白黒戦争【ダークファンタジー／3L／人数制限】

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あぁ、私自身努力してここまで来たからな。
努力する人間は嫌いではないし、何より私も以前はアイリスと同じように魔法が上手く使えなかったんだ、その私が保証しよう。
アイリスは役立たずなんかではない、いずれきっと強くなるさ。
………アイリスにとって私はどういう印象なんだ?
(初めは緊張気味だった彼女が自分と話していく内にその肩の力も抜けて少しはリラックス状態に近い形になれば、内心怖がられたりはしていないようだと安心していたが、自分のアドバイスを真剣に聞いて取り組もうとするその姿勢は自分から見てとても好ましいものであり、根は正直ないい子だなと目を細めて微笑ましげに見ていたら、次は夢ではないかと疑いだされ、確かに稽古中や戦闘時は自分でも厳しい稽古だったり苛烈な性格になりやすいと自覚はしているものの、頬まで抓って確かめる彼女に思わず、そんなに怖い印象なのかと問いかけて。そんな事をしていれば彼女の魔力が尽きたのか、足元がおぼつかなくなった彼女を支えて椅子に座らせると「無理をさせてすまなかったな、何か飲み物…はこれしかないか。飲みかけで良ければ飲むか?」と魔法を限界まで使わせた事を詫び、何か休憩に飲み物をと思ったが、飲み物を買いに行くには少し距離があるため、その間1人にするのはなと考えると先程自分が口をつけた飲み水が目に入り、人によってはそういうのを嫌う潔癖症な人もいるため、嫌でなければこれを飲むかと飲み水を見せ)