銀河鉄道の夜　/ NBL、指名制、無登録

>ぺガスス座

………はあ。……わかった、わかったよ。ああ僕はジョバンニだ。君の定義に従えばそういう事になるんだろう。それで君と会話をしろと。なんでもいいと言われると少し困るが──
( 目の前の少女によって自信たっぷりに紡がれる一連の話を何とも非現実的だと感じながらも、これが夢の世界であるとの自説に基づき彼女の説明を割と素直に受け入れる。全てを真剣に考える気にはなれず、今は一先ずその言葉を信じてみることにしようと、最低限の注意事項を頭に入れつつ、適当に相槌を打ち納得するフリをして。しかし先程の“サウザンクロス”とは異なり、“銀河ステーション”という響きには何故か聞き覚えがあった。以前、その駅名を連呼するアナウンスのような声をどこかで聞いた気がする。結局その朧気な記憶もまた夢か現か定かでないのだが。何か話をするようにと頼まれると、相応しい話題がすぐには思いつかず顎に手を持っていき、それから少女の頭の上にぴこぴこと動く馬耳が目にとまって、時々嗜む乗馬のことを思い出した。“天馬”を名乗る少女に聞かせる話にしては些か無神経かもしれないが、それを意識して配慮するだけの人間性を持ち合わせてはおらず、ただ淡々と語りだし )
……そうだな、馬は好きだ。賢くて従順なところが特にね。祖父が何頭か飼っていたんで物心ついた頃から身近な生き物だったし、乗馬は得意な方だ。あの大きな生き物を自分の意志で思い通りに動かせるのは、なかなか気分が良いものだよ。

>20 身分証

(／お世話になっております。身分証の再提示につきまして、リンクでも可とのことでしたので上記のような感じでアンカーで示してみたのですが、こちらは問題ございませんでしょうか…？もし認識違いでしたら何卒ご指摘くださいませ。)