__ペルソナ。【日常/3L/人数制限有】

>守谷さん

あら、こんにちは。お一人でいらっしゃってるんですか？
(突如かけられた声の方をアイメイクで絢爛に彩られた目で見るや否や、先程までの態度とは一転して計算され尽くした笑顔を浮かべる。同時に相手を観察しつつ、顔立ちや髪色が派手な人だな、と率直な感想を抱く。もちろん人間として相手には興味はないが、職業柄の情報収集のためいかにも自然な形貌を装ってにこやかに話しかける。)



>駿河さん

…あぁ、駿河さん。こんにちは。
(話しかけられたことに少しばかり驚いたようにぱちりと目を瞬かせた後、すぐに華やかな表情を浮かべる。目の前の人間が誰であるかなど興味はないが、職業病住人の顔と名前は覚えている。緩やかな風に前髪が靡かないよう手で抑えながら、上記を口にし。)
まあ…私はあまり来ませんね。駿河さんはよくいらっしゃるの？
(本当は業務でてんてこ舞いゆえ少ない休日以外は来る余裕がないだけなのだが、仕事が忙しくて、なんて口にするとまた職業を聞かれそうで。そうなると面倒くさいことを彼女は知っている為、やんわりと避けながら問うてみる。)



>華岡さん

…華岡さん、でしたよね。
(煩わしそうに開かれていた目に人の姿を捉えた刹那、ぱっちりと猫目を開いて微笑を浮かべる。パッとは相手の名前が出てこず、数秒頭をフル回転させた後、どうにか記憶を引っ張り出す。手に持っていたミルクティーのカップを傍にあったゴミ箱に捨てると、自然な格好で相手との距離を話しやすい位置まで詰める。)
こういう場所、あまり来ないんですよね。やっぱりテラスとかって気分転換によかったりするのかしら。
(本当は気分転換など特に興味がないが、無論そんなことを口にできるはずもなく、嘘は吐かずに曖昧に答えて話を繋ごうとする。)



>秋月さん
ええ…最近は何かと時間がなかったもので。それ、カメラですか？
(テラスを開けた途端目に飛び込んできたあまりの天気の良さに思わず溜息を吐きそうになったが、人の姿を捉えてぐっと飲み込む。そのまま眦を下げて笑顔を浮かべると、時間がなかった、という至極ありきたりな言葉を口にして。ふと相手が提げているカメラを目にすると、写真なんて時間の有り余る人間のやることなんだろうと驕傲かつ偏った考えをおくびにも出さず、にこやかに問いかけ。)