――るみ、え (自分に向けられた視線に何かを感じたのか、はたまた偶然か。夢の中を彷徨っていた意識が一気に現実へと引き戻され、ゆっくりと瞼を開く。ピントの合わない視界の中、一番に目に飛び込んできたのは彼の微笑。寝起きで上手く口が回らない状態のまま相手の名を呼べば欠伸をひとつ)