榊香音 2013-04-13 15:29:38 |
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(彼女は己に告げると己の唇に自分の唇を近付けて来て、リップ音を鳴らして口付けを交わして。いきなりの事に頭が混乱して、彼女をジーッとと見据えてしまい。彼女が起き上がり、ベッドから離れると。己も一旦起き上がり、眠たそうに欠伸を漏らして)
(息を一つ漏らし、鞄から飴を取り出し封を切って口に放り込めば。「...今日ね、シチュー作ろうと思うの。シチュー食べたい人此の指止まれ、」と態とらしく大きな声で下手くそな音程を混ぜて云えば、人差し指を顔の前に出し、
(彼女からの誘いに嬉しくなり頬が緩んで。急いで立ち上がると彼女に近寄る。そして人差し指を顔の前で構えている彼女の指を己の指に絡ませて。止まった。と言えば目元緩ませ微笑んで)
(己の指に相手の指を絡まれ、目を細めて笑みを溢して。「止まられちゃった、」と云えば相手に凭れる様な形で頭をぽす、と腕に遣り、「ん、そだ。ス‐パ‐に寄らなきゃだから先に帰ってる、?」と頭を上げて相手見上げては小首を傾げ。
(目を細める彼女を見ると、己も吊られて目が細まって。彼女に凭れられると頭をポンポンと優しく叩くように撫でて遣り。彼女から尋ねられると首を横に振って。「厭、俺も一緒に行く。荷物重かったら大変だしな。」 と、彼女の事を心配しているようで)
(撫でられてふにゃり、と思わず笑みを溢して撫で受け。心配をして付いてきてくれる、と云う相手に嬉しそうに口許に笑みを浮かべては、頷き。「じゃあさ、今から行こ、?で、ス‐パ‐行ってシチュ‐作って後はゆっくりしてれば良いよ、」とスケジュ‐ル的なのを云えば小首を傾げ。
(何回かポンポンと撫でると手の動きを止め、頭から手を離して。彼女の提案に納得すると何も言わずに、 ただ頷くだけで。実はシチューは好物だったり。彼女がシチューを作ると言った時は勝手に目が輝き、顔が綻んで)
(撫でるのを止めて静かに頷く相手の了解を得、よいしょっと...、とか云い乍立ち上がって鞄を肩に掛けて相手の前に立ち、手を伸ばして相手の手を取れば、「...ね、今集会中だから誰も居ないのかなぁ、」とシチュ‐が楽しみなのか自棄に目を輝かせて顔を綻ばせている相手に己も吊られて顔が綻び、そうポツリと云えば、
(己は立った儘の状態。彼女は立ち上がると鞄を肩に掛けて、己の手を取り。手を握られると不意に顔が又、綻んで。手に力を加えると自分の鞄を取ろうと、ベッドの上にある鞄まで彼女の手を引っ張り足を動かせて。もう片方の肩に鞄を掛けると彼女の発言に、多分居ないだろ。俺らみたいにサボってる奴とかいなさそうだしな。と言えば、彼女の手を引っ張り保健室を後にして)
(手に力が込められて、其の様な事にも己も吊られて顔が綻び。相手が鞄を肩に掛けたのを見て歩き出せば保健室を出て後ろを振り向き、ドアをがらり、と閉め。「そっか、...そうだね‐、じゃあ侑哉はイケない子です。家に帰ったらお仕置きで‐す、」と己もイケない子のくせにそう訳分からん事を云えばクスクスと笑い。
(彼女の歩幅に注意して廊下に足音を響かせながらゆっくりと歩いていき。彼女の発言に横目で彼女を見て。「お仕置きするとか怖い女だなぁ..、お仕置きってどんな事するんだよ?」 と、尋ねてみて。彼女も己と同じイケない子であろう。彼女がお仕置きをすると言うなら己も彼女にお仕置きをしてやらないと、と考えて)
(お仕置きの内容を聴かれ、未だ考えていなかった為に少し考える素振りをしてみて。「...ん‐...。今夜はず‐っと傍に居て、一緒に居る事かな、」とふにゃり、と笑みを溢して。こんなのはお仕置きの内には入らないがこんな事をお仕置き、と云い。しかし今夜はずっと唇がカサカサになる迄口付けを交わすであろう、←
(考える素振りを見せる彼女だが、己には考えていなかった事はお見通しで。彼女のお仕置きの内容を聞くと、不意に笑い肩を竦ませて。己も彼女のお仕置きはそれでいいか、と考えて。「俺もそれに賛成。ずっと一緒にいような。」 と、彼女の方に顔を向けて微笑んで。玄関へ着くと靴に履き替え、彼女を待って)
(相手も此の案に賛成の様で、今夜のお仕置きが決定。今夜も亦一緒に居られる。そう思うと思わず嬉しそうに頬を緩ませ、「うんっ、一緒に居ようね、」とオウム返しをし。玄関に着き、己の靴箱を開けて靴を出して今履いている靴を脱いで中に入れ、亦出した靴を履けば待っている相手の所に小走りで行けば相手の腕をぽん、と意味無く叩いてみて。外は意外に風が強く、今にも吹き飛ばされそうな勢いで、バサバサとなる横髪を耳に掛ければ、
(段々とシチューより今夜のお仕置きの方が楽しみになってきて。彼女に言われると笑みを浮かべて頷いて。彼女が此方へやって来ると腕を軽く叩かれて。不思議そうな顔を彼女に向けると再び彼女の手を取り力強く握り締めて。風が強く思わず目を細める。向かい風である為、彼女に被害が起きないように少しばかり彼女の前に行き歩くようにして)
(凄く嬉しそうに微笑む相手に今夜は寝かせないで置こ‐う。とか勝手に妄想して。頷かれて己も嬉しそうに首を縦に振り。不思議そうな相手にふにゃり、と笑みを溢して。手を摂られて少し前を歩く相手に、己に風が余り当たらない様にしてくれてるんだな、と勝手に思えば思わず口許に笑みを浮かべて。「...ん、そだ。今日は確か、玉葱が安くてね、?一人なら一袋何だけど侑哉も居るから二袋買えるの‐、」とお嫁さんみたいな事を平然と云い。
(風の強さは弱まる事はないだろう。向かい風のせいか、いつもより歩くスピードが落ちて。後もう少しで、目的のスーパーへ着く。もう少し、もう少しとか思いながら足を進ませて。彼女の声が後ろから聞こえてくると内容が可笑しかったのか鼻で笑い。そんな事を言う面も可愛いな、とか思う己であり)
(もう少しでス‐パ‐に着く。そう思えば気持ちが自然と昂り。実際己は、人が多いショップとかデパ‐ト何かよりも小さなス‐パ‐とか公園とかが好きだったりする。だから近付くに吊れ、ウキウキしてみたり。だが制服の儘男女二人がス‐パ‐に行けば客達にはどう思われるのか、とか思い。先程の己の発言が可笑しかったのか鼻で笑われ、不思議そうにきょとん、とすれば小首を傾げ。
(やっとの事でスーパーに着くと、店の中へ。店内へ入ると、もう風の心配はいらない、と彼女の隣に並んで。籠を手に取ると、主婦みたいに腕に吊して。周りの主婦らにジロジロと痛い視線が気になるが気にしないように売り物を見て回り。彼女が不思議そうに小首を傾げるのに気が付くが、敢えて無視して)
(ス‐パ‐に着き、中に入れば相手が隣を歩き歩調を揃えて。籠を持ってくれる相手に感謝しつつ先ずは野菜を見て。お目当ての玉葱を発見し、其を二袋持つと籠に入れて。後は人参やら馬鈴薯やらを見て籠に入れ、下手くそな鼻歌歌い乍機嫌良く歩き。周りの視線も気になるがやはり夫婦みたいで自然と顔が綻び、こういうのも良いなぁ‐...。と思ってみたり、
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