松浦敏之 2013-01-19 22:39:36 |
通報 |
--,あ-、くそ。(昨晩の自分、来客が居るのにも関わらず意識は何時のまにやら夢の世界へと。早朝から同僚の結婚式へと出席、久し振りの遠出か否か帰宅時間は休日なのにも関わらず既に夜、溜まりに溜まった疲労感は行き場を無くし細長く息吐くと来客室をちらり、と一瞥。するとそこにはおとといの晩を上回る来客の跡に芽生えるの罪悪感、思わずやや乱雑な独り言をぼそり。スーツ姿そのままにソフにてしばらく休憩と背もたれに身体をどっしり預けるとネクタイ緩め)
待機、
どうぞ、...また御前か。(ソファの上にて意識はななめ上へ、考える事も無しに身体諸共完全に脱力しきりっぱなしのままあれから数十分。そういえば、と客室覗くとやはり来客の気配にスーツ姿そのままに取り敢えず中へと案内、視線を再度向けるとそこには最早常連となった相手の姿。しょっぱな一言零しソファの上へと腰を降ろし次いては慣れた様子で言わなくても伝わるはずだと隣り数回叩き/)
ん…なんだよ、俺じゃ不満?( ゆっくり歩み寄れば「 これ、よかったら食べて、」と箱をテ-ブルに置いて。隣に座り相手を見上げて、少し拗ねたように頬を膨らませ相手の頬を軽く引っ張ってみて、
毎回毎回、わざわざありがとな。(昨晩同様、ここ最近は顔を合わせるたびに貰ってる甘味、最初こそ遠慮はあったものの此処まで来ると慣れたようで、思わずふっと薄く笑み浮かべると礼を一言。しかし次いての不意を突く相手の行動、頬に感じる微かな痛みに「少なくとも今は不満だらけだ、」と何処か間延びした声、眉顰めて/)
ん。…俺も不満ありです-、(俺が勝手に押しつけてるだけだから、とへらりとしながら気にするなと手をひらり。眉を顰める相手に、此方も口を尖らせながら頬をむにむにと弄り。子供のように「ば-か、」と呟いて相手見上げ←
あ-聞こえねーわ、(あからさまな相手の態度につい悪戯心に似たものが湧いてきたのは事実なようで、両目を閉じ抑揚の無い、いわゆる棒読みで一言。未だ続く頬への違和感に先程の行動とはやや正反対になるか否か、手を伸ばし相手の頭を幾数回柔くぽんぽん、と叩き)
聞こえてんだろっ、(むっ、と声を大きくするも頭をぽんぽんと叩かれればきょとんとし、思わず頬から手を離し。なにを思ったか「ふ-、」と息を吐きながら相手の上に乗りかかってみて←
...、(突如聞こえてきたのは普段より一回り大きい相手の声、その原因は紛れも無く己の言動によるものと分かってはいながらも未だ残る悪戯心に似た感情の侭その声は聞き流し。そんな自分に対する大人げないという自覚と歳とは似付かない時折垣間見える幼さに内心呆れ半分笑っていて。思考を巡らせるのも束の間不意に掛かるくすぐったげな感覚と体全体に加わる重さに目を開くと何処か予想通り、目上には相手の姿。「ガキか御前は、」と先程の自分に対する思いを棚に上げ/)
松浦さんだけには言われたくない、(相手の言葉にふふんと鼻で笑いながら言い返し。まあ、なんだかんだ1番子供っぽいのは自分なのだが。
相手の上に乗りながら「仕返し-」とけらりとしながら相手の首筋や脇腹を擽って、
一回りも下の奴が言っても説得力はないぞ、(相手の発言に思わずくす、と笑みを1つ。今更ながらの自分と相手の歳の差に何処か感慨深くも有り、先程までの悪戯心、垣間見える幼さは何処へやら相手の頭をまるで子供諭すかのように撫でながらも何処か笑いも含んでいて。次いての行動に擽ったさは感じるもののさほど害は無いようで、取り敢えずと相手の背中に手を回すとそのまま自分の胸板に押し付け拘束。「はい、一旦休憩」と時間はそれほど経っていないものの歳相応の発言を/)
俺だってもう成人なんだからな、( 10歳くらいたいした差じゃない、と相手と自分に言い聞かせるように。頭を撫でる相手に、「子供扱いすんなよ、」と少し眉を下げれば頬に触れるだけのキスをして。
「あれ、きかない…っと、」首を傾げてきょとんとするも、抱きしめられれば大人しくなり、
そうか?(成人、という言葉と該当する年齢こそ当たり前乍分かってはいるものの一般で言う成人年齢と相手の容姿とではやはり2、3歳ズレが生じているのも己の中では事実で寧ろ羨ましさを覚えると未だ幼さが残る相手に向け笑み交じりに問い。頬への口付けに「ませ餓鬼が、」と片手で頭ぐりぐり撫で回し/
そうだし-、(何回か頷いて。
「ませがきじゃない、」と片瞳を瞑りながらむっす-、とすれば、本気、と相手をじい、と見つめながら反応を窺い、
あれ…俺、結構変なタイミングで来ちまうな。( 扉を開けては戯れる二人の存在を見つけてはあちゃ、と言うなんとも気まずい顔を浮かべては己の頭部に手を回し髪を掻き乱しながら眼鏡外せばお邪魔していいかな?、と断れる事を知りながら問いかけるように呟き、にぃ、と口角を吊り上げ。
トピック検索 |