甘えさせてください

恵、目閉じて(優しい口調で言うと、口許にも笑みを浮かべ)

………はい、。
(いつもは見られない優しい表情に釘付けになりながらも言われた通り目を閉じて)

うん。素直でよろしい(伏黒が目を閉じると顎を持ち上げて唇にキスし)

………ん、
(されると分かっていながらも顔を赤くしてギュッと抱きつくように)

(暫く口付けていたが恵から唇を離すと頭を撫で)
可愛いね、恵

(唇を離して顔を見ると恥ずかしくなり)…可愛くないです…。(軽く目を逸らしながら)

素直じゃないなぁ～、ねぇ恵。もっと大人のキスしてあげようか？(相手の唇に軽く指で触れて)

っう…してほしいだなんて…言えませんよ…。(本心はしてほしいが恥ずかしさのあまり言えず)

じゃあ、してほしくないんだ。恵の口から聞きたいんだけどなぁ(敢えて言わせようとし、言うまではしてやらないと付け足し)

…う、それはズルくないですか…(顔が赤いまま落ち着かせるように息を吸い)…し、してください…

お、ちゃんと言えるじゃない。いいよ。うんと、気持ちよくさせてあげるね(伏黒の顎をクイッと上げれば顔を近付けて)

う……責任とってくださいよ…(教師としてもだけど、と付け加えればギュッと目を閉じて)

恵は責任とってほしいんだぁ(そうかそうかと思いつつ、口付けると舌を相手の舌と絡め)

…なんですか…(相手の返答に首をかしげて)
…んっ、ぅ…(舌の感触が伝わり目を細めて)

別に、なんでもないよ。(一旦口を離すも、また直ぐにＤキスをして)んはっ、恵ちゃんと呼吸しないと苦しいよ？

ん、そうですか…。(もう何も気にしていないという様子で)
はぁっ、…んっ…(離されたタイミングで言われた通り呼吸をして紅潮した顔で相手を見つめ)

どお？気持ち良かった？(伏黒の頬に手を添えて微笑みながら相手の感想を待ち)

ん……はい…。
(頬を紅潮させたまま虚ろな瞳でニコリと微笑む相手を見つめて)

そう、良かったよ(伏黒を、引き寄せると抱きしめ)
恵はあまり体温が高くないね。寒くない？ナイスガイの五条先生が温めてあげようか？

はい…。(抱き寄せられれば此方も相手の背中に腕を回して)
そこまでは寒くないですけど…温めて下さい。(胸元に顔を埋めて)