VOID 2023-07-30 10:33:45 ID:12030fd1f |
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「んん……?あれ。どこの部屋だっけ?」
国を守護し、治安維持を努める聖皇騎士団は、毎日忙しい………のだが。その一員は今迷子であった。騎士団本部で。いや、迷子というのは少々正しくない。迷っている、というより行き先の部屋が何処かわからないのだ。その迷子ことリーシャは数枚の書類を手に持ちながら本部一階を彷徨っていた。
「まいったなぁ。最近は道に迷うなんてこと無かったから油断した。どうしようこれ。」
手に持つ書類は最近の影の出現傾向を纏めたなんか……凄いやつだ。『一階に行くならついでに届けてきて~』なんて言われたのだが明らかに人選ミスである。右をウロウロ、左をウロウロ。何とか探してみるものの全く分からない。正直お手上げだ。最終的に廊下の真ん中で立ち尽くした。
(/絡み文?を取り敢えず置いておきます!不慣れですがよろしくです!)
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