ROSARYー変わり果てた世界で戦い続ける者たちー

>>363　マリン様

ううん、マリンが私のことを心配してくれてるの、凄く伝わったよ。
本当は言うとおりにするべきなんだけど…私ほら、わがままだから

（にへらっと脱力したような、困ったような笑みを浮かべてから「付き合わせちゃってごめんね」そう呟いてから、覚悟を決めてくれた彼女に目配せして頷いた。今までも一緒に戦ってきた仲だ。元から連携は取れている。加えて彼女がフォローに徹する動きをしてくれているのを横目に見れば、安心して攻め込んでいける、後ろが怖くない。マリンによって喉を突き刺された相手の隣を姿勢を低くして駆け抜けると、向かってきた相手に右腕を突き出し、銃口で強烈なストレートを見舞う。腕を振り抜くのと同時に引き金を引き、銃弾で殴りつけてやってから、左腕は右が振り抜いたのと逆方向に伸ばして次の相手を狙撃する。派手に動くと体が痛みで強ばるため、射撃メインで迫りくる敵を捌きながら、それでも痛みに怯み、対応し損ねた敵の処理はマリンにお願いする。視線で「ありがとう」を伝えながら、阿吽の呼吸で次々と敵を倒しては、何とか制御室まで制圧し）

付き合ってくれてありがとう、マリン。……これで、妨害電波と隔壁は開けられる筈！皆を助けられる

（にこり、微笑んでPCを操作して隔壁を開け始める。自分一人ではここまで辿り着けなかったかもしれない。自分の無理に腹を括って付き合ってくれた彼女のお陰だ。恐らく彼女は手をかざしても乗ってこないだろうと思って、自分からマリンの手を取り強引にハイタッチをして。順調に操作を続けるが、直後にドンっと強くPCの置かれた机を叩き）

なんで！一番外の扉だけ開けられない！これじゃ退路が…皆が外に出られない！！

（目を見開き、慌てた様子でキーボードを何度も操作するが画面には「Error」としか表示されず。縋るように再度、外部隔壁にアクセスを試みた瞬間）

この音…、まさか…フティー？
っ、これは！！

（凄まじい機械音が響いてくる。この音は、聞き覚えがある。信じられない、という表情でマリンを見つめ。次いで発射された熱光線の衝撃に、ダメージを負った体は踏ん張れず彼女へともたれかかってしまって）

はは、見て。マリン。外部隔壁が開いた…
退路が開けたよ。あはは、中の隔壁は私達が開けたし、後はもう大丈夫な筈。仲間たちが問題なく制圧をしてくれる……よ。なんとか、なった、ね。
念の為、マリンは前衛の援護に……回って

（言いながら、彼女にもたれた体は足から力が抜けて、ずるずると床に座り込んでしまい。体力の限界が来たことを告げる。マリンに次の持ち場の指示を出すものの、一刻も早い退避が必要な状態で）



>>375 誅様

……落ち着けるわけないでしょう？貴方は、明らかに異質。
ここで拘束して知ってることを洗いざらい吐いてもらうから

（不快感を感じる機械音が、ダメージでグラグラとする頭に反響し視界を揺らす。意識を手放しそうになるのを必死に耐えながら、目の前の相手が何者なのかを知るため、膝を付きながらも懸命に銃口を相手へと向けていて）

っ！！うちの子たちのことを気安く語るな！お前らのせいであの子たちは！！

（ネタに出されたのは、家族同然に大事にしている二人の少女のこと。思わず頭に血が登り無理矢理立ち上がろうとすると、立ちくらみから一気に視界が暗くなった。いけない、あの二人の改造プロセスは今後のことを考えると必ず聞き出したい情報だ。こんなところで眠るわけには…）

……、………

（倒れ込んで、完全に意識を手放してしまい）