執事 2025-08-06 23:25:05 |
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(貴方にトイレへと連れられて何とか個室に辿り着くも、気分が悪いだけで一向に戻せはせず。手袋を外し胸を摩ったり喉の辺りを突いてみても、出てくるのは聞くに耐えない音だけだった。それもその筈、自分は子どもの頃を除けばこの十数年間“吐く”という動作やそれに付随する行動を取ったことすら無かったのだ。これは長期戦になりそうだ…と結局何も出来ていないが、これ以上貴方を待たせるわけにもいかないのでゆっくりとドアを開けて個室を出る。その顔色は当然の如く改善する事はなく、ふら、と貴方の方に思わず体重を預けてしまい。『…すみません…』と繰り返しながら身体を起こそうとするも、顔を上げると息が詰まるのでどうにも動けずにいて。苦肉の策として、口を手で覆ったまま下記を伝えて)
…誰か、他の執事を呼んできて下さい…歩けそうにありません…
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