潮風香る青春LIFE【学園/青春/日常/一部人数制限有】

>52 来栖 紗雪 様

あれ、winterの副委員長ちゃんじゃん。
そりゃ私も人間だし…居残ることくらいあるよ。…いやまぁ…いくら副会長でも全部が全部得意なわけじゃないし？

（ノック音が3回聞こえた教室のドアに目をやれば、その音の主は同学年であり、winterの副委員長の…確か名前は来栖 紗雪と言ったか。そんなことを考えていれば、やはり学園内の教室に一人残っている人物はそれほど多くなく、その人物がSpringの副会長ということなら尚更珍しいだろう。相手が自分の席の近くまで来て、机の上に置いている解答欄の埋まっていないプリントを見れば何とも言えないような表情を浮かべルノを見れば、そのプリントを隠すように腕で覆い少し気まずそうに目を逸らし開き直ったように呟く。）

ーーーー

>54 清石 青依 様


青依ちゃん…うわ、もう終わってたんだ。それ見せて～、今度国語の課題手伝ってあげるからさ！

（教室のドアを開ける音と賑やかな声が耳に入るとその声の人物は同じクラスである清石 青依だとすぐに分かる。相手の方に視線を向けると自然と自慢げに見せてくる数学のプリントが見えて。それを見れば少し悔しそうに眉をひそませ、それを見せて欲しいと強請る。だが、してもらってばかりでは性にあわない為自分の得意な教科の国語で課題を出された場合は解答を同じように見せると約束して。Springの副会長なのにと言われれば何も言い返すことは出来ないが、そんなことを言われた場合はだからなんだとふてぶてしく振る舞おう、と心に決め。）

ーーーー

>67 淡雪 上総 様

あ、上総くんじゃん。今数学の課題やってるの。それで、どうしたの？

（開けられたドアに気が付き教室のドアを横目に数学のプリントを見ていて。ドアを開けた張本人が同じクラス、同じ組織に加入している人だと分かれば数学のプリントに目も向けず相手の方に視線を預け。何をしているんだと聞かれれば数学の課題をやっていることを素直に伝える。そういえば相手はいつもテストの結果だといつも上位にいるしもしかしたら教えてくれるのでは、と淡い期待を抱きながら、またその逆で鼻で笑われてしまうかもしれないとも思っており。わざわざ自分のことを探してくれたのだから、何か明確な理由があるのだろうと思いどうしたのかと尋ねて。）