とある講師 2023-09-08 19:26:16 |
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>56シャロン先生
(ついて行った先の同僚の研究室は様々な薬草や液体が並んでいて、そのどれも何かに使えるものなのだろうが、薬学に精通していないため知識はなく、どれも雑草にしか見えないのが本音である。そんなことを迂闊に口にしてしまったら、おそらく説教はなくともコンコンと薬草講義が始まりそうな気がしてくるので黙っておくことにした。なにやら手慣れた様子で必要なものを用意してくれているようだが、それと同時に聞こえてくる魔術詠唱とは違う何かを呟く声だけはして、いったいどんなものを渡されてしまうのか少々怖くなってきたところで、テーブルにいくつかの液体の入った瓶が置かれ、それぞれの用途説明を受ける。綺麗な包帯も出されたところからちゃんとしたものを出してくれていたのだと理解すると、小さく縦に首を振ると出された薬液たちを手に取り)
煩わせてごめんね。蜂蜜は必要になったときにでも用意するよ。
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