検索 2022-07-09 20:46:55 |
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君を封印して時.の.運.行と町の平和を取り戻す。…っ、別の時間の仲間を呼び寄せたのか
(相手は二人で一人の姿に興奮冷めやらぬ様子で騒がしい感情が隣から伝わってくる。ある意味そのおかげで相手の存在を意識して暴走することなく体が動かせていた。呟きを零す相手にこれからすることを伝えれば良い返事が返ってきて先ほどの反撃をするためにも頭目の元へ周囲の鬼を倒しながら進んでいった。電.王と応戦している所に飛び込み、思い切りセイバーで斬りかかると派手な火花が散って呻き声が上がった。確かな手ごたえを感じれば向けられた低い声や凍えた視線は怖くはなく金棒を交わして弾き飛ばすと顎へと左拳を叩き込んだ。他のイ.マ.ジ.ン達と優勢になりつつあることに更にやる気を出した村の人々によって周りの鬼も徐々に倒されていた。鬼側が劣勢になっていけば頭目の態度に漸く焦りが見え、それを煽るように自分達の目的を叩きつけるとさらに攻撃を加えようとする。だが電.王と連携して打ち込んだ蹴りは受け止められ、振り払うように流されてしまった。地を這うような低い声で『俺たちがこの地を支配して鬼の時代を作る!』と声をあげたかと思えば青銅鏡が共鳴するように光って男の近くの時空が裂ける。そこから銀色の装飾の目立つ一本角の鬼が現れた。頭目とは近い間柄のようで軽く言葉を交わすと金棒を大きく振りかぶってこちらへ襲い掛かってくる。攻撃を避け腕のセイバーで応戦するがその間にフリーになった頭目は岩場の中央に立ち青銅鏡を掲げようとしている。近づこうにも一本角の鬼にマークされているのかすかさず邪魔されて切り札を壊せそうにない。三枚目の壁画を思い出す。ちらり視線を相手が意識を失っている場所に向ければナオミが依頼した弓矢を持ってきているのが見えた。そして今彼らに注目されていないのは意識を失った相手だけ。その要素が繋がっていけば「翔太郎、変身を解除すれば意識は元の君の体に戻る。そこからなら警戒されずにあの青銅鏡を撃ち抜けるはずだ」と相手に提案して)
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