──　小料理屋　胡蝶蘭　──　〈　無登録　／　指名制　〉　

>>９７　女将

放っておかれているから今も独り身なんだよ。人気はないみたいだ（　くすくす、と楽しそうな笑い声を漏らしながら大袈裟に肩を落としてみせ。不意に手の甲に感じた温もりに驚きはしたが振り払うことはなく向けられる視線を受け止める、というよりは絡め取るように見詰め返し「女将の笑顔を曇らせたくないのは本心だから気にしないでいいさ。……本気にしてしまうよ？」手の甲に触れる手を少し離させ手をひっくり返せば彼女の手を取り、視線を落としてそのまま手の甲へ軽い口付けをひとつ。すぐに視線をあげれば茶目っ気混じりに片目を瞑り。時計に視線を移し長居していたのだと自覚し彼女の手を解放し。おでんも小鉢の中身も完食し、酒も飲み干して気持ちも癒やされたことに満足したならば席を立ち会計をカウンターへ。少し頭を悩ませてから断られてしまうこと前提で提案を口にし　）っと、そろそろ帰らないと。今日も楽しませてもらったよ。次に来たときには閉店までいるから…帰り道途中まで遅らせてくれないか？女将が帰りに一人で歩いているのを考えると心配でならなくてね。考えてくれると嬉しい。では、また。


（　／　のんびりペースでしたが本日もお相手有難うございました！女将さんとの交流が楽しくていつも言葉選びに迷ってしまいます…！店の外に出る、という提案をさせていただきましたがイベント等があるということなので蹴っていただいて全然かまいませんので、また時間ができましたら楽しく交流させていただければと思います。有難うございました！　）