【ALL版権/版権オリ・完全創作オリキャラ有り】Dying Light【本編/協力・防衛・探索】

【ALL版権/版権オリ・完全創作オリキャラ有り】Dying Light【本編/協力・防衛・探索】

スレ主  2022-10-11 10:07:36 
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混濁する視界から明瞭になる風景――意識を取り戻した貴方達は見知らぬ古びた洋館のエントランスホールに倒れていた。

外から激しい豪雨と落雷の音が響いて来る。

身に覚えの無いこの世の道理の外に在る不気味で奇妙な洋館にて、貴方達はこれより何時果てるモノかも知れない不条理な脅威や怪異、そして恐怖を相手に戦い・逃れ・守り・抗わなければならない。


尋常ならぬ力も、技術も、異能も

どういう訳か普段通り働かない中で

己が生存本能と機転、そしてその身を頼りに


一人で我が身を守るも良し、他者と徒党を組み助け合うも良し、他者を利用し犠牲にするも良し、或いは―――


何れにせよ生き延びねばならない


―-―何時か深淵なる闇夜が明けて日が昇るその刻まで


(先客が残した血濡れたPDAより)



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  • No.21 by ルキノ・ドゥルギ  2022-10-17 12:47:37 

【洋館/1F 書斎】

>ALL

……ここは、荘園じゃなさそうだな
(荘園での『試合』中失血により意識を失い目を覚ました頃には見知らぬ洋館の一室にいた。受けた傷は跡形もなく塞がっているようで腕を押さえながら自分のいる場所を確認するように辺りを見渡して)

(/参加許可、ありがとうございます。宜しくお願いします)

  • No.22 by シズナ・レム・ミスルギ  2022-10-17 14:26:40 



【洋館 1F南側通路付近】



〉エディー


シズナ「おそらくは死んでいた、だろう。この感触に気配…どう考えても生者のものではない。死者がどうやって気配も無しに天井からぶら下がっていたのかは気になるけれど…ふふっ、どうやら次のお客さん、かな?お兄さん、すぐにそこを離れてくれるかな?ここで会ったのも何かの縁だ…怪物退治には心得がある。私が相手になるよ」


(生憎機械類には明るくない為、見た所で何か分かるわけでも無かったのだが。分からない、とたどたどしく答える青年を見れば、既にこの世のものではないと…経験から答えを出す。ただの死者…ゾンビでは無いと分かりつつも彼の後ろの扉がバンバンと叩かれる音を聞けば、必死に扉を押さえる彼に私が対処するから離れろと言い。手に持っていたデータパッドを地面に置き、大太刀を静かに構える。おそらく彼が扉を押さえるのを止めれば、すぐに扉の向こうにいる存在が扉を突破してこちらを認識するだろう。しかしながら得物を構える彼女の瞳はどこか、狩りを楽しむ捕食者の様な眼で…)

  • No.23 by 聖羅  2022-10-17 14:32:35 ID:eae4ee65f

【洋館/1F大食堂/スズナ・ヴァレス】

スズナ「っ…血の匂い…」
滅竜魔導士は鼻と耳がいいため、すぐ血の匂いを察知すると
匂いがする方向にむかい
>>サイクス

  • No.24 by ビギナーさん  2022-10-18 02:23:31 

>サイクス

紗龍「ふっ、徹底してんのな。まぁ良いぜ背中守ってくれんなら安心して進め・・っておい!!お前さん大丈夫なのか!!」

(自分のなかではかなり踏み言った発言をしたと感じていたものの、相変わらず一定の距離を保つサイクスにたいしやれやれと言った様子で喋るも、麻袋の中から人らしきものが出てきたと判断するや否や危険も省みず麻袋の方へ駆け寄る)

紗龍「っ・・・なんだよこの匂い。とにかく、お前さん大丈夫か?今助けてやるぜ?」

(いくら修羅場を潜り抜けたとはいえ、ここまでの血の臭いは嗅いだことがないのかあまりの悪臭に眉をひそめつつ、麻袋にはいっていたらしき人に対し言葉を掛け回復魔法であるベホマを唱えようとする)

  • No.25 by スレ主/本編開始  2022-10-18 19:26:53 

【洋館/大食堂1/ベンジャミン・サイクス】

???「!!魔術か…よ…せ、止せ、もう…十…分だ―“力の使い処”を…間違え…るな。」

サイクス「………………」

(変身)した彼(紗龍)が駆け寄り、声を掛けながら何かしらの手を施そうとするのを察した麻袋から抜け出てきた何者かはそんな彼(紗龍)を制止する様に掠れた声を振り絞り意味ありげな言葉を発する。

向けられた燭台の明かりに照らされて見えたのは千枚通しにでも数え切れないほど貫かれた様な壮絶な有様の傷を負った――生きているのが不思議な程の致命傷を負った一人の男だった。その男の無事な右手に握られていたナイフも刃先が欠けている。

???「おれ…たち…は、失敗…した――“夜明け”を…迎…え、られ…な…かった。」

サイクス「……何か望みはあるか?」

???「…“これ”…を」

そう言って、このひどい有様の男は自分の胸ポケットを折れたナイフを放した右手で示して

???「持って…い…け」

それだけ言うと、血塗れ穴だらけの男は事切れる。

――――

ジャキャ!

サイクス「誰だ!?」

この誰かも知れない男の最期を看取っている間に丁度後方から血の匂いを辿り近付いて来ていた水色髪の少女(スズナ)に自動拳銃の銃口を向けて誰何する。

≫紗龍 、スズナ


【洋館/1F 南側通路付近/エディー・ドンブラウスキー、???×1(ドア越し)、巴マミ】

「…(視えなかった)だけで“最初から其処にいた”とか――?、そ…それよりその血―アンタ頭から被ってたけど大丈夫?っ!駄目だもう――わっ!」

現状の物的な証拠からの自身の推測を口にする銀髪の美女(シズナ)と、それに多少興味を惹かれたのか背中でドアを押さえながら余裕は無いながらも其れに多少なり思った事を付け加える小太りの青年(エディー)、そうして(ナニカ)の相手を引き受けた、ドアから離れろと、只の品では無いのであろう一振りの大太刀を手に狩人宜しく鋭く好戦的な視線をドアに向け構える彼女と、とうとう抑えられずドアから脇に押し退けられる形で結果的に離れる形になる青年。

無理やり叩き開かれたドアの向こう側には先程青年がリボルバーを一発撃ち込んでも、腹に穴を開けて血が多少出た(だけ)に過ぎなかったよれよれのスーツに顔面蒼白の男の姿…見ての通り歩き回る死体(リビングデッド)だの(ゾンビ)だのの類にしか見えないソレは、ゆっくりと彼女(シズナ)に向かって両腕を突き出しながら緩慢に歩き出す。

白濁した目には何も映しておらず、そこから感情の類は感じられない。

――その一方、ドアスコープから廊下の様子を見ていた巻き髪の少女(マミ)は二人の人(シズナ、エディー)を認識して漸く他の誰かを見つけたという安堵感と共に客室のドアを開けて二人の後方に出て声を掛けようとするが…

床のヒトガタの血肉と化したよく分からない屍と――ドアを破って侵入し、銀髪の女性(シズナ)と対峙する(動く死体)を見て一瞬目を白黒させてしまう。

≫シズナ


【洋館/1F書斎/ベン】

ベン「………………………」

しゃがんで窓を塞ぐ形で書物棚を動かしていた際に、突然(何の前触れ)も無く感じた何者かの気配に、(動く死体)の類と判断したオフィスワーカーの黒人系アメリカ人はゆっくりと立ち上がると其方へ無言で先程手に入れた水平二連散弾銃を構える…

銃口の先には周囲の様子を把握しようと周りを見回している一人の負傷している様子の男(ルキノ)

チャコッ

ベン「お前――何時(いつ)から其処にいた?」

散弾銃を構え先ず警戒するオフィスワーカーが問う質問は一つ…しかし本人(ルキノ)が答えられるとは到底限らないだろう。

何せ此処(洋館)へ飛ばされ・迷い込むモノの選別はとてつもなく無節操なのだから…


【洋館/1F客間/???】

仕事の依頼(クエスト)達成後に仲間と共に己が職場(ギルド)へ戻っている最中に迷い込んだ腕利きの魔導士――

気絶とも寝ていたとも言えない奇妙な感覚があるかも知れないが(迷い込む・飛ばされた)者たちの来たばかりの状況は千差万別だ。

カチッカチッカチッカチッカチッ…

古びた、しかし何処か貴族の館の様な洋風の客間、備え付けの大きな時計の秒針が時を刻む規則正しい音だけが鳴り響いている。

――

いやに静かな中――じっと(何か)の視線が彼(グレイ)に向けられる、視線を感じる先は部屋の中の観音開きのワイン棚の中からだが…


≫グレイ

  • No.26 by スレ主/本編開始  2022-10-18 20:20:46 

【※ No.25 ベンの返信は No.21 ルキノ様宛てになります。紛らわしい表記で申し訳ないです。】

≫ルキノ・ドゥルギ本体様

  • No.27 by 聖羅  2022-10-18 20:52:24 ID:eae4ee65f

【洋館/1F大食堂/スズナ・ヴァレス】

血の匂いを辿って着いたのが別のところでいきなり銃口を向けられるが特に驚く様子もなく
スズナ「鼻がいいもので、血の匂いを辿ってここに着いただけなので、怪しい人ではないです」
と冷静に答えて
>>サイクス、紗龍

【洋館/1F客間/グレイ・フルバスター】
グレイ「…なんか視線感じるんだよな」
辺りを見渡して、観音開きのワイン棚に目にとまり
グレイ「開けてみるか…」
覚悟を決めて、ワイン棚を開けて
>>??

  • No.28 by ビギナーさん  2022-10-18 21:06:49 

>サイクス スズナ

紗龍「なにいってんだよ・・なに諦めるようなことを・・・失敗とか夜明けとか何がいいたいか俺には良くわかんねぇけど、お前さんの想い確かに受け取ったぜ。だから、今は・・」

(回復魔法をかけようとするもそれを否定する相手の発言に対し強く言い返そうとするが、男の体についた深い致命傷の傷を見ると諦めたのか、男の想いを受け取るといった言葉を述べナイフを受け取りつつ黙祷する)

紗龍「・・・って、おいだから辞めろって!!悪いなお前さん。初対面なのにいきなり銃口向けられて。こいつさ、ちょっと見た目はいかついくせに少し慎重すぎるところがあってね。安心してくれ、俺達は敵じゃないしお前さんが怪しいやつじゃないってのも分かってる」

(黙祷を終え、散策を続けようとした矢先血の匂いにつられてきたスズナに対し銃口を向けるサイクスを見つけ静止するかのように間に割って入る。そして、敵対する旨はないことを伝えつつ人当たりの良い笑みを浮かべる)

  • No.29 by シズナ・レム・ミスルギ  2022-10-18 21:12:17 



【洋館 1F 南側通路付近】


>エディー、マミ


シズナ「うーん…死んでいても動いているならば私が気配を感じ取れない事はないんだけど…でも、此処に迷い込んでからずっとそういう感触があったから見落としていただけかもしれないな。あぁ、これ?職業柄、返り血を浴びるなんて事はよくある事だ。量も多くないし拭き取ったから大丈夫だよ。それよりも…おや」


(小太りの青年が返してきた言葉に、納得がいかなそうな顔をする。普段であれば見逃すはずのない事象に、何処か釈然としないながらも今起きている事と現状を踏まえても認めざるを得ない事実であったようで。血を浴びたが大丈夫なのか、と心配されれば髪の毛を滴り落ちる、先程自分が斬り捨てた存在が流した血液を拭き取りながら「慣れている」と言わんばかりに平然としており。すぐに扉に意識を戻すと丁度叩き開けられた扉と、扉の向こうから出てきた腹にぽっかりと風穴を開けられたゾンビを見る。ほぼ同時に後ろから動く気配…扉を開けてこちらに近づいてきた少女(マミ)を感じ取るとちらりと後ろを見て)


シズナ「ふふ、あの穴はお兄さんが開けたのかな?なるほど…さっきの銃撃音はこれか。そしてうっすらと感じてた生者の気配も…"タイミング"が良すぎる。挟み撃ちって所かい?なら…」


(金髪の小太りの彼(エディー)が逃げてきた方角、出てきたゾンビに穿たれた穴…それを見て、先程聞こえた銃声は彼が発砲した音だったのだと理解する。そして後ろから現れた敵か味方かも分からない少女の存在を認知し口角を僅かに上げて目を細め、後ろの少女(マミ)に問いかける。猟兵として活動してきた彼女は主に依頼を受けて動く形を取っていたため、昨日まで肩を並べて戦ってきた仲間が次の日には敵になっている事は日常であった。その為に少女(マミ)を敵として認識したようで。ならば、とまずは自分に向かってくるゾンビに向かって姿勢を低くしながら一太刀で斬り伏せんと斬りかかる。おそらくは手負いの状態、動きも緩慢だろうと読んで真っ二つにしようと、大太刀を振り抜けば…)




  • No.30 by スレ主/本編開始  2022-10-18 23:13:01 

【洋館/大食堂1/ベンジャミン・サイクス】

「……チッ今度は小娘か。」

舌打ちを一つして、同行者(紗龍)に諌められて銃口を下げる…――(経験則)から考えて、この(洋館)がどういう“オブジェクト”かを推察しようとも思っていたがこの囚人風の赤モヒカンが(実験)で経験して来た過去の幾つかの(おかしな建物)の法則上に当て嵌まる物は今の処無い。

彼(紗龍)が言う様に如何にも無頼とかその辺のチンピラ染みた容姿のいかつさに似合わない慎重さを
この赤モヒカンは有しており…それ故に(今まで)生き延びて来たというのもある。

それを踏まえて、この中々肝の据わっているらしきこの水色髪のややあどけなさも残った様子のまだ名も知らない少女(スズナ)に尋ねてみる。

「お前、一応聞くがこの屋敷を知っていたり見覚えはあるか?」

―そうしながら、既に息絶えている穴だらけ且つ血濡れの男の亡骸――彼が最期に指し示していた胸ポケットを探り…出てきた一本の『鍵』と、血で汚れ、且つ穴が開いた状態の折りたたまれたメモ用紙を確認する。

≫紗龍 、スズナ

【洋館/1F 南側通路付近/エディー・ドンブラウスキー、???×6(更に廊下の窓より侵入中)、巴マミ】


■■■……

声にならない声を上げながら向かって来る動く死体(ゾンビ)

反対側の廊下の一室から出てきた何処かの学生服姿の金髪巻き髪の少女(巴マミ)

うぉあっと、小さく悲鳴を上げて動く死体と銀髪の彼女(シズナ)の間の戦闘から身を庇い隅に縮こまる青年(エディー)

ガシャン!ガシャアアン!

巴マミ「うぁ…っ!!」

大太刀の一撃が比較的容易くスーツの動く死体(ゾンビ)を両断すれば、その所作の間に廊下の窓が数枚割れて更に数体ずるずると割った窓から続々と侵入し、窓に飛び込んだ勢いで――その奇妙に良いタイミングから(敵性存在)と銀髪の美女(シズナ)が読んだ巻き髪の少女(マミ)に掴み掛かかり喰らいつかんとするが、

巴マミ「やめて―下さい!」

肩に噛み付こうとした何処かの売店の女性店員風の動く死体(ゾンビ)をそのまま引き倒す――そうして反射的に文字通りマジック(魔法)よろしく何もない場所から“取り出した”白と黒を基調とした装飾の施された前装式の(マジカル・マスケット)を取り出すとそのまま起き上がろうとする動く死体に向けて構えて…

撃てなかった。

身のこなし、実戦経験、(魔法)の扱い、技術の研鑽…どれを取っても(魔法少女)としてはトップクラスの実力と経験を有する彼女であったが――(魔獣)退治や敵対する(同類)との小競り合いならばいざ知らず…正気を失い完全に生きた人間とは異なる様相ながら(人)で在る(在った)であろう目の前の誰かに対して引き金を引き絞る事が出来なかった。

其れが己が護ると決めた尋常の人々だと言う認識――そこから来る迷い。

一方、目の前で件の銀髪の美女(シズナ)が一閃の元にスーツの動く死体を斬り伏せている間に、新たに客室の1つから出てきた…少なくとも人間らしき金髪巻き髪の少女が更に窓を割って入ってきた動く死体に襲われているのを見て、縮こまっていた小太りの青年は…震える手で護身用のリボルバー(コルトSAA)を構えて彼女(マミ)に掴み掛かる死体に狙いを付けようとし…

≫シズナ

【洋館/1F客間/???】

がちゃり…キィイイイ

視線に気付き――怪しんで目星を付けた観音開き式のワイン棚を覚悟を決めて一息に開く青年(グレイ)

一瞬、棚の中に黒く細い影が見えて、闇の中で爛々と光る赤い双眸を輝かせたかと思うと瞬きの瞬間にその姿は完全に消えてしまい、後は黴臭く数本の年代物のワインが入っているだけになっていた。

中に何かが入り、隙間から覗いていたのは間違い無かったが、正体までは分からずじまいである。

≫グレイ

  • No.31 by シズナ・レム・ミスルギ  2022-10-19 01:49:43 




【洋館 1F 南側通路付近】


>エディー、マミ


シズナ「よし、次……っ、窓の外から!?数が多い――…気配もなしにいったいどこに潜んで…それよりも、ちょっとマズい状況か」


(手応えを感じて大太刀を鞘に納めながら、振り返ろうとした刹那…窓が割れてどこからか現れた死者の軍団…もといゾンビの群れを見て目を見開く。また気配を感じ取れなかった…と、この洋館で起こる不可思議な事象に何処か奇妙な感覚を覚えながら、大太刀の柄に手を掛ける)


シズナ「お兄さん、あの子を助けようか…っと、ダメだ!下手すればあの子に銃弾が当たってしまうし大きな音を出すのは他の"敵"を呼びかねない。狙うなら離れた場所にいる死者を狙って欲しい…近すぎる奴は私が斬り伏せる、行くよ…!零の型、双影-ふたえ-―――………!」


(味方かは分からないがあの異形な存在達に襲われているとなると少なくとも自分達を陥れにきた敵ではないと判断する。ならば助けようと隅で震える金髪の小太りの青年(エディー)を見る。恐る恐る銃を構える彼を見れば、少し声を荒げて撃ってはならないと制止して。その様子からあまり実戦慣れしていなそうであると看破したのか、誤射の危険性がある死者を狙うよりもまだ金髪の女子(マミ)に近づいていない窓際の敵を狙って欲しいとお願いして。相手の返事を待つ間もなく、彼女は走り出す。彼が射線を広く取れるように大きく回り込むようにしながら廊下を駆け、精神を集中させて自身の"分身(わけみ)"を作り出す。他人から見れば彼女が2人になった様になり――……全く同じ動き、速度で大太刀を鞘から抜き、斬撃を放つ。窓から現れ襲い掛からんとする異形の存在目掛けてそのまま斬りかかって…)


  • No.32 by スレ主/本編開始  2022-10-20 11:01:41 

【洋館/1F 南側通路付近/エディー・ドンブラウスキー、???×8(更に廊下の窓より侵入中)、巴マミ】

―こういう状況に於いて迷いは即座に死に直結する、迷っている間に起き上がった動く死体の一体が開きっ放しの口蓋を、歯を剥き出しにして巻き髪の少女(マミ)に喰らいつこうとする。それを(マジカル・マスケット)の銃床で殴り付ける形で払い除けている間に、大太刀遣いの銀髪の女性(シズナ)が―あろうことか“二人”に文字通り(分身)して一気に距離を詰めて寸分の狂い無く同期した大太刀の一撃を窓から侵入り込む(動く死体)に浴びせて血飛沫を伴って斬ち伏せてゆく。

マミ「(心※―分身!?――まるで佐倉さんの魔法みたい…いいえ、今はそんな事より)、助けて頂いて感謝します。…もう、大丈夫。」

少女は覚悟を決めた様に改めて(マジカル・マスケット)を構え直し

結果として異邦の魔法少女と銀髪の女剣聖は侵入する死体の群れの真ん中で背中合わせで戦う事になる――

生気の無い老若男女の白濁した意思や感情の無い無気味な視線が二人に集中する。

一方

エディー「わっ分かった…」

小太りの青年はこの場に於ける歴戦の猟兵でもある彼女(シズナ)の的確な判断と指示におどおどしながらもリボルバーを壁に背をもたたまま構えて――少女(マミ)から出来るだけ離れた位置の(動く死体)を狙って引き金を引く。

DON!

一発、大きく外れて天井に当たる

DON!

二発、動く死体の一体の胸を射抜いて穴を空ける。

DON!

三発、漸く一体の頭を撃ち抜いて(動かない死体)に戻す。

カチッ!

空撃ちの音――装填分は撃ち尽くしたらしい…

―――

―戦う二人(シズナ、マミ)の位置からなら確認出来るが、相変わらず酷い豪雨と雷の暗い闇夜の(洋館)の外側――稲光に照らされて一瞬、恐ろしい数の(動く死体)の群れがゆっくり、ゆっくりと緩慢に(洋館)に歩いて近付いて来るのが見えるかもしれない。

即ち物量的な彼我の差は絶望的という事になる。

≫シズナ

  • No.33 by ルキノ・ドゥルギ  2022-10-20 17:09:01 

【洋館/1F 書斎】

(/主様、訂正把握しました。大丈夫ですよ)

>ベン

おっと…人がいたか
(見る限り現在いる場所はどこかの書斎らしい。そう理解した後試合での傷と「毒」の副作用で痛む腕を庇いながら本棚に移動しようとした。その矢先物音が聞こえ視線を移した。こちらに銃を構えて警戒している男に敵意が無いことを示すように両手を上げながら問いかけに記憶を思い返して)
先程からいましたよ…多分
(現地点で分かるのは気がついたらここにいたと言う事実のみ。そのため何時から居たのかという問いに答えるのは難しいと感じつつ曖昧な返答をして)

  • No.34 by 匿名さん  2022-10-20 19:43:20 

>all
【洋館/1Fエントランスホール/デイジー、リリィ】

(その視界に見えるは森の中。グラグラする視界と、怖い顔をした村人達がこちら目掛けて棍棒を振り上げる光景。もう思い出したくなかったそれから目を背けるように瞑れば、そのまま世界は暗転する…)

「「………?」」

(目の奥が痺れる感覚がして開けば、そこは見なれない光景。石の感触を感じたまま起き上がれば、いつもの部屋では無いことに気づく。)

「ネェ、リリィ…ココハドコ?」
「ワカラナーイ。探検シヨウヨ!」
「ソウネ、楽シソウ!」

(しかし泣きわめいたり怖がることはなく、寧ろ目をキラキラと輝かせれば、双子の人形はそのお揃いの黒いドレスを翻し、手を繋いで走り出す。
まるでアトラクションに乗るような感覚で、この世界を楽しもうとしているようだ)

  • No.35 by シズナ・レム・ミスルギ  2022-10-20 21:00:34 



【洋館 1F 南側通路付近】


>エディー、マミ



シズナ「ふぅ――………うん、もう大丈夫そうだ。私はシズナ。シズナ・レム・ミスルギ…勝手ながら助太刀させて貰うよ」


(分身が消え、得物についた血を払い落とすと金髪の少女(マミ)と背中合わせになりながら大太刀を鞘に納める。昂(たかぶ)る気持ちを抑えながら、自身の名を告げると窓の外を見やる…。稲光に映し出された終わりなき亡者の群れを僅かな合間で確認すると…響いた3発の銃声の方へ視線を移す)


シズナ「あぁ、なるほど――……急所は"そこ(頭部)"か。ふむ…………お兄さん、残りの銃弾はいくつあるかな?此処はどうやら死地の様だ…この館の外から亡者の群れが際限なく湧いて出てきている。今の状況では消耗戦しかないし危険だ。ここは退路の確保を優先しよう。君も、それでいいかな?」


(小太りの青年(エディー)が放った銃弾がブチ抜いた、2体の亡者のその後の挙動を見る。片方は穴を開けられても動いており、頭を撃ち抜かれたもう片方はその場に崩れ落ちたのを確認すると、呟くような声色で急所が何処かを探り当てる。少し離れた場所にいる小太りの青年(エディー)に向かって声を上げ残弾の確認をしながら、状況共有を行い。最後に自分の背中を守ってくれている金髪の少女(マミ)に、先程自分が言った事への同意を取り…)

  • No.36 by ビギナーさん  2022-10-21 00:07:42 

>サイクス

紗龍「お、おいあんまり仏さんの体なんか漁んな・・って、なんだそれ。鍵とメモ用紙?でもメモの方は血がすごくて見れたもんじゃないな」

(躊躇なく死体を漁るサイクスに対し苦虫を噛み潰したような顔をするも、胸ポケットから現れた鍵とメモ用紙に興味が移り、興味津々といった感じで見つめる)

  • No.37 by 匿名さん  2022-10-21 06:29:06 

>サイクスさん、紗龍さん(よろしければ)

【洋館/1Fエントランスホール→大食堂1/デイジー、リリィ】

(好奇心を胸にその扉を開けば、そこは薄暗いもののシャンデリアと長いテーブルが置かれた一室。どうやらここは食堂のようだった。)

「ココ、食堂カシラ?私達ノ家ノヨリ大キイワネ、リリィ。」
「デモ何ダカ不思議ナ臭イ……誰カイルノカナ?イッテミヨウヨ!」

(こうして燭台すら持たぬままそう話せば、コツコツの2つの靴の音を鳴らしながら薄暗いその部屋を歩き出すだろう)

  • No.38 by スレ主/本編開始  2022-10-21 11:40:41 

【洋館/1F書斎/ベン】

「…………………」

手を上げて、このとき初めて此方の存在に気付いた様な素振りを見せた目の前のイタリア系らしき学者風の青年(ルキノ)の言葉に内心首を傾げながらも、ふと相手が手を上げる前に腕を庇って押さえていた事を思い出して…

「……その腕“噛まれた”のか?」

一応(化け物)の類では無い事が暫定的ながら分かったのに違い無いのでか狙いを付けていた散弾銃を腰の高さまで下げつつまだ警戒している様子で――オフィスワーカーな男は心なしか少し緊張した様子でそう尋ねる。

≫ルキノ


【洋館/大食堂1/ベンジャミン・サイクス】

「使える物はなんでも使う。生き残りたきゃな――後で詳しく見られる場所で確認する。…この『鍵』が何処の『鍵』かは知らんが――死に際に指し示す位だ、何か重要な『鍵』に違い無い。」

迷い無く死体漁りをやり出す赤モヒカンにやはり非常識且つ不愉快そうに注意する彼(紗龍)の言葉にも我関せずな状態で、入手した『鍵』と血塗れてこの場では読むのが困難な(メモ)を掌に載せて何事か思案していたが…

自分達(サイクス・紗龍)の来た方向(エントランスホール)からまた何者かがやって来た様子を視認して――妙な二人組の少女…に薄暗がりの中視線を向けて

「…今度はガキの二人組――?何だお前ら」

最初に拳銃こそ無闇に向けなかったが―何やら様子が普通では無い、ある意味ある意味この(洋館)の雰囲気にピッタリな格好(ゴスロリドレス)と容姿(金髪碧眼)の…人形めいた何やら騒がしい少女達だった。

≫紗龍 、スズナ、デイジー&リリィ


【洋館/1F 南側通路付近/エディー・ドンブラウスキー、???×8(更に廊下の窓より侵入中)、巴マミ】

マミ「…えぇ異論はないわ。、私はマミ、巴マミ、よろしくおねがいね。シズナさん――其処の貴方もこっちに!」

エディー「全部撃った、もう一発も無いよ…お、おれはエディー、わっ…まっ待って!」

DOGON!

女剣聖(シズナ)の背後を受け持った異邦の魔法少女の構える(マジカル・マスケット)が火を噴き、狙い済ました球弾が数体を巻き込んで貫通し、吹き飛ばす。それでもよろよろと立ち上がってくるが動きが緩慢な事を考えれば時間稼ぎにはなるだろう。

一方、小太りの青年は彼女(シズナ)の問いにもう弾は持っていないと答えながら、二人の自己紹介につられて自分も簡単に呼び名を伝えながら置いて行かれると思ってか慌ててマミの背後へと移動する。

前装式の(マジカル・マスケット)、撃った分を端に放り捨てて、新しいモノを再度手に取り構えながら退路を確保しつつも背中を教われない様に背後を護りながらジリジリと廊下を後退していく。

マミ「進行方向からもこの(人)達が来る……本当に(人)じゃ無いなんて」

非現実側の存在(魔法少女)である身の少女だが――起きている(異常)のベクトルが普段の其れから掛け離れている事に思わずそんな言葉を口にしてしまう。

≫シズナ

  • No.39 by 匿名さん  2022-10-21 12:33:50 

>サイクスさん、紗龍さん、スズナさん
【洋館/1F 大食堂1/デイジー、リリィ】

「貴方コソダアレ?ココノ住人サン?」
「ソレニシテハ妙ナ格好ネ。マルデ悪戯デモシテ捕マッタ罪人ミタイ。キャハハハ…」

(お前は誰だと聞いたモヒカンの男性に双子は同じ顔で首を傾げて、人形特有の硬さを含んだ笑い声をあげる。自分らも巻き込まれた身であるが、口ぶりがもはやここの主であるように聞こえそうであるのは、この雰囲気にぴったりな容姿だからであろうか)

  • No.40 by 聖羅  2022-10-21 12:50:04 ID:eae4ee65f

【洋館/1F客間/グレイ・フルバスター】

グレイ「…気の所為か。でも、なんか出てきそうだな」
ワイン棚を閉め、ベッドに座りこれからの事を考えながら、もう一度周りを見渡して
>>??

【洋館/1F大食堂/スズナ・ヴァレス】
スズナ「…ん~、全く見覚えないですよ。いつの間にかここに来たって感じです」
見覚えがあるかって聞かれて、いつの間にかここに来たって事実を話し
メモと鍵を見つめてると2人組の女の子がやってきて
>>紗龍、サイクス、デイジー&リリィ

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