トピ主 2023-03-30 19:23:48 |
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《 世界観 》
【 ナデュオ島 】
大海に浮かぶ広大な孤島であり、今回の舞台。
外交を行わずして繁栄し島そのものが風光明媚な美しい都市となり、花と水の都とも呼ばれる閉鎖的ながらも神秘的な孤島。
長い歴史を持つ島でありながらもその軌跡を刻む古書等がほとんど残っておらず、ナデュオ島の神秘性に拍車をかけている。
半年前のミラルッカ大噴火により島は壊滅、住人の大半が火砕流に飲み込まれ命を落とした。
【 霊峰ミラルッカ 】
島の北端に位置するそれはそれは巨大な死火山――と思われていた休火山。
ある遺跡から発掘されたボロボロの石版によると、おおよそ200年前に一度大噴火しているらしい。
ナデュオ島の歴史資料がほとんど残っていないのはこの大噴火によって当時の証拠品等が全て紛失したためだと予測されている。
上述の石版には消えかけの文字で“ 騎士王 ”という単語が刻まれているが、現在に至るまで意味不明のままである。
【 半年前の大噴火 】
200年前の大噴火以降、どんな有識者が調査をしても みな口を揃えて「ミラルッカは死火山である」と報告していた。
が、半年前に突如として未曾有の大噴火を起こし、絶望の火砕流を島へばら撒いた。
ただの火砕流ではなく風が吹こうと晴れることのない雲のように島を覆い尽くし、人を容易に死に至らしめる灰を降らせ続けている。
自然法則を無視して不可解に島を覆い続ける火砕流の雲、肌に触れたり僅かに吸い込むだけで人を溶かし強制的に死を与える灰、加えて何処かから湧き出し始めた人を食らう怪物。
美しいナデュオ島は一転して死の都市と化し、もはや人の住める土地ではなくなった。
唯一、適応者を除いて。
【 適応者 】
大噴火を生き延び、ミラルッカの火砕流に適応した者たちの総称。
全適応者の共通点として、大噴火の瞬間までは何の変哲もない普通の人間であった。
大きく以下3点、普遍的な人間と異なる特徴を持つ。
(1)火砕流や火山灰による悪影響を受けない
(2)奇跡(後述)と呼ばれる特殊能力を行使できる(身体能力はそのまま)
(3)極端に少ない食事で生存可能(最低二日に一食必要)
各々なぜ自分が火砕流に適応したのか不明であり、戸惑いながらも徐々に集結・協力して魔族(後述)に対抗し、何とか生き延び続けている。
【 奇跡 】
半年前の大噴火以降、適応者たちに突如として発現した特殊能力。
身体能力では魔族と比較して圧倒的に劣るため、人間が魔族と互角に戦うための唯一の頼みの綱。
攻勢に向いたものからそうでないものまで多種多様な能力が確認されている。
念じることで奇跡の力を織り成し各々の武器の形として顕現させ、その武器を用いて奇跡の力を振るう事が出来る。
人知を超えた力であり、使い続けると通常の運動と同様に疲弊し出力も落ちるが、きちんと休息を取れば元通りになる。
【 魔族 】
ミラルッカの大噴火後、突如として現れた強大な怪物。
出生方法は不明であり、性別の概念はあるが生殖器官は存在しない。
老衰や寿命という概念が無いため、殺害されない限りその数は増え続ける。
大半の個体は“魔核”と呼ばれる器官を持ち、それを破壊されない限り死なない。希少だが核を持たない不死の魔も存在する。
なお、魔族は別個体の魔核を取り込むことでより強大な魔へと進化していくため、人間は魔核を見つけ次第砕く必要がある。
食事や睡眠や排泄等の代謝活動を必要としないが、人間の魂は魔族にとって美味な嗜好品であるため戯れに人間を喰らう。
魂だけを抜き取る個体も居るが、殆どの魔族は人間の体ごと飲み下す。
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