貴方に 愛の忠誠を 〆

…レイン様と家族になれるのなら、それは大変嬉しいことですが。

( ベッドのサイドへテーブルへ持ってきた品々を置けば、部屋を出る際に相手の言葉が聞こえていたのかそんな事を呟いて。
しかし、傍に置いてもらえているだけで有難い所存、家族、など此方からなりたいとこうことは出来ず。
そんな事を考えながら、主の休むベッドの傍らで膝をつけば、薬を煎じて用意した飲み物を手渡し、心做しか申し訳なさそうに表情が曇る。)

…私が、早くレイン様の体調に気付いていれば…。
申し訳ありません。。

ううん ..　俺は君のこと家族みたいに思ってるけど.　血の繋がりより大事なものはあるよ.　(　静かに呟く彼の言葉に肩を竦めては 、 君は冗談が通じないなとまた微笑む.　真面目すぎる彼の性格からして分かりきっていた事だが.　)
そんな顔しなくて良いよ.　君はよくやってる 、 偉いね.　
(　手渡された飲物 、 彼からの物でなければ今頃投げ捨てていたかも知れない.　其れ位に自分は彼を信頼しきっている.　感謝の意を込めて優しい手付きで彼の髪を撫でて.　)

( 家族のように思っている、その言葉がじんわりと胸に響き、微笑みを向ける彼の言葉に同意するように大きく頷く。
確かに、血の繋がりよりも大切なものはある、その事を、何より目前の相手から教えられたことだ。)

…わ、私を甘やかしてどうするんですか。

( 優しく髪を撫でられれば、くすぐったいように顔を伏せて小さく上記を述べる。そのくすぐったさを隠すように「 早く薬を飲んでしまって下さい 」なんてぶっきらぼうに言う。
そのまま膝を着いていた身体を起こせば、汗を拭えるようにと布を水桶に浸して絞り始める。)

大きく頷いてくれる彼に此方も小さく頷く 、 彼を大事にしたい 、 その想いは捻じ曲がることなく伝わっている様で何よりだ.　　.. 願わくばこれからも居てほしいが 、彼がいつ居なくなっても仕方ない.　今居てくれるだけで充分なのだから.　)
うーん、 俺がそうしたいから 、 そうした. (　はいはい 、 と彼の言葉に素直に苦い薬を呑み干した.　布を絞っている彼をぼーっと見詰めていては小さく我儘を溢した.　子供の様な我儘に自分でも恥ずかしくなったのか 、 照れ臭そうに下を向いて.　) ね 、　.. 今日 、 一緒に寝たい.　今日だけでも良いから.

…おや、仕返しされているようですね。

( 先程自分がいった様なことを返され、上記を述べれば小さくだがﾌﾌｯと思わず微笑む。
小さな屋敷にたった2人、市民の思う高貴な暮らしとはかけ離れたものだが、こんな些細なやり取りが自分にとっては幸福だ。
…そんな事を考え布を手にしながら、再度主へと向き合えば、何だか照れくさそうに下を向く姿に首を傾げる。
「如何なさいましたか」と口を開こうとしたその時、相手の口から出たのは、何とも可愛らしい我儘だった )

………。

…まぁ、仕方ない、ですね。
今日だけですよ。

( 一瞬、額の汗を拭おうと腕を差し出すが、其れも停止し、自分が主と一緒に寝ていいものなのか必死に思考を巡らせる。
だが、一間の葛藤の末、照れ臭そうに下を向きながら返答を待つ相手の姿に負け、小さく受け入れの思いを口にする。)

ばれた.　　.. うん 、 でもまあ本当にしたかったからそうしたんだよ.　(　幸せな温もりを感じる反面 、 離れられなくなるのではないかという微かな恐怖を感じる.　何て我儘な矛盾なのだろうと自虐的に嗤って魅せた.　)
！ ..　君のことだから駄目って言うのかと.　(　ぴん 、 と猫が嬉しそうに尻尾を上げる様に彼の言葉に反応する.　彼は血の繋がりは関係ないと考えてはいるものの、やはり自分を目上だと無意識に思っているのだろう.　　.. そこで口を開いた.　優しく鈴を転がすような声で彼に語る.　)　..　心配しなくても 、 僕の代でシャノワール家は終わりだよ.　家の大事な繋がりを僕が駄目にしてしまう訳だから 、 君が僕に従う意味はないのに.

どのみち、今夜は レイン様のお傍にいる予定でしたから。

( 咳払いを1つすれば 「 失礼します 」と、水で冷えた布を相手の額へ当てがり、優しく拭いながら上記の言葉を返す。
確かに、通常ならば断りをいれていたかもしれないが、相手の体調も気になる事だし、今夜は傍で待機しておくつもりだったらしく、それならばと了承したようだ。あと、素直に懇願されて嬉しかったから、というのは胸の内に秘めておこう。)

……….レイン様は。
シャノワールの名が果てた後、おひとりで、
過ごされたいとお望みなのですか？

( 相手の傍らに従えるようにベッドへと腰かければ、額から首筋へとその手元を移動させる。
優しげに語られた彼の言葉を飲み込めば、澄んだ水色の綺麗な瞳を見つめ、囁くようにそう問うた。)

心配症だね.　　.. うん 、それなら良かった.　(　如何やら本気で彼は離れる気が無かったらしい.　命が危うくなる程のものでもないし 、 単純に彼は心配症なのだろうか.　額を拭う掌を両の目で追いながらそう思案して.　)
さあ 、 如何しようか.　　.. でも君は俺より強いし 、 一人でも生きていけるんじゃないかな.　(　まあ 、 俺一人だと周りの王族が喧嘩売りに来るだろうけどね.　何てくすくすと笑って告げる.　草臥れた王族なんて敵ではないし 、 何より彼に幸せになってほしい .　そう考えながら首筋に手を置く彼の頬を両手で大切そうに撫でて.　)

…そんな輩は、私が決して近付けさせません。

いいですか、レイン様。
私は、シャノワール家に従っているのではなく、貴方様に従えているのです。

( くすくすと笑う相手の顔を尚も見つめながら、上記の一文を述べると、小さく息を吐いて静かに言葉を続けた。彼は時々、此方を突き放すような事を口にする。それはきっと、主として従者を解放せんとする優しさなのだろうが、自分は この家の名が廃れようと傍に居ることを辞めたくはない。)

…生憎、レイン様が思っているような強さを、私は備えておりませんので。

さぁ、分かったのなら、早く寝ましょう。

( 頬を両手で包まれながら、少し拗ねたように途中で視線を逸らす。しかし、自分も些か幼稚な態度と発言をしているのでは、と自覚すれば、身体を離して寝るよう促す。)

何故.　父上の言葉を守るためかな.　君は少し硬く考える癖があるからなあ 、 　　.. いいよ 、 君が俺に飽きるまで.　好きなだけ側に居て. (　彼には彼なりに譲れない物があるのだろう 、 それなら無理に止めないが 、 　.. でも.　それにしても 、 終わりが確定している王族に仕えるなんて.　彼はそれで幸せなのだろうか.　それだけが心配だ.　)
そうかな.　　.. 一緒に寝よう 、 おいで.　(　少し拗ねてしまう彼が愛おしくて堪らない.　ふわりと毛布を片手で開いては余った片手でぽんぽんとベッドを叩いて彼を呼んで.　)

…そうさせて頂きますよ。

( 好きなだけ、という言葉のみを受け取れば、静かにそう言って頷いた。確かに、主の父親である大主人様には感謝しきれない恩があるが、今はその念だけで従えている訳では無い。しかし、その胸もまた、弁解できる時が来るだろう。
＿今はとにかく、相手の体調を気にかけなくては… と意気込んだのも束の間、優しく呼ばれれば、再度 我に返って少したじろいでしまう。)

…….。
…し、失礼します。
寝苦しくなければ、良いのですが。

( 暫くして、自ら承諾したことにようやく観念し、相手に引っ掛ける事の無いようジャケットとベストを脱ぐ。
断りの言葉を告げながら、静かに開けられた布団の隙間へと身を滑らせたのだった。)

君ね ..　大丈夫だよ 、 取って喰ったりしないからさ.　　.. 俺が君を呼んだんだし 、 ね.　(　人生の大半を一緒に過ごしたと言うのに 、 彼はそれでも自分に緊張してしまうのか 、 と眉を下げて苦笑い.　彼の看病のお陰か 、 漸く少し荒かった呼吸も落ち着いてくる.　滑り込ませた彼に暫く考え込めば 、 直ぐに柔く抱き締める.　　.. 頭では側に居てくれることは判っているのに 、 いつでも彼が逃げ出せる様にする癖が如何にも抜けない儘.　)



((　レイン如何にもキャラが定まらない ..　こんな物なんでしょうかね ..　！ もうちょっと魅力的なキャラにならないものか..(　苦笑　)
レインが悪夢を見てしまうかそのままベネット君に風邪を移しちゃうか ..　側に居てくれているから悪夢を見る方が自然かもしれませんが ..

分かっていますが…。
それとこれとは別と言うものですよ….。

( 苦笑いする相手に、少し申し訳なさそうにしながらもそう返答しゴロリと向き合う。申し訳なさそうといっても、相変わらずその表情筋は乏しい。
日常的に傍へ控えてはいるが、就寝時という如何にも無防備な際はどうも居た堪れない。それがなぜ故かは、定かではないが。)


…ベネットが、付いております。
ゆっくりとお休み下さい。

( 不意に抱き締められれば、反射的に身を硬くする。
しかし、その直後には此方も腕を回し、相手の背中を優しく擦り小さな声で優しく囁く。)



(／ 私的には十分素敵なキャラでございますっ←←
何か、変えたいと思った際には、変えて頂いても全然大丈夫ですのでやり易いようになっちゃってください*

悪夢でもいいですよ！
ベネットの体調については、きっとこの後も甲斐甲斐しく世話を焼くと思うので
日が経つにつれ段々とうつった風邪が悪化していく…というような感じでもいいかなと思っているので！)

なに 、 それとこれって.　　いいじゃない 、 君と眠ると俺は安心するよ.　(　近くにあるたった一つの温もり.　その大切な温もりが側に居てくれるのだから 、 安心しない訳がない.　相変わらず表情は余り変わらない彼だが 、 心中はかなり喜怒哀楽が激しい 、 と感じている.　特に自分に近付く者に牙を向ける時何て一番分かりやすい.　)
ありがとう 、 おやすみ.　ベネット.　(　眼を瞑った儘彼の言葉を聞く.　彼の細身の身体にちゃんと食べているのだろうか 、 と微睡の中考えていては夢の中に落ちた.　)


((　ベネット君を適度に振り回したいんですが振り回せているか ..　天然難しいですね..　、
ありがとうございます 、 ベネット君も変更したり付け加えたりしてもらって大丈夫ですので 、 ！
了解です 、 では次に悪夢を観ますね ..　　！(　？？　)

…えぇ、おやすみなさい。

( 尚も背中を擦り、時折ポンポンと優しく触れながら上記を小さく返す。
段々と、相手の寝息が深くなっていくのを感じながら
「 安心するのは、俺もですよ 」 なんて独り言を呟いてみる。
主と寝るなんて 長年共にしていようとやはり緊張してしまうが、それ以上に安堵の気持ちが広がるのに間違いなく、深く息を吐いて力を抜けば、優しく相手を抱き寄せた。
早く快気してほしいと願いながら、翌日の食事はどうしようか なんて考えているうちに、此方もいつの間にか眠りにつくのだった。)


(／ あまり考え過ぎず、やりたい要素をぶち込んでもらって構いませんので…っ←

私も、やってみるともっとクールな子になるはずが、クールなのは表情だけになってしまいまして…；
もう、ベネットはそういう人なんだろうなと思っております←

了解致しました((←← )

..　っ は 、　ひゅｯ ..ぅ"　、 ゃ 、 あ"ぁ ..　ッ！ (　悪夢を観ている自覚はあった.　けれど怖いものは怖い 、 過去に瞳に向けられた刃の切先の輝きが眼に焼き付いている.　過呼吸に陥りながらも 、 夢の中で瞳を奪われる.　耐え難い鈍痛で思わず悲痛な声をあげた.　　.. 時々思ってしまう 、もし助けが入らなかったら .　あのまま ..　両眼が奪われて困るのは __　彼が観られなくなること.　そんな単純な理由だった.　) ..　、 っ 、 ..　。 (　恐怖を押さえ付ける様に両手で両眼を押さえた .　怖い 、 辞めてくれ.　痛いのは我慢出来る.　　.. ただ 、 彼が自分の弱さに幻滅して置いていかれるのが怖くてたまらない.　こんな理由で彼との関係が終わるのが辛い.　　.. 俺を置いて 、 行かないで.　)



((　クールな子難しいですよね ..　でもベネット君に大事にして貰えているのが分かるのがとても良いです 、 ！ 格好いい従者さん 、 素敵です 、 ！

ベネット君を自由にさせて 、 一人になった方がいいと言い聞かせておきながら 、 心の中では行かないでと思ってしまっている矛盾に苦しむのがレインなのではないかなーと思ってます ..　、　ベネット君が誰より大事だから故の葛藤というか ..　、

…ん、……ｯ…。

( 眠りに落ちてからどの位時間が経ったのだろうか、うっすらと眠りの縁から意識が戻ると、すぐ傍から悲痛な声を聞こえてきて思わず飛び起きる。 見れば、隣で寝ていたはずの相手が苦しそうに呼吸を乱していた。)

…レイン様！聞こえますか！？
大丈夫です。大丈夫ですから…

( 一瞬、体調が悪化してしまったのかと思われたが、両眼を覆うその様子に思考が合致し、すぐさまその手を掴んで此方へ引き寄せる。
普段、滅多に出さないような大声で相手の名を呼べば、震えているようにも思う相手の身体を、多少強引に抱き寄せ、ひたすら 耳元で優しく大丈夫だ と言い聞かせる。他に、もっと有効な手段があるのかもしないが、今はただ、そうしてやることしか出来なかった。)


( ／わわ、ありがとうございます；；
そう言って貰えると嬉しいです…！

少し切ないような、、でも、またそこが良いですね…
ベネットとしても、何時までも従っていたい気持ちと、自分は要らないのではないかという気持ちがあるように感じます。。
両想いのくせに、お互い、どこか一歩引いているような感じですね…！いつかその両想いが実るといいなぁと思います…* )

..　、ぅ 、 ..　ベネット 、 (　珍しく強引に引き寄せられた拍子にゆっくりと悪夢から目が醒める.　大丈夫だ 、 と仕切りに囁く優しい声に立ち込めた悪夢が解けていくような感覚を覚える.　心配しないで 、 と言いたかったがどうも言葉が喉に突っかかって上手く出せない.　出るのは浅い呼吸音と彼を求める言葉だけ.　 )　　.. 駄目だった ..　最近は観てなかったんだけど 、 (　抱き締められていることによってより近くで彼の匂いを感じ 、 不思議といつもより速く気持ちが落ち着く.　けれど先程までの悪夢の余韻は中々払拭できず 、 微かに震えながら彼の首元に顔を埋めて.　)




((　ベネット君本当にお利口なわんちゃんのようで可愛らしいですし ..　！ 個人的にはドーベルマンに近い何かを感じます ..　！( )
両片思いですよね ..　でもお互い離れられないのはわかっていそう ..　切ない ..　！

……深呼吸、ゆっくりなさって下さい。

( 顔を埋める相手の背を擦り、尚も抱きしめながら発せられる言葉を静かに聞いている。
体調不良も相まって、夢見が悪くなっていたのかもしれないと冷静に考えれば、一緒に寝ていて良かったと肩の力を抜いた。
自分もしばしば悪夢を見る事はあるが、主のものは余計に酷い。目を瞑って、あの日少しばかり目を離してしまった自分を恨むと同時に、相手の不安を拭うように優しく上記を述べる。 )

…少しは、落ち着けますか？

( ゆっくりと上体を倒し、相手へ腕枕をするような体勢になれば、再度布団を優しく掛け その綺麗な目元の汗を拭った。)


(／ ドーベルマン！確かにピッタリですね…
顔は険しいけれど、嬉しいことがあれば尻尾をブンブン振ってそうです←
そして、それを飼い慣らして甘やかしてくれるレインさん、良いです…*

また、いくつか展開を行ってから、そのようなシナリオも考えていきたいです！楽しみです…！ )

ん ..　、 (　彼の言葉で浅い呼吸をしていたことに漸く気付いては 、 徐々に耳に響いていた鼓動音も聞こえなくなっていく.　大分正気に戻れた様だ 、 と細くため息を付いた.　)
ん 、 落ち着く.　　.. 取って欲しい訳じゃないけど 、 俺より君の瞳の方が綺麗だ .　(　新緑の様な深緑の優しい色.　眼を奪う様な野蛮な奴にはわからないのだろう 、 瞳は血が通っている時こそ一番綺麗だと言うことを.　不意に涙を溜めていた自身の瞳を細めて微笑んだ.　どう受け取って貰っても構わない 、 と無意識に言葉を綴る.　" 君を 、 愛してるよ. "　)



(( すごく怖そうだったり強そうな人が 、 わんちゃんみたいに尻尾振ってご機嫌なのめっちゃ可愛いなと思うんですよね ..
レインは甘やかすの好きなのでめっちゃ甘やかします ..　
そうですね 、 色々シナリオ考えるの楽しいです 、 ！
何かの拍子で牢屋とか閉じた場所に入れられちゃうベネット君が 、 暗闇を怖がっている時に一目散にレインが助けに来て優しく介抱してあげるとか如何でしょう 、 ！
色々考えるとキリがないですね 、 (　苦笑　)