どういう事だって…、聞いたんだろ?離れたきゃ勝手に離れりゃいい。 (わざわざ叱りに来たらしい腐れ縁の彼を座っているカフェテラスの席から一瞥し、溜め息を漏らす彼に睨まれながらも視線を本の紙面へと固定し直しては「ふぅん、…で?いつも通りお前は"アイツも根は良い奴だから許してやって欲しい。"とでも言って慰めてたのか?…わざわざご苦労なこったな。」と、相変わらず素っ気無い態度で。正義感が強くて優しい人柄である彼へと何処と無く皮肉を込めた言い方となり)