トピ主 2023-03-30 19:23:48 |
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>41 トピ主様
(/ありがとうございます!同じ視座に立って、彼を引っ張っていくような凛々しい女性を想像しておりましたのでドンピシャでした…!名前も本編中に何回も叫ぶと思います!特に改修要望等はございません!)
>ルル、アウラ、ファルズフ、All
【ヴィクター/旧市街地】
流石にいない…か。…何処にいるんだ…ヴィタスラ…!ッ!?あれは…いけない!
(瓦礫を踏み分けながら、大好きだった、嘗て街だった場所の跡を進む。雄大な自然の中に彩られた石造り、人々が行きかう声、騒がしき街の喧騒。目の前に広がる光景はそんな憧憬すら否定していた。忘れもしないあの日、遠くに聳える霊峰から押し寄せた死と終末はこの場所を、この島を地獄へと変えてしまった。絶望と同時に自身の身体に不思議な力が宿ったあの日から2か月後…最愛の人を喪った瞬間から、暇さえあればこうして足を伸ばしては、行き場のない怒りを発散している。我ながら情けないものだ。彼女が見たらなんと言うだろうか?返って来ない答えを探すように歩いていると、上空を旋回する魔に気づく。今ではすっかり見慣れてしまった異形の存在だ…だが、動きがどこかおかしい。よく目を凝らして…次の瞬間には、身体が動いて)
く…!此処からじゃ間に合わ…ッ!?この風は…!使わせて貰うぞ、いっけぇぇぇえ!!!
(走り出したはいいが、既に空を翔る魔は急降下を始めていた。そしてその先の地表にいる適応者…確か、あれは男女2人で良く一緒にいるルルという適応者だ。だが何時も傍にいる筈の彼はいない。何かあったのかという疑問よりも先に、嫌な予感がしていた。自身に宿った奇跡の力…劫火を纏う剣を手に猛然と駆け出すもここからでは間に合わない…と思った矢先、突然追い風が背中に吹きつける。走りながら上を見ると吹きすさぶ強風に乗り、颯爽と翔る影を見つける。今日は無風だ…となると、適応者に違いない。そしてその風を操る適応者は知っている。ナイスタイミング、と心の中で言葉を紡ぎ走りながら剣に劫火を宿し、纏った劫火を帯状に広げて眼前の魔に向かって声と共に放つ。あの魔がこちらに気づき、攻撃を止めるなら最上だが少しだけでもいい、こちらに意識を向けてくれと言わんばかりに声を上げる。放たれた炎の帯は蛇の様にうねり、風にも乗って魔の横から襲い掛からんとして)
(/開幕おめでとうございます!長いお付き合いになりますが、完走まで精一杯頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします…!)
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