なにもない、だいじょうぶ (首を横に振ってその問いかけに反応を。よく考えてみれば、深夜に元居た家を抜け出してからというもの、このログハウスに連れて来られるまで一切飲み食いをしていなかった。長時間外に居たせいもあり相当空腹なのだろう。一度席を立った彼を視線で追うも、大人しくソファーに腰掛けたままで)