榊香音 2013-04-13 15:29:38 |
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(相手と同じ学年で己の先輩。其の先輩に睨まれて怖くなり、俯いて相手と距離を取って歩いていると一旦手を離して亦手を、先程よりも強く握られれば先輩達の事を忘れて自然と笑みが浮かび。玄関に着いて手を離す相手に名残惜しさが残りつつも下駄箱に靴を押し込んで、
...あんまあんなの気にするなよ。俺は香音だけのなんだから。何ならあの場でキスでもしといて彼奴らに見せ付けときゃ良かったな。
(指定のスリッパに履き替えれば彼女の元へ。まだ先程の事を気にしているだろうと思い、頭をポンポンと撫でで遣りながら述べて。彼女の教室まで送ろうと思うと頭から手を離して、その手で手を握り。足を進め彼女の教室へと向かって)
...なら今日の集会の時に皆の前でキスして、?
(今日の朝、全校生徒集まって体育館で集会がある。相手の言葉を聞いて、冗談を云い、嬉しそうに顔を綻び乍繋いで無い手で相手の唇をぷに、と。足は二人とも己のクラスに向かっていて、送ってくれるんだなぁ、と勝手に思えば笑みを溢して、
(彼女の発言に目を丸くさせると驚いた表情をして。どうせ冗談だろうとも思ったが彼女の言った通り集会の時にしようかとも考えたり。そうした方が彼女に言い寄る者はいないだろう。もちろん己にも。そうした方がどちらにも効率がいい話。「んじゃ、やろっか。集会で。」 と、横目で彼女を見ながら微笑んで。もう少しで彼女の教室に着く。彼女の教室が近付いてくると握っている手の力を強め)
(何やら横目で微笑む相手にきょとん、とし、言葉を聞いて、「ほ、本気じゃないよね、?嘘付いたんだよね、?」と何度も相手に同じ事を聞き。己の教室が見え、友達やら何やらギャラリ‐が多く。強く握られればふにゃり、と笑みを溢して、此方も力を少しだけ入れて。
ん?嘘じゃねぇよ...香音が嫌ならしないけどな。
(平然とした表情で答えると気持ち悪いくらいの満面の笑みを溢して。彼女の教室が見えると、もう着いたのかとか思いながら。そんな事を思っている内に彼女の教室の前に着いて。彼女から手を離すと、また後でな。とか言いながら最後に頭をポンとして遣り。そうすると彼女に背を向け自分の教室へと足を向けて歩き始め)
...嫌じゃない...よ、
(恥ずかしいのか、俯き乍そう云えばもう教室に。頭を撫でられ、顔が綻んで手を離されれば名残惜しくも「ん、また後でね、」とばいばいして。ドアを開けて教室に入れば痛い視線が突き刺さり。息を一つ漏らして机へと向かえばある女の子が己の前に立ち。「...あんた付き合ってんの、?侑哉クンと。悪いけど私の方が侑哉クンの事好きなんだから、」と鋭い視線を送られ乍も誤魔化す様に苦笑いすれば、女の子はスル‐して椅子に座り、
(彼女の答えに顔が綻び。全校生徒の前となると緊張すると思うが、ここは彼女の為。そして己の為に頑張ろうと。彼女と別れると懈そうに己の教室へと向かう通路を歩いていき。教室へ着くと、ふぅと息を吐いて自席へと吐いて。教室の中はまだクラスの半分しか来ていない。まだ時間がある事を確認すると机に突っ伏し目を綴じて)
(やはり彼は人気者だな、と呑気に妄想すれば欠伸を一つ漏らして鞄からパックの苺ミルクを取り出してストロ‐を刺し、ちゅ‐と吸い込めば満足そうな笑みを溢して。己の席は窓際一番後ろ。飲み乍怠そうに登校する生徒を見て、皆大変そうだなぁ...、と思えば苺ミルク片手に机に突っ伏し、腕に顎をちょん、と乗っけては、
(目を瞑っていると見知らぬ間に寝ており。クラスの人達が教室に段々入って来たからか、ガヤガヤとしてきて。その煩さに目が覚めると欠伸を咬み殺し。どうして己はもう一年前に生まれて来なかったのだろうか。そうしたら彼女と同じ教室になり、一緒に居れるかもしれないだろうに。そんな事を思うと軽く息を吐いて)
(担任が来るまで未だ時間が有る。大変暇だった為に携帯を取り出し、頬杖を付いて画面に指を格好付けてスライドさせたり←。宛先人はやはり彼。彼だけ御気に入りの着信音になるように設定。"暇。"とだけわざと送り。送信が出来たのを確認すればふにゃり、と笑みを溢して、
(突っ伏していた顔を重そうにゆっくり上げると椅子の腰掛けに凭れ。ポケットの中から何やら振動が。何かと思い手を入れてみるとケータイのバイブで。己は普段、学校の時は年中バイブ。音を鳴るように設定するのは学校が休みの日だけ。誰から来たのか分からない儘、宛先人も見ずメールを開けて。開けると、暇。しかない文字。宛先人を見ると、彼女で。何て送ろうと頭を悩ませると、頬杖をついて。慣れた手付きで、俺も暇。とだけ送り。彼女から何と返事が来るか密かに楽しみにして)
(頬杖を付いて怠そうにガヤガヤと煩い教室に溜め息を一つ。すると好きな音楽が携帯から流れ、嬉しそうに受信メ‐ルを見ればやはり彼で己と同じ様な文面で笑みを溢しては、"何かね、視線が突き刺さって痛い、←"と送ればふふっ、と顔を綻ばせて。きっと携帯相手に此の人は何をヘラヘラしているのか、と皆若干引き気味であろう、
(メールを送れたのを確認すると一旦机に携帯を置いて。己の席は廊下側の一番後ろの席で。窓をスライドさせて開けると、廊下を覗いて。まだ時間があるからか、廊下も人で一杯の状態。そんな事をしていると再び携帯のバイブがメールを知らせて。慌てて文を見ると、一人苦笑い漏らして。集会までまだ時間あるし、それまで一緒に居るか?と文を書くと素早く送信して)
(ぐぐっ、と伸びをし乍息を一つ漏らして。携帯から音楽が流れ、急いで見ると一緒に居よう、という御誘いメ‐ル。嬉しくてついメ‐ルを送るのを忘れて携帯片手に相手のクラスに向かい、擦れ違う度に此方を皆見てきて、ふぅ、と溜め息を付けば立ち上がり、やはり相手のクラスへと。
(彼女からの返信を未だか未だか、と待って。携帯の画面をジッと見詰めて待っても見るが、画面は光らず。そしてメールを知らせる振動もなく。もしかしたら彼女は己と一緒に居るのが嫌なのか、等と思い始めて。そう不安が募ると再び机に突っ伏してボーっとしながら頭を休ませて)
(鼻歌歌い乍暫く歩くと相手のクラスに着き、ドアを開けて寄り掛かり、頭を突っ伏していう相手だからか、探しても中々見付けられず、携帯を出して"来ちゃった、"と送れば相変わらずキョロキョロと教室を見渡して。
(机に突っ伏していると握っていた携帯から何やら振動が来て。面倒そうにメールを開け、宛先人を見ると返信をずっと待っていた彼女からで。文を読むと、どうやら己の教室に来たみたいで。慌てて辺りを見渡すとドアに寄りかかっている彼女を見つけ。勝手に頬が緩むと急いで立ち上がり彼女の元へ。たどり着くと、わざわざ来らしてごめんな。と一言謝ると、お礼に頭を撫でて遣り)
(己の恋人らしき人物が携帯を弄っているので、直ぐに分かり。嬉しそうに寄り掛かり、待てば相手がメ‐ルを見たらしく、キョロキョロしている。クスクス笑えば慌てて此方に来て頭を撫でられ、「ん‐ん、侑哉に逢いたかったもん、」と撫で受けて。朝だというのに此の様な甘い会話を交すと忽ち相手のクラスの皆の顔が紅くなり、
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