榊香音 2013-04-13 15:29:38 |
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( / いえいえ‐、
では本体どろん、
(唇が重なったと同時にリップ音が鳴り、ふにゃり、と笑みを溢しては立ち上がってキッチンへ行き、「何か飲む‐、?」と相手に尋ね。朝御飯の用意をしようと冷蔵庫を開けて、卵とか適当な野菜とかを取り出せば鼻歌歌い乍調理し、
(朝からこういう行為するのは初めての事で。彼女に尋ねられると、水一杯持って来て。と聞こえるような大きな声で彼女に伝え。朝ご飯の用意をしている様子の彼女。己は何も手伝わず呑気に壁に凭れ掛かり彼女を眺めており)
(/んーわり。目が痛すぎて今日の所は此でお終い。また来るノ)
(水を持ってこい、と云われてはぁい、と返事してはコップに水を嗣ぎ、相手の所へと持っていき。「朝御飯もうちょっとだから待っててね、」とちょっとだけお嫁さんぽく云い、髪の毛を護謨で横で緩く結べばまたキッチンへと戻り、
( / りょ‐かいですっ、
また明日ね‐、!!
(彼女が水を此方へ運んで来ると、さんきゅ。とお礼を言いながら受け取る。そして一口啜ると喉を潤して。彼女が又、キッチンへ戻っていくと己は壁に凭れた儘、彼女を見据えて。将来、こんな嫁さんが自分に欲しいくらいだ、とか馬鹿な事を考えて)
(御礼を云われ、笑みを溢しては、ど‐致しまして、!!と付け加えて。キッチンに戻れば坦々と玉子焼きやら野菜炒めやら何やらを作っていけば、呑気に鼻歌何て歌って、壁に凭れて此方を見ている相手に「...そんなに見られたら恥ずかしいよ‐、?」とクスクス笑って、
(料理と淡々とこなしている彼女に感心すると、己も何か手伝おうかと立ち上がり。キッチンへ足を進めると、急に彼女を驚かせたいという悪意が芽生え。足音を殺して彼女の後ろへ立つと、ふんわりと抱き締めて。「何か手伝うことある?」 と、彼女の耳元に唇を寄せて言い)
(呑気に料理を作っていると後ろから暖かい物に包まれて。「ひゃぁっ、!!び、吃驚した‐、」と背筋をびく、っとして。耳許で囁く相手に耳が熱くなり、後ろをゆっくり向くと至近距離に相手の顔が。ふにゃり、と笑みを溢しては「も‐、危ないよ‐、?」と小首を傾げて。
(己の思った通りに彼女が驚くとクスクスと抱き締めた儘笑って。料理の邪魔をしているなと思い彼女から離れると邪魔にならない場所に避難して。其処から彼女を愛しそうに見据え。本当に何か手伝う事はないのか、と思いながらも見据え続け)
(己の身体から相手が離れて名残惜しそうに眉を下げて。そう云えば先程手伝う事は無いのか、と聞かれた様で、「手伝う事か‐...、じゃあ料理作り終えたら良い子良い子してくれる、?」と笑みを溢しては小首を傾げて。出来上がった料理を皿に盛り付けをし乍そう云って、
(退屈そうに料理を盛り付ける彼女を見据え。作り立ての料理に近寄ると、旨そう。と声を溢し。彼女のお願いに、何だ、そんな事でいいのか、と内心思いながらも軽く頷いて)
(声を溢す相手に嬉しそうに目を細めては、「旨いよ‐、?早く食べよ、?」と御盆に玉子焼きやら野菜炒めやら御飯やら味噌汁やらを乗っけてテ‐ブルまで運び、白と黄色の水玉のエプロンは着けたままで髪の毛だけ外して、
(彼女に呼ばれるとリビングへ戻り。己は一体何しにキッチンへ行ったのだろうか。ただ、近距離で彼女を眺めていただけ。手伝いも何もしてないからか、罪悪感が少々芽生え。テーブルに並べられた料理を一品一品目に通すと笑みが溢れ。胡座を掻いて座ると、早く食べたそうに料理を眺めて)
(相手が座った横に腰を降ろして、「頂きます、!!」と手を合わせてまだ食べずに相手が食べるのを待ち、旨いか不味いかは己でもまだ分からないが、己的には上出来な筈で、ドキドキし乍相手を見て、
(彼女が己の隣に腰を下ろしたのが分かると、此方も手を合わせ。聞こえるか聞こえないかの微かな声で、いただきますと。どれから食べようか迷うが、先ずは玉子焼きから箸を付け。口に運ぶと勝手に笑みが溢れ。旨い、と大きな声で。その声は部屋中に響き渡ってしまい。一旦箸を置き、隣にいる彼女に身体を向けると彼女にお願いされた事をしようと頭に手を伸ばし。良い子良い子、と小さな子供にしているかのように撫でて遣り)
(先ず玉子焼きから食べる相手をじ‐っと見て、不味い。とか云われたらどうしよう。等マイナス思考に考えては。口に入れて旨い、と云う相手に安堵の息を漏らし、笑みを溢して。箸を置いて此方を向き、良い子良い子する相手に抱き付きたい衝動に駆られて。
(何回か撫でると手を止め、彼女の頭から手を離して。再び箸を握ると、今度は野菜炒めを食べようと箸を持っていき掴むと、口に運び含んで。味わいながらじっくり噛むと呑み込んで。先程と同じく、旨い。と彼女に言葉を向けると他の料理もどんどん食べ始め)
(次々と料理を口に運ぶ相手に笑みを溢して。己も食べようと、口に運んでは、ん‐。旨‐い。と云い、ふにゃり、と口許に笑み浮かべて。「...ん、そだ。侑哉は3年だよね、?クラス違うのか...。浮気しちゃ駄目ですよ、?」と眉を下げて哀しそうに云えば、最後の方はクスクス笑って小首を傾げて。朝学校に行くまでしか一緒に居る時間は無いのか、と思うと無性に淋しくなって、
(料理を黙々と食べ続ける。食べ続ける内に、お腹が熾きてきたのか苦しそうに腹部を撫でると箸をテーブルの上に置いて。ごちそうさま。と声を溢すと手を合わせて。彼女の発言に、無性に彼女が可愛く思え。「そんなの分かってる。お前こそ浮気すんなよ?」 と、真顔で彼女に言うと、もうそろそろ登校の時間だ、と思い己が使った食器をキッチンへ運んで)
(己も同様に食べ終わり、「御馳走様でした、」と言って手を合わせて。「浮気、?そんなのする訳無いじゃん。侑哉以外は興味無いもん、」と緩く微笑み乍そう云えば。キッチンに運ぶ相手に有難う‐。と御礼を云って、己も食べ終わった食器をキッチンへと運び、茶碗洗いは帰ってからにしようかな、とシンクに置いてリビングへ戻り、エプロンを脱いで、
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