主 2013-09-08 00:16:02 |
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亮
キツ…(校門に着くなり頭をかきながら一言呟くと「おはようごさいまーす」と先生にあいさつをすれば特に何も無かったように教室へ入り)
私の準備くらい整っていることは知っているわ。
それによりも貴方の準備のほうの心配をしなさい。
(社長との商談はなかなか好印象を与えられたので良い結果となり気分もホクホクの状態で車に乗り込み彼からかけられた言葉にそう返す。己の準備はいい、それよりも彼の準備だ、今の格好のままでは困る。仮にも黒月財閥の代表として参加してもらうのだ、服装もそれなりにしてもらわなければという思想の元から導き出された言葉だった)
>黒川玲
惇来
セーフ!
(と言いながらこちらも教室に入る。周りとおはようなど挨拶を交わし席につく。何もないように振る舞っているが内心色んな意味でドキドキしており)
瑠璃様
そうでしたね、申し訳ありません
(今回は執事としてではなく、黒月家として行くのだ。やはり気を付けなければいけないと言えば服装であり先程の電話にかけ自分のも頼んで。屋敷につくと「瑠璃様、あまりお時間はありませんので」と催促の言葉をかけ自分も早めに支度をする
いいえ、少しは自分のことに気にかけなさい。
(申し訳ないと謝る相手に気にしていないといったような表情でそういうと、やがて屋敷にたどり着き執事に即させるように車を降りてから早足で屋敷に戻ると己の準備を担当するメイドが己のそばによりメイドと共にパーティー用の瑠璃が着替えるときに使う部屋へと案内されてメイドたちがせわしなく瑠璃の着替えや化粧など身支度を始める)
瑠璃様
(彼女に比べ身支度が早く終わり、今回のパーティーに参加するメンバーを頭の中に入れる。結構有名どころが揃っているななんて思いながら彼女が着替えるのを待っており
(彼に比べて女性の身支度は時間がかかるがメイドたちの懸命な働きにより幾分か早く着替え終わる。彼女の服装はお気に入りの金糸で薔薇の刺繍が施されている瑠璃色のロングドレスに胸元には彼女の名を示す大きいサイズのラピスラズリがあつらえたネックレスをしており、髪は赤を基調とした和風の髪留めでかみをゆいあげ、きちんと化粧を施されるとメイドたちにパーティー用に使う可愛いデザインのバックを選ぶ靴も普段履きなれた靴から白いピンヒールへと履き替えると彼が待っているであろうと予測を立てながらヒールの音を出しながら彼の元へと戻ってくる)
>黒川玲
瑠璃様
(待っているとヒールの音がこちらに向かってくる。すると、何かを言おうと思っていたのだがあまりにも綺麗であったので忘れてしまい。とりあえず車に乗るが普段なら使用人と主人と分けてあるが特別今回は例外として一緒のところに乗って。会場に着くと先に降り手を差し伸べ「行きましょうか、瑠璃様。それと今回はパートナーですので大変恐縮ながら瑠璃と呼ばせて頂きます」と先ほどと言おうとしたことを思い出して
(彼の元へ戻ると、いつもの服を着替えてきっちりした印象を与える服装に思わず見惚れてしまうがすぐにいつもの表情を浮かべると車へと移動し通常ならば分けてすわるところ今回は例外なので一緒に座る。やがて会場へとたどり着くと先に彼が降りて己に手をさし伸ばされるので躊躇なく彼の手をにぎり車から降りる「そんなの気にしなくて良いわ。」と述べられた言葉に気にしていないような表情で微笑む)
>黒川玲
亮
あ、亮お前遅刻してねーんだ(教室に入ってきた相手にすぐに気づくと指差して声掛けると思い出したように袋を手に取ると「ん、昨日の甚平」と押しつけて)
瑠璃様
ありがとうございます
(とお礼をする。品の良いパーティーだと思っていたのだがなかにはあまり良い噂を聞かない会社もある。となるとより一層気を張らないといけない。「瑠璃、今日は少し面倒な会社もありますので」と苦笑して。やはり呼び捨てなどと思いつつもしょうがないと決めつけており
惇来
誰かと違って速いからな
(と少し嫌味を交えて話す、自分が思ってたよりも案外普通に話すんだなと心の中ではホッとしていたりそうではなかったりであり。甚平を押し付けられると「おっ、おう」と受け取って
…ねぇ、私と話すときだけでいいからその敬語、はずしてくれない?
(己のことを呼び捨てする相手に新鮮な気持ちがわきあがるのをかんじながらいつもいつも敬語口調で接する相手にこういうときだけ本来の口調を聞きたいとそう問いかける。「わかったわ。そういう会社を相手にする場合は教えてね。」とこちらとしても粗相はなるべく避けなければならない、なぜならば黒月財閥の代表としてきているからであり己の行動ひとつで評価に大きく左右するからである)
>黒川玲
亮
ばかにすんなコノヤロー(少しカチンときたのか喧嘩腰で言えば舌打ちをして。受け取ったのか分かると「んじゃ。そんだけだからな」と無愛想に言えば机に俯せになり)
瑠璃
了解しました
(と言われたはずなのにまたもや敬語で話してしまう。教えてねと言われた時には「あぁ、教える。なるべくは接触しないように気をつけるが」と微笑んでやはり慣れませんねと呟き。会場の中にはいると豪華なシャンデリアがいくつもと自分にはあまりなれない環境であり)
惇来
お、おう
(けんか腰になっていつも通り喧嘩が起こって逃げるみたいなパターンなのだが、意外にも机に戻ると予想外であり、自分も仕方なく席につく
…なんだか新鮮ね。
(敬語をはずして接する相手にいつもならば有り得ない口調なのでこれが相手の素の口調だと思うと同じ人なのに違って見えるのか胸の高鳴りを覚え相手の言葉にそう返しながら会場内へと入り豪華な装いに有名人がちらほら見える中でいつものパーティーの光景と割り切る)
>黒川玲
瑠璃
瑠璃、ご挨拶したいと
(と言ってきたのがIT会社の社長であり、結構儲かっているらしい将来の日本を背負って行くとかそうではないとか。「こんばんわ」と今度は品のいい女性が話しかけてきたりと周りがこちらに集中し始め
ええ。
(相手の言葉にそう頷くと己の周りに集まってきた人達を分け隔てなく接する態度だが愛想笑いを浮かべている時点で彼女にとって交渉や打ち合わせと代わりがないことを示していて)
>黒川玲
瑠璃
(やはり愛想笑いかと苦笑をする。たまには普通の笑みを見せても良いのではと思うのだが黒月家という枷があるのかと考える。当然のように自分にも質問がくる、しかも相手は黒月家となるとより一層話題があり適当に「彼女の家の会社の下っ端として働いてるだけですよ、今日は偶然です」とこちらも愛想笑いで
(そう、本来ならばこういう場合は普通の笑みを浮かべるべきなのだろうだかそれをしないのは無意識に黒月家に傷をつかないようにという鎖が彼女の行動を思い通りに動くことをよしとはしない。なんて考えていると噂好きな女性から彼との関係を聞かれて「先ほど彼が申したとおりにここであったのは偶然ですし彼と個人的な付き合いはありません」と主人と執事の関係を隠すように彼とは何もないことをアピールする。それによって彼女を狙う男共の心が動かされたことに気づかずにー)
>黒川玲
瑠璃
(黒月家としての言葉としてはなにも間違っていない、どちらかというと模範回答並みだが黒月瑠璃と一人の女性としては間違いである。それが引き金となったのか多くの男たちが彼女を借りていいかなどとほざく。なんともイライラするが抑えきれず少しだけイライラした雰囲気を出してしまった。しかし気づいたのはいつも一緒にいる彼女くらいだろうと
(己が述べたのは模範的な解答、黒月家の人間としては決して間違ってはいないのだが黒月瑠璃という個人としては間違った解答である。本当ならば声を大にして言いたい、彼こそ自分の思い人であり唯一愛している人なのだと。だけれどそれは決して表には出してはいけない感情であり己の胸の奥底へとしまっておくべき感情である。そして己の発言が引き金となり己を借りていいかどうか男共がいってきたのでそれをやんわりと断りをいれているとふと隣にいた相手の雰囲気が先ほどよりもイライラしている雰囲気に変わったことを一番に感じ取ると「…玲、少し頭を冷やしてきなさい。」と他の人間に悟られるまいと相手のこっそりとそう告げる)
>黒川玲
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