対に奢るものか。と相手を睨むも頬を摘まれては双眸丸くして。「..いひゃい!はにゃせっへ!」(訳:痛い、離せって←)と力を込められれば相手をｷﾞﾘﾘと鋭く睨んで遣る。然し、相手の事だから絶対離さないだろう。軽く舌打ちしては何と無く腹が立ったので空いている手で空いての頬を摘んで遣って。)

...っの糞野郎。
( また睨んでくる相手。睨むことしか出来ないのかこいつは。もっと強く握ってやろう、と力を少し込めようとしてみても、相手が己と同様に頬を摘まんできた事から、手の力が弱まってしまい。此方も睨んでやるが、此処は店だと思い出し渋々離すと上記を述べて。「奢らねえんだったら俺は帰るぞ。」と相手を見据えながら告げれば、席から立ち上がろうとして。 )

ふぅ。( 解放されれば一息吐いて。"奢らないなら帰る"なんて言い出す相手に一瞬びくり、と肩を揺らすも此処で折れたら何か嫌だ。と変なﾌﾟﾗｲﾄﾞを持ってる己。良い案を思い付いたのか一気に満面の笑みを浮かべては「..いいよ!奢ってあ-げる!」と。..今に見てろよ。と内心思えばﾆｺﾆｺと完璧な笑顔を。)

...んだよ、気持ち悪いなあ、
奢るなら最初からそう言えっつの。
( 立ち上がりこのまま帰ってしまうのも惜しいとは思ったが、脚を一歩前へ踏み出して。しかしそこで己を引き留める声が聴こえ、相手の方を向き。何かめっちゃ笑顔だし。企みでも有るのか、と疑うこともあったが今は相手が折れたことに満足だったためにそんなことどうでも良くて。自然とﾆﾔけた表情を浮かべ、勢い良く席に腰を下ろすと「何にしようかなｰ...」なんてﾒﾆｭｰを眺め。どうせなら高いのを選んでやろうか。 )

俺あんたより優しいから。( にやにや、と自然と笑みが零れるも己の作戦がﾊﾞﾚては拙い、と気を引き締めて。口角を挙げて笑って遣れば一気に表情を消して。..そうか、相手の前だから無理に演じる必要無いじゃん。なんて今更思っては気楽そうに一息。「俺普通のｵﾑﾗｲｽ、頼んで。」と自分が頼むのは面倒な為相手に頼ませようと告げて。)

俺の方が優しいから。( む、と眉を寄せながら再び相手を見遣ると、憎たらしい表情が目に入ってくる。軽く睨み付けてやるとﾒﾆｭｰに視線を戻し未だ何にしようか考えている様で。そんな中、己に注文を任せてくる相手。まあ奢ってもらうし良いか、なんて思いつつ己自身もｵﾑﾗｲｽにしようと適当に店員を呼んで頼んでやり。 )

(/分かりやすいように、上げておきますね! )

俺そんな怖い顔しないも-ん。 ( 左記を述べては態とらしく笑って遣り。..本当の"普通"ってこんな感じなのかな。なんてぼんやり頭で考えつつ大学の自分が普通なのか、相手の前の自分が普通なのか考えてみて。然し相手もｵﾑﾗｲｽにした様子。「あ-、楽しみだなあ。」と楽しみそうに薄く頬を緩めては自身は気付かずにいて。)

(/　上げありがとう御座います!、

...おい御前何か..気持ち悪い。
( 怖い顔なんて言われた上に、笑われては此方もにっこりと笑ってやる。勿論たっぷり嫌味を込めて。すると今度は楽しそうに頬を緩める相手。やっぱり、何か企んでんじゃねえか、なんて疑問を抱きつつ首を少し傾げるとゆっくり口を開き上記を述べて。 )


(/ 私情により、1週間来れません ! 御免なさい、もし来れるときが有れば来ます。 )

ひっど、君に言われたくないよ。( 相手の言葉に顔を顰めては左記を云って。..自分が気持ちの悪い事位分かってる。なんて事は口には発さないが顰めた侭思い。数分後ｵﾑﾗｲｽの乗った皿が2つ運ばれてきてはﾃｰﾌﾞﾙに置かれて。「美味そ..。」とﾎﾟﾂﾘ呟けばｵﾑﾗｲｽを眺めていて。)

(/　了解しました!　ゆっくりで良いですからね-。←　　)

いただきま-す。
( 相手との下らない口喧嘩をしているうちに注文の品が目の前に。直ぐに2つのうちの1つを己のところに引き寄せると丁寧に手を合わせ、上記を呟く。お腹が空いていたので相手より先に黙々と食べていき。 )


(/ 遅くなりました ! 只今です ! )

..頂きます!( "作戦開始"と言った所で次々と口に運べばﾓｸﾞﾓｸﾞと美味しそうに食べて。一々美味いなんて感想を述べる暇も無い。―半分程食べた所で利き手じゃ無い方で携帯の着信を鳴らしては「あ、何か電話来たからちょっと出てくるわ-。」と。席を立ち上がって外へと歩き向かえば振り返って「食べんなよ-。」なんて言って遣る。..さて帰ろうか。)

(/おっかえりなさいいいい。!← )