もうひとりじゃないよ【ｇｌかｎｌ】

あのね〜、いくら誰もいなくたって…私がいるのよ？ラブライブ優勝はしなきゃなのよ
（顔をそらす相手が反省してるので許してやろうかななんて、子供じみた事をしているよな自分はなんて考えながら、切り替えるように遅くいなくても自分は絶対来るし、今年が最後の高校生活で皆で目標を立てたラブライブ優勝は、人数が多くても少なくても出来ることをすると言う、人一倍考えているつもりなので、ふんと鼻を鳴らしながら先輩風を吹かせてみては「あ、絵里達なら今日は来れないらしいわよ？何かことり達と衣装について話すとか」と思い出したかの様に手を叩くと、朝に言われたことを思い出しながら、指を立てて話）

えーっ…そんなの穂乃果聞いてないよ？（ことりとは生徒会の仕事で途中まで一緒だったのだが、帰り際にもただ用事があるとしか聞いておらずそんな話しは聞いておらず、衣装のことには疎い自分が仮にその場に居たとしても何か役に立てるかと言われると怪しいところではあったものの誘われなかったことに少し不満そうに頬を膨らませていて

何？ヤキモチ？
（不満が丸見えの相手の頬の膨らみにクスリと笑いながら、面白いかもなんて思ってしまうも誘われなかったのは自分もなんだけど、相手のようには思わないなと思い、からかうように相手に発言すると自分もセンスなんて微塵もないと思うし、選んでもスルーされるのは目に見えてるので、何も言わずにして「ねぇ、私といるのは嫌なの？」と流石にそのまま不満にさせるのは嫌だなと思い、自分との一対一は嫌なのかと相手に問いかけてみると、この珍しい対面なんだしそれはことりの方に行くよねと考えているようで）

えっ？ううん、そんなことないよー（少し拗ねたような表情のままでいると、不意に自分と一緒に居るのが嫌なのかという相手の言葉が聞こえてきて、相手も自分にとっては大事な仲間であるのだからもちろんそんな筈はなく、むしろ何故そんな質問をされるのかがわからないといった様子でキョトンとした表情を浮かべながら小首傾げ｢ねぇねぇ、それよりにこちゃん暇だよねっ？これから遊びに行こうよ｣練習しようにも二人では出来ることにも限度があり、時間的にもそろそろ学校を出なくてはいけなくなってしまっていて、こんな時間まで一人で部室に居る相手に半ばそう決めつけるように言ってはただ真っ直ぐ帰るのも暇なため誘ってみて

だって…凄い子供のように拗ねてるじゃない？
（キョトンとしている相手を見るなり、先程の様子について指摘をしていくと首をかしげながら質問をしていけば、自分は相手といるのは珍しい事もあるしいてもいいかなとか考える程なのに、相手と来たら拗ねているのだから、そんなことないと言われてもななんて考えてしまい「暇と言えば暇だけど…買い物もあるのよね〜。穂乃果は暇なんでしょ？帰ってきたら何してるか知らないけど研究とかしてないのね」相手の誘いには嬉しそうにしたものの、思い返してしまったのか考え込むように話して行くと、相手はラブライブの為に研究はしていないのかなと思いながら、小さく視線をそらし）

穂乃果がそういうの出来ると思う…？でもそっかー、よく考えたらこころちゃん達が家で待ってるもんね（まず研究といわれても自身は他のスクールアイドルを見ても皆すごいなーという感想は出てきてもそれをラブライブ優勝の為にどう活かすかという発想はまず浮かぶはずもなくて。何も考えずに誘ったはいいものの相手にはまだ幼い弟妹がいてその世話で大変だということを思い出してポンと手を打ち、それならば無理に誘ってもいけないなと考え｢それじゃあ穂乃果がにこちゃんの家に遊びに行こう！｣少し考えた後に自身が相手の家に行けばいいんだ、なんて相手が絶対迷惑がりそうな単純な発想をしては此方はすっかり乗り気で

…出来るとは思わないけど見るだけで違うのよ、ほらA-RISE見たら一目瞭然よ
（言わなくても分かっていたが、見るだけで何処がどう違ってるのか位は判断できるようにして欲しいなと考えながら、自分の意見を話してしまっていて遊びに行くとしても、こころ達もいるし長々と過ごしていたら可哀想というよりも、姉として大きな責任になる為、容易ではないとだけ知らせておき「え？私の家に…掃除とかする暇なかったし…もう、私の部屋でいいか」といきなりの発言に驚いてしまい、思えば周りはあまり掃除とか出来てなかったなと思いながら、自分の部屋でいいかなんて思いながら一足先に歩いていき）

A-RISEは…うん、すごいよねぇ。でも穂乃果たちは勝つよ！μ'ｓにはにこちゃんがそして皆が居るんだもん、だから絶対負けない！（ラブライブ優勝に向けて一番の強敵となるであろうスクールアイドルの姿を思い浮かべれば考えれば考える程にため息が出てしまうぐらい強大な壁で、しかしかといって決して弱気にはならず、自分には相手を含めて最高の仲間たちがいて、皆の力を合わせればその壁も絶対に越えていけると根拠はないものの力一杯に断言をして｢…あはは、やっぱり駄目だよね～…って、いいの！？やったー！｣相手のことだから絶対に勝手にきめるんじゃないわよとか悪態をついてくるとばかり思っていたため、まさかここまであっさり許可をされるとはと驚いていて

そういうなら、たまには鑑賞するだけで良いから見ておきなさいよね
（断言される言葉に流石相手らしいと言ったところかと我ながら、少し憧れるよななんて思いながら肩をぽんと叩くと、軽く微笑みながら鑑賞だけでもしておいてと話してみては、やる気にさせたのだから絶対優勝しなきゃと言う意識が生まれ「本当ならダメとか言いたかったんだけど…後輩以前に、あんたにはとても感謝してるから」と驚いている相手にキョトンとすると、普段ならダメだとか言って帰らせていたが、今回だけ感謝しているから招き入れてもいいかなと思ったようで）

…にこちゃん、大丈夫？もしかして熱でもあるんじゃっ…（いくら己が他者の感情などに疎いとはいえ、あまりにも素直な感謝という似合わない言葉を相手の口から聞けば流石にどこかおかしいと感じてしまい、慌てて相手とおでこをくっつけるようにして熱がないか確かめるようにして

そうそう、熱はあ…って！無いわよ、何言ってんの
（額がくっつく前に思わず自分の意志というわけでは無かったが、似合わない言葉を発言してしまい自分の中でも驚いてしまうと、額がくっつくとようやく気付き赤くしながら相手を無理矢理でも引き剥がそうと試みて、相手の肩に手を置いて押していくとこれは、とりあえず何か言っておかないと聞いてくれないのかと思い「穂乃果…前に私の家に来たでしょ？だから、少し話したいのよ」と今思いついた理由を話して行くと、仕返しと言わんばかりに額をくっつけに掛かるとムッとして）

むむむ…よくわかんないけど行こっか、遅くなるとこころちゃん達も心配するだろうし（話しならば別にわざわざ家に行かなくても出来るのではと考え、相手の口にした理由については若干の違和感を感じながらも、くっつけ合ったおでこ同士でぐいぐい押し合いながらもそのことについては敢えて深くは追求せずにいて、こうしていてもどんどん帰りが遅くなる一方なのでとりあえず学校を出ようと相手へと提案をし

そうね…早めに出て買い物して私の家ってことで
（押しあった額に自業自得と言わんばかりに額を抑えると、相手の提案に早めに出て上げないとこころ達に迷惑掛けてしまうため買い物も済ませて家に帰るかとつぶやいた後、背伸びしながら部室を出ようと一足先に出ていこうとしては、振り向いて「穂乃果、今日はご飯食べていきなさいよ。どうせ、暇でしょ？」と早く来いとは言わず夕飯について相手に提案すると、理由はついでに夕飯も済ませてしまおうと言う理由だけなので、深い理由はないようで）

えっ、いいの！？じゃあお母さんに夕飯いらないって連絡しちゃおっと（相手からの申し出は予想外のものであったが彼女の料理の腕に関しては一流であることを知っているため、嬉しくなって期待に胸を膨らませながらウキウキした気分でポケットから携帯を取り出してはメールの送信をするべく操作をし｢よし、これでオッケー。じゃあ行こっか｣少ししてメールの送信が終わり、相手の隣に追いついて微笑み

えぇ、今日はママが帰ってこないのよね
（期待されてるのかとわかると、普段からしてこれくらいが取り柄と行ったほうがよさそうだと感じながら、メールを送った相手が隣に来たのがわかると笑を返しながら、今日は親も居なくてあまりが出るというのもあったので、相手なら美味しく頂いてくれるだろうと思ったようで｢思えば…穂乃果って私の手料理食べたことあったっけ？｣と思い返して見ると相手に手料理だなんて、ご馳走してあげたことなんてあったかなと思い、首をかしげながら質問して）

えっ？やだなぁ、にこちゃんったら。夏の合宿で海に行った時に皆の夕ご飯作ってくれたじゃん（相手の手料理と言えばこの前の夏の合宿の時に家には家事をしてくれるお手伝いさんが居るから料理なんてしたことなんてないなんて言いながらも妙に手際良く料理をしていたことが記憶に新しく、結局はお手伝いさんが居るという話し自体は嘘だったと後になってわかったのだが、とにかくその時のことを相手は覚えていてはいないのだろうかと苦笑浮かべながら緩く首を傾げて問いかけて

それは、皆もいたからよ？個人で食べさせたことよ…聞いてるのは
(確かに合宿では嘘ついてまでも作った事はあるし、覚えているのは当たり前なのだが、それではなく相手に自分一人の実力で相手に食べさせたことなんてあったのかどうかを聞こうとしては、嘘をついたのを気にして着始めた証拠に視線をそらしながら尋ねてみると、もしもなかったらその時はとびっきりの美味しい料理を作ってやろうと考えているようで)

なるほど…そういうことなら確かにないよね！（相手の質問の意図を言われてようやく理解すれば納得してコクコクと頷いてみせて、そもそもこうして相手と二人きりという状態事態が珍しいことだなと考えれば何となく楽しみに思えてきて、そんな会話の中で何故か此方の顔を見ようとせずに視線を外したままの相手に｢にこちゃん、どうしたの？｣と、キョトンとした表情浮かべながら問いかけて

だから、沢山食べさせてあげるわ！どうせ、大食いなんでしょ？
(相手と二人きりなんて滅多にどころかあったのかなと記憶が薄れちゃう程に考えてるようで、最低でも凛とかと一緒に楽しく過ごしたりしていたので、相手のお腹を見て相手の顔に視線を向けるとニヤニヤしながら相手の事だから沢山食べるのだろうと尋ねながら、ダイエットの時の相手を思い出して「いや、その…合宿のときのことを思い出した…にこ〜」と問いかけられるとは思わず肩をはねらせると、自分お得意のポーズをしながら大きく視線をそらし、あの日は軽くトラウマになったようで)

それは嬉しいけど…大食いって言い方はあんまり嬉しくないよー（相手の美味しい手料理を沢山食べられるというのは素直に嬉しく思うのだが、仮にも女性である己としては大食いという表現に関しては流石に少し複雑に思う部分もあって、以前ダイエットに苦しんだことも記憶に新しい身としては少々意地悪な言い方では無いだろうかと考えれば相手をジトッとした目で見つめて｢合宿の時のことって…？｣合宿のことを思い出して何故そんなにも気まずそうなのかは全く理解が出来ず、相変わらず不思議そうな表情を浮かべていて