執事 2025-08-06 23:25:05 |
|
通報 |
…セイラ様、少し手を、貸して頂けますか
(ようやく落ち着ける場所を見つけると、一通り周りを見回してからひとつひとつ言葉を区切って上記を述べ。自分から言い出した手前もう後には引けないが、本音を言うともう逃げ出したい位で。だがそんな訳にはいかず、しっかりと自分を見つめている目線に耐えられなくなり思わず目を伏せる。恐らく貴方の態度から見て、自分に怒られるとでも思っているのだろうか。そこまで異質な雰囲気を放っていたのなら、流石に申し訳ないが今はそこまで気を回す余裕は、はっきり言ってない。そうして目を伏せたまま貴方が自分の前に差し出してくれたであろう手を掴むと、ゆっくりと自身の胸に当てる。その本意は、自身の心臓の鼓動を感じて欲しいが故で。それはいつもより余りに早く大きく波打っていて、それだけでも自分が普段とは違い極度の緊張状態に陥っている事が伝わるだろう。貴方の抱いている誤解を解きたい、自分から離れていって欲しくない、それらを多く語らずとも、貴方との信頼関係ならきっと伝わるだろうと考えてはゆっくりと低い声音で言葉を発して)
今この瞬間、辛いのは貴方だけだとお思いですか?
| トピック検索 |