あいのけもの。（ 指名／NBL ）

▽規約
・サイトマナー厳守。
・（ NL／BL ）対応。
・提供キャラは全員男性。
・指名被りなし。連続指名あり。
・ロルの長さはリアルタイムでやり取りする場合のみ【豆～短文】。置きレスの場合はお任せ。鸚鵡返し、相槌のみはご法度。
・初回訪問時に限りPF提出必須。二回目以降は不要。

▼PF
>>学生用
◆名前…学年と組／性別／身長／容姿（ ※袴タイプの学生服と学生帽、編み上げブーツは男女共通。冬場は外套を着用 ）／性格
『武器』【能力名】：式神（ 虫、魚等も可 ） （ ※武器・能力・式神被りOK◎ ）
「台詞」
指名：

>>迷い人用（ 無能力者 ）
◆名前…年齢（ ご自由に！ ）／性別／身長／容姿／性格
「台詞」
指名：

●退魔館
現世から悪魔を退ける「退魔師」を育成する為に設けられた極秘施設。周囲が結界で覆われており、退魔館に立ち入った者は外部からの依頼が無い限り外に出る事が出来なくなる。俗世とは完全に切り離された場所。

●候補生
退魔館に入所した未成年者。学年は1年～3年まで。卒業すると正式な退魔師として認められる。

組分け…X-壱、X-弐、X-参。各学年につき3組。

●式神
悪魔を祓う力、『波浄』を持つ者に憑く存在。各々が特別な【異能】を有し、人が能力を使用したその瞬間、見た目が自身の式神に近いものへと変化する。 （※）その他の呼称…お憑き様・識鬼神等。

●獣化
人が式神の姿へ近づいていく事。能力を使用して暫く立つと元の姿に戻るが、際限無く使い続けてしまうと人の形を保つ事が出来ずに完全に獣の姿へと成れ果て、式神に取り込まれてしまう。これを獣堕ちと呼ぶ。

●外の世界
現代と同じ営み、街並みが広がっている。

●電子機器について
候補生達は退魔館に入所した時点でそれまで使用していたスマートフォンを館側へ差し出す代わりに、一人につき一台、昔ながらの折りたたみ式の携帯電話が支給される。機能は通話、メール、掲示板のみ。

●お小遣い制
月に一度行われる定期考査と実戦の結果によって毎月貰える金額が変わる。お小遣いの他に実家からの仕送りも受け取る事が可能。


●各施設の説明
本堂／修練場／校舎（ 1年…1階、2年…2階、3年…3階※教室は寺子屋風 ）／寮…食堂・談話室・大浴場／庭園／購買／髪結床／遊技場／◎市場（ 週に一度、各地の商人を招いて開かれる。食事、日用品、雑貨等。たくさんの商品が並ぶ ）

！退魔館と周辺は温泉街のような景観。談話室や庭園には足湯があり、畳の部屋が多め。身体の大きな式神も連れて歩けるように校内の廊下は広めに設計されている。季節の移ろいは外の世界と同じ。

◆佐伯周（ さえき しゅう ）…1-弐／177cm／橙色のふわふわとした癖毛、襟足は首元まで。金の猫目。袴の袖はかなり長め、中には式神が居る。／あざとい。隠れ苦労人。
『短刀』【転移】：鼬
「やっほーせんぱい！ひっさしぶり♪最近全然会いに来てくれないけど、もしかして僕以外に気になる人が出来ちゃった？なーんて、そんなワケないよね？」 「──あーもー！皆作戦通りに動いてってば～！」

◆八重樫春臣（ やえがし はるおみ ）…1-参／168cm／髪色は桃色と白、中央で色が別れている。編み込みハーフアップ。淡い翡翠の瞳。／勝気。自信家。
『弓矢』【伝達】：鶯
「ふふん！この館で一番可愛くて優秀なハルを友達に持ったあんたは世界一の幸せ者ね？」「あたしの事はハルって呼んでちょうだい。その代わり、あたしもあんたの事は名前で呼ぶから！…何よ、嫌なの？」


◆墨村筆（ すみむら ひつ ）…2-弐／185cm／黒髪短髪。前髪は目にかかる程度の長さで左流しに。眠たげな半目、目の下には薄い隈。黒縁眼鏡。／根暗。自虐的。
『刀』【防壁】：蛇
「また君ですか。自分なんかと一緒に居たら陰気が移りますよ…。ああ、ほら。ヘビ丸も『離れろ』と言っています……って、お、おい。寄るな。話を聞け！」「家柄とか御役目とか、なるだけ考えない事にしてるんです。眠れなくなる…」

◆梵颯々（ そよぎ さっさ ）…2-壱／201cm／銀髪アップバング。下睫毛が長く、水色の垂れ目。皮膚の所々に無数の傷跡。制服着崩し。こめかみと喉仏に銀色のピアス。／気分屋。無頼漢。
『メリケンサック』【捕食】：ツンドラオオカミ
「羊ちゃんじゃん、おつー。…あ？名前？知ってる。オレがそう呼びてぇから呼んでんの」「テイキコーサ…あー、いや、どうせ今回の順位もケツから数えた方が早ぇに決まってんよ。それより飯食い行こーぜ、羊ちゃん」

◆伏見言彦（ ふしみ いいひこ ）…2-参／179cm／焦茶の髪は外ハネ。前髪で左目を隠す。吊り目、困り眉。制服の中に白のハイネックを着込む。／狡猾。守銭奴。
『クロスボウ』【窃取】：狐
「おやまあ今宵もよう来てくれはりました。ささ、ずずいっと奥まで！伏見賭博は合法やさかい安心してご贔屓に♪」「おやおや、どうもどうも。今から儲け分で茶でもしばこか思とったところやねん。君も来ぉへん？」


◆青江吉宗（ あおえ よしむね ）…3-壱／182cm／灰色髪、V字前髪。癖のないさらりとした髪質。右目の下に泣き黒子。黒い覆面で口元と鼻を覆う。／クール。天然。
『太刀』【粉砕】：鮫
「俺の式神は他のお憑き様と比べて気性が荒い。…その所為で、館側から連れ歩くのを制限されていてな。普段は表に出さないようにしているんだ」「ん、怖がらせてしまったな…すまない。立てるか？」

◆善（ ぜん ）…3-壱／180cm／白みがかった金の長髪、姫カット。瞳は常に伏せられている。薄化粧を施し、手首や指の幾本かには金の装飾品。／呑気。自由人。
『鉄扇』【治癒】：蝶
「うーん。駄目だね、美しくない」「君は私にとって最も価値ある存在だよ。ふふ、不思議。見た目は全く普通の人間なのに、こんなにも心惹かれるなんてね。魂の有り方？…なのかな、どうしてか目を離せないんだ」

◆泡条尊（ ほうじょう みこと ）…3-参／195cm／頭頂部から毛先にかけて黒→紫のグラデーション。もみあげの長さは膝辺りまで。左右を三つ編みに結ぶ。紫と赤のオッドアイ。／悪戯好き。享楽嗜好。
『薙刀』【拘束】：蛸
「おお、こわやこわや。いたいけな人の子を寄って集って甚振るとはの～。悪魔とはかく恐ろしいものじゃて」「…何、敵襲かえ？その程度の悪魔一匹を屠るのに手を貸りる必要なぞあるまいて。お主なら出来るぞ、頑張れ♪」

【泡条尊】

さて、南瓜の灯籠が所狭しと並ぶ時節。儂も世間の流れに則ってハロウィーンとやらを楽しむとするかの。皆の者～、トリートオアトリート♪じゃ。（ 笑顔で両手わきわき、と動かし ）生徒でも迷い子でも、暇を持て余している者は気軽に声を掛けるが良い。

人数：二名様
形式：置きレス
期間：2日（～10月31日）

>>募集上げ

はーい、ちょうど一年生有志によるロシアン・シュークリームが焼き上がりました～！（ 物騒な名前のお菓子が積まれた籠と、”※挑戦は自己責任で”の看板を持ち ）当たった方にはお口直しのパイやケーキを進呈しますので――あ、泡条先輩！よろしければおひとつどうぞ！


>>学生用
◆樒 咲夜（しきみ さくや）…16歳、1-弐／女／155cm／腰までのまっすぐな白髪。左右のこめかみ辺りに赤いリボンの髪飾り。前髪は眉にかかるぐらいの長さ。薄紅色のぱっちり二重。／飄々。マイペース。繊細。強がり。
『細剣』【幻惑】：水母
「私、こう見えて器用なので！大抵のことは上手くやりますとも」
「後悔したくないだけですよ。いつ会えなくなるとも限らないので、言いたいことは言っておかないと……失くしてからじゃ、遅いですから」
指名：墨村筆

（ / こんばんは。再建のお知らせを見てから、ずっと心待ちにしておりました…！またお目にかかることができて大変嬉しいです。よろしければ上記キャラクターにて再び参加させていただきたく思いますので、ご一考いただけましたら幸いです！）

>>6 樒嬢／樒さん

【泡条尊】

呪文を唱えずとも菓子自らやって来おったわい。ならば遠慮なく──（ 籠いっぱいに並ぶ焼き菓子の中から一つ選ぶと口の中へ放り込み。舌鼓をうつこと、数秒 ）…うむ。美味だが、ちと刺激が足りぬな～。どうやら儂はハズレくじを引いてしまったようじゃ。ほれ、そこな墨村の坊や、お主も一つ食べてみんか。（ 顎に手を当てがくり、と肩を落としつつ、タイミング良く昇降口へ現れた生徒に向かって数度手招き ）〝樒さん手作り〟の菓子も堪能した事じゃし、後は適当な下級生でも捕まえて悪戯に興じるとするかの。ではな～。樒嬢に墨村。良きハロウィーンを♪

【墨村筆】

…こんにちは、樒さん。泡条先輩に強請られたんですか？（ 悪戯好きな先輩が態とらしく口にしていた『手作り』という単語。至って無関心な風を装うが気になって仕方がないようでちら、と籠の中を一瞥し ）


（／ いらっしゃいませ！
こちらの都合でお待たせしてしまったのにも関わらず、再び足を運んでいただいた上に温かいお言葉まで賜ってしまって、恐縮です....ありがとうございます！是非ともお相手のほどよろしくお願いいたします！／蹴り可＊ ）

>7 泡条尊

それは残念……や、普通に美味しい方が当たりではあるのですが（ 肩を落とす様子に思わず慰めるような言葉を口にするも、ロシアンルーレットの仕様を考えれば思わず僅かに首を捻り。同じように同級生が焼き菓子を配っている昇降口はいつもより少しだけ賑やかで、愉快な先輩が口にした名前にぱっとそちらを振り返って ）はーい、泡条先輩もハロウィーンを楽しんでくださいね……ほどほどに！（ 含みのある言い方だがそこに悪意は感じられず、どちらかと言うと面白がっている様子。まだ見ぬ悪戯被害者の無事を祈りつつ、笑顔で手を振って見送り ）


>7 墨村筆

筆先輩、こんにちは！どちらかと言うと押し売りですかね……先手必勝、みたいな。ほら、自衛って大事ですし！
（ 焼菓子を配りながらもつい探してしまっていた彼の姿が近づいてくれば、嬉しそうに表情を綻ばせて挨拶を。問いかけには本企画の裏話も交えつつ言葉を返せば、その視線が焼菓子に向いていることに気が付き、説明がてら籠を差し出して ）
――よければ、先輩もいかがです？かぼちゃのシュークリームですが、この籠の中の一つはワサビ入りなのでご注意を！

>>8 樒さん

【墨村筆】

ワサビで良かったですよ。物騒な御触書があるから、てっきり爆弾でも仕込んでいるのかと……。それにしてもかぼちゃのシュークリームなんて珍しいですね…頂きます。
（ 遠慮がちに中を覗き込み目についた一つを手にとって早速一口。外皮はふわりと軽い口当たり。次いでほんのり甘い南瓜の甘みが舌の上に広がる──筈だが。このクリーム、何だか想像していた風味とは違うような。まさか、と懸念が頭を過るのと同時につんとした独特の辛みが鼻を抜け、思わず口を抑え盛大にむせ返り。何度か咳き込んだ後よろめきながら顔を上げて ）
～っ、げほ。…ツイてない……。

>9 墨村筆

こ、この数の中から！？いやー、先輩、持ってますねぇ…。――あ、とりあえずかぼちゃ味もどーぞ！
（ シュークリームを頬張る様子をにこにこと見守っていれば、何だか微妙そうなその表情におや、と首を傾げて。次の瞬間、見事に当たりを引いたと分かる反応に驚愕の表情を浮かべれば、 感心したように呟きつつ一口サイズのシュークリームを手に取り、顔を上げた彼の口元へと軽く押し付けるようにしながら微笑んで。「はいはーい、スリルを求めない方はこちらをどうぞ～」彼が落ち着くのを待つ間に、そんな謳い文句で残りのお菓子を手早く配り終えれば、空になった籠を手に再び彼の元へと戻って。斜め掛けのショルダーをごそごそと漁っては、ふと何かを思いついてように手を止めて顔を上げ）
わーい、配布ノルマ終了！先輩の神引きのおかげですね。――そんなツイてる筆先輩には、特製お菓子をプレゼント～……んー。先輩先輩、この後お時間あったりします？

>>9 樒さん

【墨村筆】

え、ああ、ありがとう……こっちは美味しい。
（ 身構える間もなく彼女の手ずからシュークリームが口の中へ運ばれていくと、羞恥と情けなさにより僅かに頬を上気させ無言で咀嚼して。未だに頭に響く感覚はあるものの、口直しとして渡された南瓜味のカスタードクリームのお陰で症状は多少和らいだ様子。自身が慎重に味わう間にも愛想良く焼き菓子を配り回る後輩の姿をぼんやり眺めつつ、こちらへ戻ってきた彼女を見下ろし、続く発言にぱちりと瞬き ）
この後ですか？予定はありませんが、君は友人と過ごさなくて良いんですか？折角のハロウィンですし、仮装して写真を撮ったりだとか…女子はそういうの好きでしょう。

>11 墨村筆

先輩はほんと、そう言うとこありますよねぇ……せっかくのハロウィーンだからこそ、なんですけど。――まぁ、ハロウィーン女子会は夜に寮でやるのでご心配なく！
（ 予定はないと聞いてぱっと喜色を浮かべるも、続く質問には思わず達観したような表情に変わり、眉を下げて小さな呟きを零す。しかしすぐにいつもの笑みへと戻れば、夜の予定を述べて先の質問への回答とし、看板と籠とを抱え直して。暫し迷いはしたものの、彼があれこれと考え始める前にいっそ勢いで押し切ってしまおうと決めれば、一方的な約束を言い置いてくるりと踵を返して駆け出し ）
これで心配ごとはなくなりました？景品のお菓子と一緒にご用意したいものがあるので――30分後に庭園のベンチにお願いします！

あ、皆さんお疲れ様です。お菓子あげますから、イタズラしないでくださいね？
（持ってきた鞄の中には大量のかぼちゃクッキーとお化けの形のクッキーが入っており、柔らかな笑みを浮かべながら全体に見えるように差し出して）
泡条先輩も、よろしければどうぞ。



>>学生用

◆黒江 蒼空（くろえ そら）…1-壱／女／153cm／足のつま先まで届きそうなくらい長い黒髪。サイドテールで束ねている。前髪も長く左目を隠している。左目が青、右目が茶色のオッドアイ。能力を使うと右目も青くなる。困ったようにも優しげにも見える垂れ目。二重瞼。／物静か。優しい。礼儀正しい。面倒見が良い。
『大鎌』【飛翔】：鴉
「ふふ、お疲れ様。何か食べる？」
「はい。では、作戦通りにやりましょうか」
「離脱します。……では、“翔”ぶから掴まっててくださいね」
指名： 佐伯周


（ / お初にお目にかかります。前トピから興味があり参加しようか検討してたところ再建のお知らせを拝見しまして……再建トピを発見して、今度こそは！と思いpfを提出させて頂きました。ご検討頂けますと幸いです！ ）

>>12 樒さん

【墨村筆】

（ 僅かな表情の変化に目敏く気が付けば途端に顔から血の気が引き、やってしまった、と顔面蒼白。何度目かも分からない後悔に苛まれ頭を抱えそうになるも、そんな自分の考えを予見したかのように朗らかな笑顔を浮かべ走り去っていく彼女の背中を唖然と見送って。悶々と思考を巡らせたまま重々しい足取りで庭園へと辿り着くと、向かった先は中央のベンチ。昇降口に比べて人の数は少ないものの普段に比べて賑やかな雰囲気に落ち着かず視線を落とし、座る事なく中腰で固まっていて ）


>>13 黒江嬢／蒼空ちゃん

【泡条尊】
ほう、クッキーとな。これはまた凝ったデザインじゃな～。お主が作ったのかえ？（ 背後からがばりと覆い被さるようにして覗き込めば、クッキーを一枚摘み口の中へと放り ）──！奇天烈な見た目じゃが案外イケるではないか。うーむ、こうも美味い菓子を貰った手前悪戯をする訳にはいかぬし、今年は見逃してやるかの……。来年はうっかり忘れてしまうのを期待しておるよ。（ にんまり ）

【佐伯周】
泡条センパイ、お疲れさまでーす。お菓子はもう貰ったでしょ、帰った帰った！蒼空ちゃんは僕に用があるんだってさ！（ 式神の鼬と共に二人の間へ割って入るなり彼女を庇うようにして前に立ち、視線を背後に向けて ）…だよね、蒼空ちゃん？今日は僕と一緒に過ごすんだもんね♪

（／ はじめまして！
数あるトピの中から当トピに足を運んでくださり嬉しい限りです…PFに不備はございませんので、是非ともお相手いただければと思います。よろしくお願いいたします！／＊蹴り可 ）

>14 墨村筆

すみません、先輩もヘビ丸くんもお待たせしました…！
（ 準備を終えて庭園へと向かえば、いつもより人気の多い様子にしまったとでも言いたげな顔をしつつ辺りを見回す。そうして中央のベンチのところに彼の姿を見つければ、所在なさげにしている様子に申し訳なさを感じながらもそちらへと駆け寄って。謝罪と共に頭を下げれば、どこか落ち着けそうなところはないかとと考えて口を開き ）
ハロウィーンの庭園って思ったより賑やかなんですねぇ……うーん、先輩のお昼寝スポットだったらもう少し静かでしょうか。

>泡条先輩、佐伯くん

はい、お手製ですよ。お口にあったようで何よりです。

（背後から被さるように現れた先輩に笑みを浮かべながら質問の返答をして、一口食べて満足そうな様子に嬉しげな笑みを浮かべて。来年は、という言葉に笑みは崩さない、というより悪戯っぽい笑みを浮かべながらそれに対しての返答を）

ふふ、じゃあわたしも忘れないようにしておかないと……わっ、佐伯くん、お疲れさま。

（肩に式神である鴉が乗り、頭を撫でながら言葉を紡いだ直後に何者かが割って入り、それが目当ての人物であることが分かれば喜色満面の笑顔を浮かべてまずは挨拶をしてから、視線をこちらに向ける相手の問いかけに頷いて答えて）

えぇ、今日はお約束してまして……

>>15 樒さん

【墨村筆】

…！いえ、自分も今来たばかりですから。移動しましょうか。お昼寝スポット…というか、まぁ、言われてみれば確かに。君と会う時はいつも寝ているような気がするな……。
（ 聞き慣れた声に緊張の糸が切れたのか柄にもなく胸を撫で下ろし、肩の力を抜いて向き直る。こちらへ頭を下げる彼女に対し片手を振って気にしていない旨を伝えた後、提案に小さく微笑んで。彼女の言う通りあそこなら人目を気にせず気楽に話せるだろうと頷けば、喧騒を背に薄暗い細道へと歩き出し。少し歩き進めた所で暗がりから視界が開け、物寂しくぽつんと佇む一基のベンチが姿を表して ）
ここは変わらず静かですね…良かった。


>>16 蒼空ちゃん

【佐伯周】

そういう事だからまた後でね、センパイ。
（ 上級生が立ち去るのをにこやかに見送って鼻歌交じりに振り向けば彼に続いて興味津々といった様子で彼女の鞄の中を覗き込み、ぱあっと瞳輝かせて ）
このお化けクッキー、ちょーかわいいじゃん！蒼空ちゃんってば器用だなぁ…あ、ねぇねぇ、良かったら僕とお菓子交換しない？実はここに来る前に市場に寄って買って来たんだよねー。（ そう言って取り出したのはハロウィンカラーの金平糖。橙と紫の星屑が入り混じった透明な箱を顔の横に掲げて見せて ）

>17 墨村筆

ふふ、そうですね。ここなら……。――さて先輩！ロシアン・シュークリームの景品と、わたしからのハロウィーンの贈り物です！
（ その実、本当に眠っている場面に遭遇したことは一度もない――という主張は飲み込んで、歩き出した彼の後に続く。やがて喧騒から離れた空間に辿り着けば、彼の言葉に頷きながらベンチへと腰を下ろし、不自然に途切れた言葉を誤魔化すようにショルダーから取り出したハロウィーンらしい模様のハンカチをばさりと広げて。その上にラッピングされたパウンドケーキとミニサイズの各種焼菓子が詰まった袋を並べていき、最後にカラフルなラップで包んだジャック・オー・ランタンを模したゆで卵を添えては、そんな説明を述べつつ更にショルダーの中を漁り ）
さっきのシュークリームと景品のケーキは合作ですが、こっちの小さいフィナンシェとかはわたしが焼きました！――あと、ヘビ丸くんには飾り切りのゆで卵を。何を食べるのか、そもそも食事するのかも分からなかったので……その時は見て楽しんで貰えればいいかなって。

>17 佐伯くん

すみません、先輩。また。

（軽く会釈して上級生を見送れば鼻歌を歌いながら振り向く相手と改めて目が合い、鞄の中にあるクッキーに目を輝かせる彼にくすりと笑みを浮かべながら鞄を差し出して）

ありがとう。食べる？たくさん作ってきたから、いっぱい食べて良いよ？

（言う通り中身を覗けばクッキーが大量にあるのが見えるだろうか、お菓子作りは好んでやっているので今残っている分が彼の胃の中に入ってもまた作るので問題はないだろう、と。次いでお菓子の交換を提案されて、相手の掲げた金平糖の入った箱に嬉しそうな笑みを浮かべつつ二度頷き快諾して）

わ、いいの？それじゃあ、交換しよっか。

>>18 樒さん

【墨村筆】

──し、樒さんが用意してくれたんですか？自分だけじゃなくヘビ丸の分まで……こちらばかり貰ってしまっているようで申し訳ないですね。…お礼になるか分かりませんが、これを。
（ 二人の間に敷かれたハンカチの上に次々とハロウィーン仕様の菓子類が並べられていく光景に空いた口が塞がらず、驚きやら気恥ずかしさやらで額に汗が滲む。袴のポケットに忍ばせていた手は出る幕をすっから逃してしまい、怖気づいたかのように瞳を伏せるが、ひとつ息を吐き出して震える手でポケットから小さな包み紙を取り出すとベンチへ置いてすっと手で押しやり。茶色のシンプルな包装紙に包まれはそれには南瓜、黒猫、魔女の帽子等。ハロウィーンモチーフの小物を模した琥珀糖が入っていて ）
先日市場で見かけた品です。自分で作ったものでは無いですし、君の贈り物に比べたらつまらないものかもしれませんが…。


>>19 蒼空ちゃん

【佐伯周】

こんなにたくさんの量、一人で作るのは大変だったでしょ？来年は僕も呼んでよ。料理はあまりしたことないけど手先は器用な方だと思うし♪
（ 余っている両手の袖をひらひらと振りながら懐こい笑みを浮かべて。うんうん、と頷き金平糖を鞄の端へと入れてやれば、片方の腕に手をかけてぐいと袖を捲りあげる。見た目に反してそこそこ逞しい腕が露わになると、手を伸ばしてかぼちゃのクッキーを口の中へと。口いっぱいに広がる南瓜の風味と楽しい食感に猫目を大きく見開き、自身の肩からその様子を覗く式神に視線を移し ）
…ん～！美味しい！これなら僕一人でぜーんぶ食べられちゃいそう。……あ、アマネも食べる？お前にはお化けさんをあげるね、たんと召し上がれ～。