ROSARYー変わり果てた世界で戦い続ける者たちー

名前 マリン

年齢 製造されてから10年

所属 ROSARY

等級 B級

鍵 白いフリルが着いたチョーカー、中心に十字架

兵装 レイピア

特記事項 サイボーグ化がかなり行き届いており、感情に対する理解が浅い、しかし、自我はしっかりとある模様。また、負傷しても特に気にすることなくそのまま敵に向かっていこうとするため注意が必要。

備考 身長192cm、服装は繊細なデザインの白いドレス。髪は海のような青色。元DOGMA所属のサイボーグ、サイボーグ化もDOGMAによるもの、DOGMAに所属していた頃は感情も自我も殆ど無い兵器として扱われていたが、ある日子供に手をかけてしまい、その日からまともに戦えなくなってしまったため、使い物にならないと判断されDOGMAからは放棄された。その後死亡寸前で恩人に出会い、自我と名前を授かった。その時から、自分の生きる理由を見付けたい、今まで犯してきた罪の清算をしたい、感情を身につけたいと願い続け、ROSARYへの所属を決めた。腕力はそこそこだが、スピードに関しては光るものがあり、早業で敵を貫く事が出来る。所属したのが最近なのと、時たまトラウマが邪魔をして戦闘中動きが鈍ってしまう事があるので、あまり活躍できずにB級止まりとなっている。因みに、サイボーグなので、人間としての年齢もしっかりとあるが、本人が人間として生まれたのが何時だったか記憶していないので、サイボーグ化したその時からどの程度経ったかで年齢を計っている。
パス『Marin road』
起動キーはチョーカーにセットされた十字架。右足首に装着することで超速の移動を可能にする。敵を貫く軌跡がレイピアに反射した光の加減で青く見えるので、Marin roadと呼んでいる。
一人称は私、二人称は貴方 　

追記:受けた改造は、改造以前の記憶消去と情緒の抑制である。まだ幼い年齢でこの改造を受けた為、幼少期に培われるであろう感性の殆どを削ぎ落とされてしまう。DOGMAに対する反乱因子を排除する為の暗殺者として育成する為、マリンの改造と身の回りの世話を担当した研究員は、心の弱い男であった。酷い裏切りを受けたことがあり、いっそ感情など無い方が良いと常日頃思っていた為、精神的成長をしない事がマリンにとっての平穏であると信じて疑わなかった。しかしマリンが子供を殺してしまった時、情緒が抑制されているのにも関わらず、任務をすることを拒否するようになったことから、マリンにも確かに感情が存在していることを悟りショックを受ける。そして、また裏切られることを恐れて独断でマリンを下層に棄てた。これにより戦力削減を招いたこの男は、DOGMAから強制的に退去させられ、今は中層で安穏と過ごしている。棄てられた直後は指示する人間が存在しない為何をしたら良いか分からず、それが心労を招いていた。雨の日に行き倒れていたところをジョネスという男に拾われた。彼は気まぐれに下層に来ては住民を鬱憤晴らしで痛ぶる上層から来た富裕層を殴り飛ばし、金を奪って生計を立てていた。自分にとって胸糞の悪い存在であるならば暴力を振るおうが金銭を強奪しようが構わないと考えていたのだ。しかし、奪った金を暴行を受けた住民の治療費に充てていたり等、自己中心的ながら心優しい一面を持っていたので、下層の一部では、彼をヒーロー視する者達も居る。マリンが得意な暗器ではなくレイピアを扱うのも、彼の堂々とした姿勢への無自覚の憧れの表れなのである。