冷たい私と恋

無いと思ってるわよ?
ただ、貴方男だもの。魔が差すなんて言葉があるから一応よ。
(そんな度胸があるようには見えないとはっきり言うが、お風呂に入っている時と言うのはシャワーの音なんかで扉をそっと開かれても聞こえないし、何より相手は自分と違って男だし、自分で言うのも何だが自分は妖怪ゆえにか顔立ちも体つきもそれなりに人と比べれば良いと自覚しているのもあって、魔が差すような事が無いように念の為の釘さしだと、至極当然野事を言いましたみたいな表情と口調で。とりあえず寝る服は用意してくれるらしいし早くと手振りで示されれば、そんなに急かさなくても良いのにと肩を竦めつつも、お風呂場へと向かい、脱衣場でシュルシュルと音をさせながら着物を脱いで、浴室に入れば自分の思っていた以上の暑さを保っている浴室に入りかけた体を脱衣場へと後退りすると、バッと湯船に張ってあるお湯の温度を確認すれば、想定していた温度よりも高く、普通の人でも少し熱く感じるのではないかと思われる温度設定に、あの男小賢しい真似をと思い、柳眉を逆立てると浴室内にある温度設定を弄る為にシャワーで水を出して浴室の温度を少しでも下げようとしながら、その水を自分にもかけつつ、お湯の温度設定を少しだけ低めに設定し直せば今は裸だから無理だが後で何か言ってやると思いながら浴室がそれなりに冷えた頃にやっと頭や体を洗い出して)


(/ こちらこそいつも御相手下さりありがとうございます!!
いつも楽しくやり取りをさせて頂いている身ですし、お互いリアル優先で無理のないペースでやって行けたらと思っていますので、有難いお言葉ですが、もしご負担になってしまう程忙しかったら一言下さればいつまでもお待ちしますので、お気になさらず!!
これからもよろしくお願いします!!)