影★で♪ごじゃります

２★★【京極マモ助】後編

『トト村』早朝

〔トト村は今日も朝から賑わいでいる〕


「マモ助」
どうだ？初代から見たトト村はよ

「宿主１人目」
うん、違う世界だけど
トト村、無事で良かったよ

〔初代は涙を流した〕

「二郎」(じろう)
おーいマモ助ちと、いいか
？誰だ？この男子は

「一太郎」(いちたろう)
へぇ～♪そーなんだ☆
なーるほどね～☆あはは

「マモ助」
こら、こら、一太郎
妖精から聞いた事は内緒だ
後で何か、おごるからよ

「宿主１人目」
はじめまして！初代の
デスイーターの宿主です！

「マモ助」
おい、おい、言うのかよ


「一太郎」
あ～あー言っちゃったのね
おごり無しかじょ？


「二郎」
なにぃ？！初代だと！！
サインくれ！すげぇ！

「マモ助」
へぇ～信じるのかクックックッ

「二郎」
なんだ？嘘なのか？

「初代・宿主１人目」
平和なトト村、きっと僕の知ってる
トト村も無事なんだろうな

「マモ助」
・・・・・・・・・・・
〔マモ助は辛そうな顔をした〕


「初代・宿主１人目」
会いたいよ！父さん！母さん！
兄さん！姉さん！あや！
うわあぁあぁあ！！！！！

〔初代の宿主は泣き出した〕

「二郎」
うお！初代！どうした？！
いだっ！！

〔二郎は軽く蹴飛ばされた〕

「三平」(さんぺい)
ゴラァ！二郎！なーに
弱い者イジメしてんだ！！！
つかよ！あの夜の出来事！
忘れねぇからな！！！

「二郎」
一太郎に魚！取られたからって
八つ当たりすんなよ！！


「四子楼」(よんしろう)
…初代の…宿主様…か…
でも…たぶん…もう…　…

「三平」
はあ？初代だ？なんだ？
それ？意味わからん！つか
俺の魚…ちくしょう！！！


「マモ助」
四子楼・・・気配が・・・
読めなかったぜクックックッ

「初代・宿主１人目」
僕は魂となって。この世界に
飛ばされたデスイーターのこと
は。この世界の図書館で
知ったんだ・・・・・

「一太郎」
初代タン可哀想だじょ～。

「初代・宿主１人目」
僕は地獄へ落ちるべきなんです
帝国全員殺せ！と願った
襲って来た帝国兵だけでなく
帝国全てを滅ぼしたんです
帝国にも家族や恋人、友達が
いた人も居たのに僕は！！！
殺した！！！！

「二郎」
ちくしょ！泣けるじゃねぇか！！

「三平」
まったく！意味わからん！！！

「一太郎」
三たん★おバカたん♪


「３話へ続く」