結局の所、仏の道を説く事も大前提は「人は特別」から始まっており、何を以て人を特別たらしめているのかは語られていまへん。 説いているのは人の有り様でふ。 六道転生を繰り返し、人道から外れ、餓鬼畜生になる対象の動物・鳥・虫は何故、ここではこんな扱いを受けているのか。 命は同じなのに、何が人と畜生を分けるのか。 人の命は尊い、という言葉はある意味でその辺を有耶無耶にしてまふね。