──　小料理屋　胡蝶蘭　──　〈　無登録　／　指名制　〉　

　【>64】　浅黄ちゃん


んーん。構わんで、俺何もしとらんしな。俺のことより自分のことやで、何もされてへん？
（　声をかけた瞬間の助かったというような表情に、少しだけ胸擽られるような心地がして。深々と下がる頭に真面目やなあと呟いて、入店までの間にそれとなく表情を観察し。先程のことがトラウマになっていやしないかと気を揉んだ結果だったが、どうやら思ったより平気な様子。無理に気丈に振舞っている訳でなければいいのだが……。一先ずの安心から不自然にならない程度に吐息をついて、促されるまま席につき。「うん。あんがとなあ、浅黄ちゃんに労ってもらえるん嬉しいわ」気の抜けたような笑顔で返し。それらを手渡してくる際にふと指が触れて、きめ細やかな肌を意図せず撫でては呟くように　）
あ、ごめんな触ってもて、…仕草も手ェも綺麗やねえ。……そやな、女将さん、お魚使ぉた胃に優しいの頂戴。



（／　こんばんは、お邪魔します！要望を聞き入れてくださって、またご提案までいただきましてありがとうございます。従業員の皆様が毎日シフトに入られているわけではないこと、また当方指名被りが少し気になってしまう性格であることもございまして、気になっている御三方以外のお二人も視野に入れて、という意味でお時間の合う方と、と書かせていただいた次第でございます。恋愛は相性もございますし、まあなんか成り行きでそうなれる人がいたらラッキーだなーくらいに考えておりますので、よろしければ主様も気軽なお心持ちでお話していただければと思います。色々書いてしまいすみません、こちらこそよろしくお願いします！　）