検索 2022-07-09 20:46:55 |
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…どうかしたのかい?
(こちらをス.タ,ッ.グ.フ.ォ.ン,が監視している事など微塵も考えることなく彼と会話を続ける。自分との思い出を聞くために終始聞き役に回っていたが語られる話は嘘をついている時特有の焦りや無駄な説明が無くてやはり相手の思い過ごしではないかと考えるようになっていた。ちらりとス.タ.ッ.グ.フ.ォ,ンを確認すると相手からメッセージが入っていて、彼と顔を合わせたくないとも取れる内容に少し胸は痛むが短く了承の返事をしておいた。それからまた色々な話をしていると彼の携帯が鳴る。一言挟んで携帯を確認した彼はその内容を確認して慌てて返信を打っている。頃合いを見て声をかけると『あー、そろそろ親が家に帰ってこいってさ』と説明がされる。時計を見ると確かに程々の時間が経っていた。『それで明日うちに来てくれるんだよな?』って再度確認され、一瞬止めに来た相棒の顔が脳裏に浮かぶ。だが過去の自分のことを知りたいという気持ちは止められずに「ああ、もちろん。お邪魔させてもらうよ」と返事をしていた。それに彼は何故か安堵したような笑みを見せて集合時間と集合場所を教えて貰う。集合場所は家で無くてキョトンとするもどうやら彼の家は奥まった所にあるらしく迷わないように分かりやすい所から一緒に案内してくれるらしい。話が纏まり入口まで見送ろうとした所で彼が急に立ち止まり、軽く抱きついてくると突然のことに身を固める。意味が分からないでいたが『…俺、ライトにまた会えて良かった』と言う声はとても大切な物を見つけた時のような嬉しさが滲んでいて悪い物とは思えなかった。柔軟剤の匂いなのか安心するような甘い香りを感じながら動けないでいると『あ、悪い。たまにこういうのやってたからさ』と彼は腕を解いて照れ笑いを浮かべる。もしかしたらこれも過去の自分が今までやっていたスキンシップなのかもしれない。「ちょっとびっくりしたけど僕も健人が来てくれてよかった」と告げ「じゃあまた明日」と手を振りながら彼を見送って)
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