検索 2022-07-09 20:46:55 |
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ここが君の家…?
(彼の案内で神社の奥の木々が高く生えた道を進んでいく。こちらの手を引く彼に着いていくと寂れた見た目の大きな門扉が現れる。彼が近づくと開錠音が響いて扉は独りでに開いて行き見た目にそぐわない設備に固まっていると『こっちだ』と強く腕を引かれる。その拍子に髪につけていたクリップの片方が外れて地面に落ちるがそれに気付く暇もないまま中へ踏み込んだ。扉の中は広い空間があるが雑草などが生い茂っていてその真ん中に大きな和風の古い庄屋屋敷がそびえたっている。所々改装されているようで屋根の上には妙な置物があり見えている窓ガラスは曇っていて中は良く見えない。言いようもないな違和感を覚えて立ち止まっていると『ライト、行こうぜ』と声が掛かって促されるまま邸宅の中に入った。見た目に反して中は綺麗に整備されていて畳や襖も新調されているように見える。【導きの間】や【悟りの部屋】など妙な木札のある廊下歩いているとふわりと甘い人工的な香が鼻孔を擽る。何処かで嗅いだのか思い出そうとする間に彼は『アルバムは無くしたらまずいから奥の資料庫に仕舞っているんだ』と説明して迷いなく奥に進んでいく。何ともない場所で立ち止まった彼は『この下の防空壕にあるんだ、動かすの手伝ってくれ』と告げ促されるまま畳を一枚剥がす、古い木製の扉を開けると地下へと続くコンクリートの階段が現れた。単なるアルバムを仕舞うにしては厳重な管理に流石に疑問が湧きあがって「本当にこの先にアルバムがあるのかい…?」と不審さを露わにしながら問いかける。『もちろんあるよ。見せたいんだ、ライトが誰だったのか、すぐに分かるから』と明るい笑顔で言われ、過去を知りたい願望が揺さぶられると手招きされるまま静かで涼しい地下に降りていき)
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