翼刃戦争【3l/SF/戦闘/シリアス、ストーリー】

>晴さん

ははっ、晴さんも美人さんですよ～。(腰のポケットから出された缶ジュースを見、「わ～、ありがとうございます～」と答えながら受けとり)

>山吹

ううん、違うわよ
(首を横に振って否定すれば「霊力は術を使うための力よ、術は私の母に教えてくれたってことよ？」と彼女なりに簡単に説明し「貴方も特訓次第では簡単な術くらいは使えるかもしれないわ」と言ってきて)

>井中蛙

あら、このまま寝たら風邪引いちゃうわよ？
(いつも着ている漢服ではなく私服代わりなのか白いワイシャツとジーパンを着ていては霊力を人間並みに隠して歩いていると木に寄りかかって座っている相手を見つけて声をかけてきて)

>イサギ

んじゃー、とりあえず後は頼みましたよー。いい報告をお待ちしておりますねー？(通信機をピッと切り、後の事は隊長となる男に託して。)

>井中蛙

…あはは。相変わらずですね井中蛙さん。毎度毎度有難うございますねー。で、妖怪誘導実験ですか…ふむ。資料かなにかはお持ちでしょうか？
(沢山の妖を集めるのに"人"の力ではやはり時間が掛ってしまう事がある。それは個々の能力だけではなく、状況なども含まれていて。誘導し、それを一掃できるものがあればと考えていたがさすがは機械が得意な彼女。ふむ、と興味ありげに首を傾げ尋ね。)

>芽唯
頂上の景色は周りを見渡せるからね(木を見ながらまばたきをいくらかし、それから芽唯の方へ向き直り「君もここによく来るの？」と聞き)
>秋
フルーツの味だよ飲んでからのお楽しみ(褒められて大いに照れたのか頬を少し指で掻いて笑い「いつになったら、この戦いは終わるんだろう…」ソファ越しにテレビから流れるニュースを見て呟き)
>キュウビ
それはそうなんですけど…一応って言葉がひっかかっちゃって…(なははと苦笑いし己の後ろの髪を触って「へえ…訓練次第ですか」)

キュウビ>>

ん…

(声をかけられ思わず瞼を開いた先にいたのは同じ人間とは思えないほどの綺麗さと妖艶さを併せ持った金髪の美女。そんな美女に対しての井中蛙の第一声は、｢そんな涼しそうな格好してるアナタには言われたくないけど。｣と先程キュウビに言われたことに対する皮肉を込めた返答で。)



来栖>>

ありますよー。

(と、自分の隣で待機中の、厚めのファイルを何冊か持たせている『お姉ちゃん』を一瞥し、｢とりあえず中入っていいですか？｣と執務室の中にいる来栖に確認をとり。)

山吹>>

別に。ただ調べものしてたら、ワタシにとって興味があるものがここにあったから来ただけ。

(妖怪のサンプルを集めに来たとは言えないため、曖昧な返答で答え。加えて、木を見る様が自然に愛着を持っているかのように見えて、｢その様子だと、アナタはここによく来るようね｣と聞き返し。)

>山吹

そうですか、でも疑問を持つのは大事ですよ
(こちらも優しく微笑んではそう言うと「ええ、妖程ではないものの人間は霊力があるのですよ。だから訓練次第で簡単な術くらいは出来るはずよ」と頷いてそう言い)

>井中蛙

あら、言い返されちゃった
(相手に冷たい反応にも関わらず口に手を添えて優雅にふふっと笑ってそう言うと「風邪を引かなくても妖にイタズラされちゃうわよ？」と相手の顔を見ながらニッコリ微笑んで言ってきて)

>芽唯
調べ物か…大変だな。(白衣を見るからに研究職なんだろうなあ研究者の実体は自分の好きな実験を好きなようにはさせて貰えない給料が貰えないからと言う言葉を思い出しつつ「うん。子供の頃から落ち着きたいとき悩んだときに来てた」と頷いて)
>キュウビ
爆発…とか回復とか、身体の疲労をどうにかするとか(先ほどのキュウビの技を見て思いつけるものは出していって)

山吹 美晴>
部下:ええ。ですが二人の方がこの陰謀を暴いたとされています(崩れかけたプラットフォームまで来ると探知機を取り出し小さなモニターを見ると「丁度中央部ですね。反応があるのは」と言いモニターには微かに何かの反応を探知し)

秋>
これみんな報告さ。小競り合いの(件数から見て相当の数であり人的被害が出てないだけマシと思えばマシだがこうも次々と報告が入って来ると頭痛の種となり「機甲翼を見掛けても仕掛けないようにね」と忠告し)

キュウビ>
……キュウビさんは知ってるんですか？叔父と母さんの事を(話には聞いた事があり幻冬戦争から中立としての立場を貫き更には魄翼戦争でも居たとの噂がありもしかすれば自分の叔父や母の話が聞けると思い尋ね)

芽唯>
………(遠くから双眼鏡で覗き機甲翼のメンバーは代表以外は全て把握しており何をしているのかと思い「こんなとこに機甲翼が……部下はいないが、何をする気だ？」と既に性格が変わっておりこのまま行くのは色々と不都合がある為に中腹に降り立ち歩き)

>天槻
二人…とは(伝説になってしまった男と火垂、もしくは義母の先生と学友のどちらか知らずに思わず聞いて「中央部…かつての」探知機を覗き込み、翼刃を握りしめ中央部を目指し始め)

>崔臥

ええ、勿論知っておりますよ
(コクりと頷いては「櫂斗とは一回ぐらい戦ったけどその時から強かったわね～・・・後、火垂ちゃんの幼い頃は櫂斗にベッタリとくっついていていたわね」と思い出に浸るようにそう言ってきて)

キュウビ>>

…モルモットなんかにイタズラされる趣味はない。

(『妖』。自分にとっては検体でありかつ因縁を持つ存在。そんな存在に『イタズラ』を強制される、という1種の『冗談』にカチンときたのか、相手の穏和な態度に反して、反抗的な睨むような表情で言い返し。)


山吹>>

ふぅん………、ってことは今回も何か悩み抱えてきたってこと？

(『悩み』という単語に反応し、未だに眠たそうな、しかしながら少し憂いも灯ったような眼で山吹に問いかけ。)

崔臥>>

(崔臥が自らの存在に気付いたことを感づくこともなく座っていると、オレンジヘアーに隠れたヘッドホンに反応があったのか眠たげな眼が少し開き、｢さっすが『お姉ちゃん』。｣と嬉しそうに呟き。)

>晴さん

んー……何の味でしょう？(こてっと首をかしげてみれば後から飲もう、と思い近くにあった机に置き。晴の言葉に自分もテレビに目線を向け、「先が見えないですよね～」などとあまり気にしていないような口調で)

>天槻さん

……代表さんも大変ですねぇ。(他人事の様に言い、もう一度書類の山に目を向け天槻さんの頭痛の元はこれかな、と考え。「僕、怪我するの嫌ですから」とどちらとも言えない返事をすると)

>井中蛙

…ああ、そうですね。とりあえずお入りくださいませ。(常に扉付近に立つ側近の彼女らに掌を返し、開けてください、と頼み大扉を開けていき。)

来栖>>

失礼しまーす

(開けられた扉を抜けファイルを持たせている『お姉ちゃん』と一緒に真っ直ぐ来栖のもとへ向かいながら、再び話だし)

こちらがその資料です。えーと、中身はプレ実験の結果と本実験で使う予定の機材やら薬品やらですが…、本実験のあらまし含め簡単に説明しましょうか？

>井中蛙

あらあら、そんなに怒らないでよ
(相手からの反抗的な態度に臆することなく常ににこやかだが「でもモルモットっていう言い方はないかな？」と少し困った顔してはそう言ってきて)

キュウビ>>

取り消す気はない。………けど、睨む相手は間違えたかも。

(反抗的な態度を前にしてもなお穏和な態度を崩さない相手の反応に少し冷静さを取り戻したのか、発言こそ取り消しはしないものの目の前にいる女性にその怒りをぶつけるべきではなかったと反省し、目を伏せがちに「ごめんなさい｣と素直に謝り。)

>キュウビ
そうですね…術の基礎訓練をしていただけませんか？(ううんと考え込むように腕を組み、まず何か技を習う前に教えて貰えるように頼むこと、そして基礎を習おうと思い深く頭を下げて)
>芽唯
実は化学の勉強がね…(憂いのある瞳で見られれば聞いてくれるのかなと考えつつ。内戦でろくな教育を受けていないため自分と同じくらい努力をしている日本の教育を受けた学生よりも勉学に努力を続けた日々が足りないため習熟度が低く。民間人であれば翼刃の悩みはあまり言わないほうが良いため。話し)
>秋
(にっこりと笑い、おそらく飲めばリンゴの味がするだろうがそれはそれとして。「あんまり気にしてないみたいですね」ちなみになぜ？と問うてみて)

山吹 美晴>
部下:櫂斗さんと、確か西条瑠璃…さんだったかな(それに火垂の三人でここの調査に入り非人道的な実験と陰謀を暴きそれを世界に発信した為にここは海の藻屑の他に妖に呪われし地として有名になり、用がある者以外は誰も近寄らない事になっており「まあ、好き好んで此処に来る人は居ませんよ」苦笑いを浮かべ)

キュウビ>
え？そうだったんですか(櫂斗の強さは分かっていたが火垂の幼少期の頃は知らずまさかべったりだったとは思わず「血は繋がっていなかったけど、家族同然だったからね」と何かを思い出したのか笑みが浮かび)

芽唯>
あのまま近付いたら……ヤバかったな(勘は鋭い程ではないが身の危険は誰よりも敏感で今のは「これ以上近付いたら命は取らないにしろそれ相応の覚悟はしてね」と女性の声のような警告で相手の翼刃はそれほどまでなのかと思いつつ山を登り)

秋>
うん。とりあえず報告書だけは書かないでね(書類の山は既に機甲翼との小競り合いについての報告書でまたしても頭痛がするとなれば溜め息しか出ず「後、寝るのは良いけど…自分の部屋でね」と付け足すように言い)

>天槻
義母さんの先生と友達の師匠…(静次郎も何度か本部へ密偵として入りアジア支部の幹部クラスの人間に報告したりなどということを思いだしながら相手の言葉に同意して中央部に到達し「反応の元は…」辺りを見回し始め)

山吹>>

化学？え、なに、嫌いなの？何が？どのあたりが？いつから？何故？誰のせいで？どのようにして？

(自身の興味のある『化学』という言葉に食い付き、先程と打って変わって目を開いて山吹に迫るように矢継ぎ早に5W1Hで質問し出し。)

崔臥>>

(今の自分の発言に崔臥がそれほど警戒させることになっているとは微塵も思ってない彼女は、依然として嬉しそうにしながら座り続け。彼女がイヤホンから得た情報、それは彼女が扱う『お姉ちゃん』が何かしらの妖怪を捕らえたという情報であった。そんな『お姉ちゃん』がこちらに戻るはずなので、彼女は嬉々としながら待ち続けいるのだ。そうして崔臥のいる所とは違う方向にある人の背丈以上はある茂みを彼女は見続けていると、その先からゴソゴソと茂みが揺れ始め。)