執事 2025-08-06 23:25:05 |
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(背後から貴方の声が聞こえると、別に何も悪い事はしていないのだが反射でびくっ、と肩が跳ねる。『起こしてしまいましたか…少し、飲んでみようと思いまして』と少し鼻の詰まったくぐもった声で伝えては『申し訳ありませんが、もしお飲みになるのであれば、少しでも感染経路を断つ為にお嬢様の分はご自分で入れて下さい』と続けて。貴方が寝てしまっていたらしい事には触れなかったのは、自分の看病という主人に似つかわしくない行動をさせてしまった事への後ろめたさから。その後ポットを置くと、まだほんのり温かいハーブティーをひと口含み。思っていたよりすんなり胃の中に入っていくのが解ると、どうやら絶不調の状態は脱したらしいと安堵する。もうひと口、と再度含んでは飲み込み、話題を変えようと息を吸って)
…そう言えば昨日、会食に出る前にメイドが奥様から新しいお洋服が届いていたと言っていたのですが、もう受け取りましたか?
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