異世界に転生しちゃったんですけど…！？ 〆

……それに、しても本当に異世界転生しちゃうとはな…。思ってもなかった…。
（彼が木陰から見守っているのに全然気つかずに空を眺めながら独り言を呟いていて。「…でも、悪役だから好転出来るようにしないとな…。」と自分が後に色々悪役っぽいことをすることがあるからか、絶対そんなことしないと心から決めている様子で。）


（ ／ んー…、昼食をとった少しあと……くらいですかね、）

(空を眺めながら何かを呟いているようだが、生憎と今いる場所では距離もあり聴こえず、何を言ってるのだろう、と考えながらふと今日のこれまでと違う相手の様子を思い返しつつ今晩の夜伽の事を思い返し。ここ暫くは毎日のように夜伽に呼ばれていたし恐らく今日も必要とされる筈。そう考えをまとめ)

(/であれば外出先でのイベント、帰宅後のイベントの2種類があるかな、と。
外出先ですとリーフへの買い与えるイベントですね。本人が使用するかは置いておきますが、一般向けのお店でリーフの使用する物を幾つか買い与える形になるかな、と。買い与える物の種類に関しては主様にお任せします。リーフの現状で持ってる内容については質問されればお答えしますので！
帰宅後であればリーフの待遇改善イベントですかね？リーフは使用人の中でも唯一一番待遇の悪い状態で生活をしてるというイメージですので、リーフの生活待遇が良くなるよう考え動く、という感じになりそうかな、と。
お好きなものを主様のお好きな選択肢で決めていただければと！)

……？……リーフ…？…もう、街にいく時間なのか？
（空を見上げ呟いたあとに、部屋に戻ることにすると動く前に木陰の後ろに誰かいんことにやっと気付くと先程の言葉は聞かれていたかどうか不安になりながら誰がいるか分からなかったが先程の会話を思い出すとリーフかと思い尋ねて。すると、もう街にいく時間かどうかも尋ねて）


（ ／ イベントはとても、迷いましたが二個目の待遇改善イベントにしようかなと思います…！）

はい、その為にお探ししておりましたらつい先程お姿をお見掛け致しました(相手の声にバレてしまったか、と思えば素直に姿を現しコクリと頷きあくまでもずっと見守ってたのではなく見付けて間もないのだという風を自然に装い。時間的にもこれから出掛ければ丁度良い時間だろうというのは大体の感覚で覚えてる為特に問題もなさそうだと考えていて)

(/了解です！昼食に関しては外で食べるか帰宅してからにするかどちらでも構いませんが如何致しますか？)

そうか、じゃあ、そろそろ行くとするか…。
（彼がずっといたのには気付くことが出来ずにいて。すると、彼からもうそろそいく時間ということを教えてもらえば、馬車があるところまでの道を彼と歩いて「街に行ったら行きたい店とかリーフはあるか？」と自分だけでなく彼も街に行くので自分の為だけにいかせるのはきっと楽しくないだろうと考えて彼に聞いてみて）


（ ／ 昼食は家でなくお外にしましょう…！朝食は家だったので…。)

いえ。俺はただの従者であり、エド様の向かう場所が俺の行く場所ですので(相手と共に向かう最中に相手から問われた質問に首を横に振り、それが自分の本心だと心から思ってると言わんばかりの口調で返して。そして馬車のある場所へ到着すれば相手に「どうぞ、お乗りください」と相手を車内に誘導し)

(/了解です)

…リーフが行きたい場所行って楽しんでくれないと、俺家に帰らないからな。……元々家に帰るのも気が進まないし
（前世の時も友達にこのようにしていたのを思い出すと彼にこれをして意見を変えてくれるかは、わからないが『やってみないとわからないからとりあえずやろう』精神なので彼にそれを告げ。すると、ボソリと本音も呟きなから馬車の中に入って）

…俺の行きたい場がエド様の向かう場所ですから。俺の事、優先しすぎないでください(現在の相手に納得させれるかは分からないがただ静かにそう告げながら馬車のドアを閉め、自分は前方の御者台に乗り手綱を持ち馬を走らせることで馬車を出発させ。馬車を操る間はただ相手に快適な乗り心地を体験して貰う事だけに集中し御しながら街中へと向けて走らせていき)

大変お待たせ致しました。到着致しましたので、どうぞ(高台に有る屋敷から数分程走らせ、最寄りの街へと到着し。街中は活気に満ち溢れていて様々な装いの人々がその賑わいを彩っていて、その街中の大通りをゆったりとした歩みで進ませることまた数分、今回の目的地である相手も御用達である魔導具専門店の近く、馬車専用の停車場へと馬車を停め、牽いてくれた馬への餌を与えてからドアを開け声をかけて到着したことを微笑みながら告げて)

……あぁ…ありがとう。
（彼に馬車に乗せて連れて来てもらうと、ボーッとしていたらしく彼が、自分に話しかけるのにすぐに気づかなかったが少しの沈黙後に気付いて彼に優しく微笑みながらお礼を伝えて。「…街はこんなに、楽しいのに…家はあんなに…息苦しいんだな…」と街の賑やかさに少し羨ましそうに呟いて。）

……あぁ…ありがとう。
（彼に馬車に乗せて連れて来てもらうと、ボーッとしていたらしく彼が、自分に話しかけるのにすぐに気づかなかったが少しの沈黙後に気付いて彼に優しく微笑みながらお礼を伝えて。「…街はこんなに、楽しいのに…家はあんなに…息苦しいんだな…」と街の賑やかさに少し羨ましそうに呟いて。）

…俺はエド様がどの様な選択を取ろうとも、その結果としてどの様な結果がエド様を待ち受けていようとも、その全てに置いて俺は貴方のお側に必ず居続けます。それがエド様の従者たる俺の役目ですから(少し羨ましげに呟く相手の姿に思わずクラーク家を出る事となりそうな、そんな予感を感じ取りながらも自分が相手の傍を離れるイメージなんて湧くわけもなく、全幅の信頼を置いてると言わんばかりの声色と微笑みで相手の選択の全てに付いていくつもりだと宣言し。その姿は表情や言い回しこそ微妙に違えどゲーム内でのとあるルート、ゲーム内のエドが公然の場で国外へ追放されるイベントの時に失意の底に居たエドに向けて告げたリーフの言葉と似ていて)

………これって…国外追放の時のリーフの台詞に、似てるな…
（友達からよくゲームの内容をよく話してもらっていたから、それを思い出すと、国外へ追放される時と似ている言葉に、驚きを隠さずにいて。すると、「……ありがとう、でも、何かあったらリーフは…俺をおいて逃げるか…裏切ってくれていいからな」とお礼を言った時は優しい笑みを浮かべていたがゲームの中のキャラリーフは個人的にゲームの中でもお気に入りキャラだったからか、彼には幸せになって欲しいそうで）

エド様を置いて逃げるなんてしませんし、エド様にそれに裏切るなんて一番有り得ないですよ…エド様から新たにリーフォンの名を頂いたその時から俺は身命全てをエド様に捧げるつもりでおりましたので、そのような事は未来永劫致しません(お礼に混じって告げられた言葉に思わず目を丸くしてはブンブンと強く首を横に振り強い否定をしてはそんな事は間違ってもする訳がないと相手の青い瞳を真剣な眼差しで見詰めながら堂々と宣言し)

……そうか…、じゃあこれからもよろしくな。
（ゲーム通り、リーフと似たような返事をする彼に少しの沈黙の後に一言呟いて。そして、彼に優しい微笑みを見せながら、「よろしく」と伝え。すると、魔術具のお店について。）

はい、勿論です！(相手の微笑みに幸せそうに笑って返し、相手の後ろにつきながら魔術具のお店に入って。そうすれば、店主と思われる40代位の男性が気付き「これはこれはエドワードさん、いらっしゃいませ。どうぞ、こちらへ」と相手に歩み寄りながら声をかけ、相手を先導し高級な内装、と言うわけではないがとても清潔感のある店内の奥、VIPルームと記された掛け看板のある部屋の前まで案内し、相手をVIPルームへと誘って)

あ、ありがとうございます。
（VIPルームへと誘われると、ゲーム内のエドワードはお礼を言っていたかなどを思いながら店主にお礼を伝えながらVIPルームへと入って行って。「そういえば…、ゲーム内では俺はお礼言ったないで無愛想だったな…」とゲーム内でも似たようなシーンがあったのを思い出すとつい、小声だが呟いてしまい）

本日購入予定なのは…魔石付きガントレットと魔石付きリングが必須購入で、他に店長さんのおすすめがあらば検討予定です(相手についていき相手がVIPルームのソファーに腰を下ろす際に聴こえた呟きに思わず不思議そうな表情を浮かべていたが、気のせいだろうとすぐに気持ちを取り直し。店長も相手からの礼を言われるのが初めてだったのか「これはこれは…勿体なきお言葉です…本日は何をお求めに…？」とペコペコしており、何を探してるのかを相手に問い。勿論相手が覚えてればそれに越したことはないが基本的に購入品の記憶は自分の領域であるため相手の耳元で囁くように購入する予定のものを教えて)

えっと…じゃあ魔石付きガントレットと魔石付きリングを…。他におススメとかありますか？
（彼にコッソリと教えてもらうとそれを店主に伝えて。店主が魔石付きガントレットと魔石付きリングを準備している間に彼に「ありがとう…助かったよ」とゲーム内ではあまり見ることができないくらい優しい表情で伝えて）

いえ、これも俺の仕事ですから(相手から伝えられた内容に店長は「畏まりました、ただいまお持ち致します」と商品の準備のために一度下がり。その後に相手の優しい笑顔での感謝の言葉に心臓はドクンと高鳴り、頬を緩めながらこれも自分の仕事だと話して。そうしてれば店長が戻ってきて複数種類のガントレットと指輪を相手に見せて「まずご用命の二種をお持ち致しました。実際に装備をして試して頂いても構いませんので」と話して)

ありがとう…。リーフは何か気になる商品あるか？
（店主にお礼を告げると実際に装備しながら個人的にいいかもと思っていて。そして、店主にこれを買うことを告げる前に彼が欲しいものがあるかはわからないがあればついでに買おうと思い彼に尋ねて）