冷えた朝の風が体を撫でる。祈る彼の背をただ静かに眺める僕は、どんな顔をして居たのでしょう、 暖かいベッドからそっと抜け出す、希望を願うアイツの顔は、少し寂しそうな顔をして居た。 きっと、僕も彼も 俺もアイツも 足掻いても無駄だって。分かってるんだ ある青年としょうねんの。暗い話 3ライ小説、『冬のある朝』