夢の1着を目指して〆

【小鳥遊雄太】

ん？ああ、付き合ってくれてありがとな。楽しかったよ
(素っ気なくその場を去ろうとする相手の態度を咎めることなく、むしろここまで付き合ってくれたことへの感謝を述べながら見送り)

よっ、スズカ
(それから一日置いた次の日の放課後、また校門の前で相手がやってくるのを待っていて、しばらくして向こう側から歩いてくるのが見えれば片手挙げながら歩み寄っていき)

【エイシンフラッシュ】

こんなタイムそうそう簡単に出るものではないと思いますが……わかりました、もう一周お付き合いいただきます。次こそはちゃんと記録をお願いしますね
(自分のベストタイムに近い記録を提示してきた相手に、怪訝そうな顔をして実はいい加減な人物なのではないかという疑念がふつふつと湧き上がってきたが、そこまで自信ありげに言うならともう一周分だけ付き合ってもらうことにして、念押ししてから再び走り出して)