クォーツ 2023-10-04 14:12:16 |
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「……僕は、君のその優しさが大嫌いです……いっそ冷たくあしらってくれればっ……楽なのにっ……!!!」
「ホープ……ごめん、」
泣かぬ様決めていたのに、必死に堪えようとしても声が震える、段々耐えれなくなって結局泣いてしまった、君と生きていたかった、君と愛し合っていたかった、これは悲しい互いへの“片想い”だった
_____________あれから数日経った、僕達は「恋人」から「友人」へ戻った、それでも笑顔で接していた、前と変わらなかった……表面上だけは、そんなある日突然セラさんに呼び出された
「ねぇ、ホープ君」
「なんですか?」
「……ノエル君と何かあったの?」
「っ……!!!」
核心を突かれた、一瞬動揺し体が固まってしまった、セラさんは酷く鋭かった、こんな態度は逆にそうですよ、と同意してるも同じだった、セラさんがやっぱり、と言わんばかりに溜め息を付いた後優しい声で話し掛けてくる、
「最近ノエル君も元気ないしホープ君も反応可笑しいし、ノエル君に関しては部屋で夜な夜な泣いてるらしいからね、スノウが言ってたよ?」
ノエル君が?思わずそうこぼした、やっぱりまだ未練があるのか、と鼻でそっと自分を嘲笑した
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