──　小料理屋　胡蝶蘭　──　〈　無登録　／　指名制　〉　

　【>１５１】　一ノ瀬様

胡蝶は確かにお客様には優しいけど個人的に連絡はとらないから、少し吃驚した。一ノ瀬様は胡蝶の一番のお気に入りだからね。きっと誰にも取られたくないのかもよ？
（　焼き鳥の盛合せの器を置き、相手に目配せをする女将の姿を見た青砥は態とらしく相手を誰にも取られたくないのかも、と茶目っ気たっぷりに告げてみて。唇が掠めて相手が少し驚き唇と唇の間の距離を取るよう顎を引く姿を横目で確認すると、事故だから仕方がないのだが何故だか胸がチクリと痛み。額は変わらず合わさったままで気持ちは落ち着き、頭を撫でられたり嬉しい返事に対して嬉しそうに柔らかく微笑みかけると、肩に軽く頭を預けて密着し。　）
一ノ瀬様は歳上の余裕があったり気持ちに余裕あるから人しても、同じ男としても憧れて惹かれる。もっと親しくなって、一ノ瀬様の一番のお気に入りになれたら嬉しいな。俺も一ノ瀬様と話すのは癒されるから。





（／　一ノ瀬様。御返事が遅れてすみません！前回は青砥がお世話になりました！胡蝶も一ノ瀬様を異性として気にしつつありますが、青砥も一ノ瀬様に無自覚に惹かれつつあったりします！是非とも続きからと思って御返事致しました。この続きからでもリセットして青砥と胡蝶どちらかと新しく交流でも構いませんので！
一ノ瀬様の御来店、従業員一同心よりお待ちしております！　）