オペラ-罅隙- / 〆

オペラ-罅隙- / 〆

匿名さん  2022-03-14 00:31:01 
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  • No.21 by 敷島 柾  2022-03-17 00:17:21 




俺もそろそろ迎えが来る頃だから、残念ながら見送りしかできない。

(それ以上追求されずに済むと表情に表さないように注意しながら、小さく息を吐き。藤堂の笑顔は偶に眩しく感じる時があり、その時は決まって性別を偽っている事に胸を痛ませ。払拭させてから木製のスーツケース型トランクケースを片手に持つと隣へ並んで共用玄関まで歩き出し。その途中、これから暫く会えないと思うとずっと内に秘めていた心境吐露して)

あのさ、藤堂。 こんなこと改まって聞くのは可笑しいかもしれないが、これから名前で呼んでもいいか? 俺たち親友なんだから苗字ではなく、お前のことは名前で呼びたい。


  • No.22 by 藤堂 明人  2022-03-17 08:11:52 




……下の名前、異人達がそう呼び会うのは知っているが……いい歳した男児が、少しき、気恥しいな。
名前など家族くらいしか呼ばんだろう、ああいや──よし、それじゃあ柾、また3週間後に会おう。

( 柾の思わぬ提案に表情が緩むのを感じて、うーんと唸ると、ぷいと窓の外を眺める振りをする。入学から今まで苦楽を共にしてきた親友の提案が嬉しくない訳がなく、硝子窓に映った自分のニヨ…と緩んだ表情のだらし無さに気がつけば、顔を抑えて溜息をついて。
直に見えてきた玄関に意を決して口を引き結ぶと、赤らんだ目元を柾に向け、小さく咳払いをしてから相手の名前を呼んで。喋るために口を開くと不自然に上がってしまう口角に、耳まで赤くすれば、開き直ってにぱっと笑って。 )

  • No.23 by 敷島 柾  2022-03-17 12:11:41 




( / お世話になっております。流れから切り替える頃合かと思い、勝手ながら時を進めさせていただきました。切り替わるタイミング等如何でしょうか。なるべく自然な感じで変えてみましたが、違う流れをご所望でしたら希望に沿った内容で改めて投稿し直しますので! )





(反応から間違った選択をしてしまったと焦るも表情から察して心弛び、つられるようにして顔に喜色が表れ。暫くして玄関先へ到着し、名前を呼んでもらえたのなら手を大きく左右に振りつつ「また三週間後に元気な姿で会おうな、明人!」名前を呼び合えた嬉しさから自動車が見えなくなるまで見送り。名を呼び合う嬉しさを知ったあの日から早いもので三週間が経とうとしており。数日前に藤堂から届いた手紙の内容を思い出しながら荷造りは進められ、丁度終えた所で自室の扉からノック音と共に優しくも凛とした声が外から聞こえて。其れが誰かすぐに分かるや否や室内へ招き入れ「――汐兄様! 寮へ戻る前に会えて嬉しいです!」最終日に憧れの長兄へ会えた嬉しさから思わず男を忘れ“素”の顔、口調となり優しく抱擁する事で嬉しさ表現し。)


  • No.24 by 藤堂 明人  2022-03-17 16:13:39 



( / お世話になっております。シーンの変換ありがとうございました。長すぎず普段の2人の雰囲気はしっかりと掴めた抜群のタイミングでした!柾様の凛々しくも暖かい振る舞い、とっても魅力的で、非常に楽しませていただきました。
此方が提案した案ですと夕方の寮まで顔を合わせることがないので、そこから始めるイメージだったのですが、櫻子様と汐お兄様のやり取りもぜひ拝見したく、差し当たり当日朝の明人の動きのロルをさせていただきました。
このまま汐お兄様や敷島邸での行動を描写されるようでしたら、此方も櫻子様の性別を知る流れのロルを回そうと考えておりますが、如何致しましょうか?
お互いのやり取りがない時間ですし、長めのロルで一度に描写してしまうのもありかな等考えております。その場合、約束していた時間を大幅に過ぎても明人が現れることはなく、そろそろ出発しないと寮の見回り時間に間に合わない時刻になってしまう、と言った点は変更ございません。 )



( 今まで殆ど家族以外から呼ばれたことの無かった自分の名前の擽ったさと、いつまでも此方の車を見送っている親友に、つい笑い声を漏らして旧知の運転手を気味悪がらせてから早三週間。
この夏縁あって手に入れた自分専用の自動車に、行きより一回りは大きくなった行李を詰んで、昨日帰ってきたばかりの快い内容の返信を思い出せば、鼻歌でも歌い出さんばかりの上機嫌で。毎年この時期は嫁に行った姉上が帰って来なかったと拗ねている息子が、極めて機嫌がいいのを不気味そうに見ていた父に「それでは父上、貴方の息子は素晴らしい帝国軍人になるため行ってまいります!」とその手を取って真っ直ぐな目で挨拶をすれば より気持ち悪がられた。母からはお前は調子に乗ると碌なことをしないとお叱りまでうける始末、甚だ遺憾である。顔を見合わせている両親に再度頭を下げ運転席に乗り込めば、本格的に暑くなる前にと、敷島家に向かってアクセルを踏み込んだ。 )


  • No.25 by 敷島 柾  2022-03-18 13:13:40 




( / 此方こそ明人様が櫻子を親友として認めているからこそのお巫山戯やスキンシップの描写は見ているこっちまで毎回ドキドキさせられまして、妄想が捗ります!
切り替えに関してですが勝手に勘違いし、更には脚色させて進めてしまい。PL様のイメージと違った切り替えにしてしまい申し訳ないと謝罪させてください!
汐を登場させたのでせっかくならと櫻子と汐の会話を間に挟み、敷島邸の描写からの約束していた時間を大幅に過ぎても明人様が現れることはなく、そろそろ出発しないと寮の見回り時間に間に合わない時刻になってしまう。最終的に寮へ帰宅するまで時間を進めてしまいましたが、差し支えなかったでしょうか。 汐は基本的に誰に対しても敬語で話して、優しさが滲み出るようなキャラにしました。今回はかなり長くなってしまったので、分割の投稿となります。見づらい等ありましたら投稿し直しますね!)


  • No.26 by 敷島 柾  2022-03-18 13:15:49 



(可愛い妹の為にと汐は仕事を一通り片付け、朝か兄妹水入らずの時をゆっくりと過し。櫻子は汐に剣道の稽古をつけてもらったり、二人でゆっくり話しながら昼食を摂ったり。藤堂が自宅へ迎えに来てくれる迄の間、離れていた間の隙間を埋めるように存分に甘えては櫻子の顔から笑みが絶えず。時間の経過は早いもので夕間暮れとなって辺りが薄暗くなり。門の前で待っていたのだが、約束の時刻は疾うに過ぎ去り。事故にでも遭ったのではないかと心配になって、そんな櫻子の姿を見兼ねた汐は「柾さん。藤堂君はもしかしたらご実家の方で何かあったのか、それとも違う理由で来られなくなったのかもしれませんよ。」妹を心配させぬよう髪を撫でながら優しい声色で諭すように話し掛け。櫻子は大切な親友が今この時、危険な目にあっていたらと考えては「明人、どうしたんだよ……何があったんだ」消え入りそうな声量で悲しげに呟き。汐から優しく抱き締められると徐々に櫻子の心は落ち着きを取り戻して。寮の見回りの時間が迫ってきており、汐へその事を話すと寮まで運転して送ってくれることに。安全運転で寮へ到着すると「もしかしたら先に帰っているかもしれませんね。どんな理由でも藤堂くんを責めてはいけませんよ。分かりましたか?」降りる間際、汐の発言に対してゆっくり頷いてから扉を閉めて。自動車が見えなくなるまで見送るとトランクケース片手に自室目指して歩き。部屋の灯りが点っていないのを確認し、まだ帰っていないのだと認識しては静かに扉開け中へ踏み入り、小声で挨拶して)

……ただいま。


  • No.27 by 藤堂 明人  2022-03-18 20:47:28 





( / そう仰っていただけて安心致しました。
切り替えにつきましては、こちらこそ説明が下手で大変申し訳ございません。寧ろ櫻子様の大好きな汐様のご様子を知ることができて嬉しいです!櫻子様が慕うのも納得の優しくも強いお兄様で、今から妹さんを泣かせてしまうのが恐ろしいです。
背後様の素敵なロルと並べますと非常に拙く申し訳ございませんが、敷島家の楽しい生活と同時刻の明人を描写させて頂きました。
こちらも非常に長文となりましたので分割投稿とさせていただきます。 )

  • No.28 by 藤堂 明人  2022-03-18 20:52:12 



( 敷島家の程近く、細かい道を聞こうと尋ねた家の老婦は自らを敷島家の元女中だと名乗る。それは幸運と喜んだのは最初だけ、呆けかけた彼女に四半時程 敷島家での思い出話に付き合わされ、果てに何をどう勘違いしたのか「あんなにお小さかった櫻子お嬢様に、こんな立派なお婿様が」と涙ぐむのを聞けば、流石にずるっと体勢を崩しかけてから、柾の奴 妹がいたとは聞いていなかったが、と内心首を傾げる。
「柾様とお呼びした時期もありましたがね、やはり女の幸せは」と続いた言葉に「はっ?」とつい腹筋から声を出してしまい、驚いた様子の老婦に失礼、と咳払いをひとつ。「ハツさん、柾は……敷島家の4番目は息子だろう。」他の誰かと混ざっているのでは無いかと尋ねる明人に、櫻子が素直に結婚を受けいれたと思いこんでいる老婦はきょとんと一瞬目を見開いてから「嫌ですよ、」とくしゃりと笑って、櫻子が明人と同じ士官学校に通うこととなった経緯の一切を語った。
あまりの衝撃に一瞬息をするのも忘れて咳き込めば、老婦が差し出してくれた茶を震える手で流し込む。多少呆けていても名家の元女中らしい旨い茶に落ち着きを取り戻し、かろうじて何とか挨拶をすればフラフラと外にまろびでた。
一番に疑ったのは先程の老婦が見た目よりずっと呆けている可能性、その希望的観測を信じようとすればするほど、入学からずっと同室で暮らしていたはずの親友の着替えを見たり、共に風呂に入った記憶が無いことが思い出されて頭を抱える。長兄に代わってという動機も柾の言動を鑑みれば信憑性が高いだろう。ずっと柾は同室の、それも親友である自分にすら相談せずに──そこまで考えて「同室の男なんて、一番言えるわけないってことか」親友に自分を襲うかも知れないケダモノ扱いされている。舗装すらない道にしゃがみこみ、辿り着いた結論がぽつりと漏れたのと、明人の中で何かが崩れる音がしたのはほぼ同時だった。

それからどう帰ってきたのやら、気がつけば寮の部屋に1人、傾いた日とひぐらしの声に約束を思い出し、ハッとして立ち上がれば丁度同室の親友が入ってくるところで。まだ頭は全く整理がついていないが、それでも昼間よりは多少落ち着いたようで、一番最初に出たのは謝罪の言葉、もう一度ベッドに座り直し項垂れるように頭を下げると、ベッドの軋む音がやけに大きく聞こえた。 )

柾……っ!すまない!迎えに行く約束……破ってしまったな……

  • No.29 by 敷島 柾  2022-03-18 22:13:56 




( / 勿体ないお言葉の数々に恐縮です!
これからの展開が大本命ですので、今か今かと待ちわびていました。櫻子が明人様へ秘密をカミングアウト。これから二人はどうなってしまうのか!とても楽しみです。
当方はまだまだ未熟者で勉強の身です。PL様が表現なされる描写はとても分かりやすく、小説を読んでいる時のあのわくわく感で読ませていただいております。こう来たか!と毎回楽しみにしている程でして、密かにPL様のファンになっています! )


  • No.30 by 敷島 柾  2022-03-18 22:23:57 




(室内には誰も居ないと思い込みぼんやりしていたからか、暗闇から聞き慣れた声が聞こえると驚いて木製のスーツケース型トランクケースが床へ落下。その音は静まった室内によく響いて「――!?  吃驚した。 先に帰っていたのなら灯りくらいつけろよな!」驚きを露に室内に灯りを点してから拾い上げ。俯いているのもあって表情まで確認できないが、いつもの親しみやすく陽気な感じはなく様子が違うのは一目瞭然だった。一度ベッドへトランクケースを置くと「実家で急なトラブルでもあったのか? 何があったかは聞かないが、明人が無事ならそれで良いから約束の件は気にすんな。」櫻子らしい言葉を掛けながらゆっくりと近付き。考えられるのは実家で何かあったのか。例えば、縁談とか。年齢を考えると現実に有り得るので、あれこれと考えめぐらせながら隣へ並ぶようにして腰掛けた瞬間ギシッ、ベッドが軋む音が響き。こういう時親友へどんな言葉を掛けたらいいんだ。顔を覗き込むと目線の高さを同じにして、優しい声色で「“明人”って名前、その場に居るだけで周りを明るくさせる。 性格にあっている素敵な名前だよな。」名前で呼び合える仲になれた嬉しさから名前を誉めると口元には朗らかな笑みを浮かべて。)


  • No.31 by 藤堂 明人  2022-03-19 00:42:34 



( / 此方こそ背後様のお褒めの言葉に恐縮し通しです。まだまだ未熟な点も多いですが、ご期待に添えるよう頑張ります!
此方もこれからの展開を非常に楽しみにしておりました!暫くシリアス展開が続くかと思いますが、お付き合いいただければ幸いです。
以下のロルは、最後通牒に応じない→バッドエンドの流れを想定して作成したのですが、もし櫻子様のpfの『恐れが現実となってしまうと誤魔化すことなくありのままに経緯を話す』と矛盾してしまうようであれば書き直す所存ですので、よろしくお願い致します。 )


どうだか、本当にそう思っているのか?

( 明るくなった室内に、今まで見ていた親友の姿が違って見えたら、という恐怖が頭をもたげて自分は頭もあげられずにいるというのに、柾の残酷な程いつも通りの優しい言葉にどす黒い感情が腹に溜まる。自分の存在が柾にとって涼しい顔をして騙せる程度なのだと思えば、その涼しい顔をぐちゃぐちゃにしてやりたいという衝動がぐるぐると腹の中をまさぐって、震える手を無理やり押さえつけると同時に、ベッドが揺れ柾の顔が見えた。何ら変わりのない大切な親友の顔に、安心したような絶望したような、何とも言えない息苦しさに瞳を揺らして。今朝まではあれ程呼び合えるのが嬉しかった名前も、今となっては嘘の象徴にしか思えずに、柾の笑みを白々しいもののように鼻で笑い。
それでも唯一残った最後の理性の欠片、またはみっともない未練で柾の手に自分の手を伸ばし、じっとその目を見つめ返す。入学当初のまだ自分のことをよく知らぬ柾が警戒するのは当然の事、信頼し合う親友となった今でも、秘密の大きさに言い出す機会を失っているだけだと自分に言い聞かせて、縋るような気持ちでした質問は、"柾"に対する友情の最後通牒で。 )

……お前、俺に隠していることなんて、ないよな。

  • No.32 by 敷島 柾  2022-03-19 04:30:34 



( / 最後通牒に応じない→バッドエンドの流れを汲み、櫻子には隠し通す選択をさせました。明人様のことを想うと心苦しいですが、今後の素晴らしい展開の為に心を鬼にして!シリアス展開に心躍らせております。)






どうしたんだよ……急にそんなこと言って。

(俯いていた顔が上がり視線が合うとその表情や態度が三週間前のあの時とまるで違って別人のようだった。鼻で笑われると思い当たる節がなくて困惑し、手を触れられては驚きから肩がビクッ、軽く揺れ。追い打ちをかけられるように隠し事発言には瞳が揺らぎ動揺が声に現れて。どういう意図で手に触れてきたのか真意は分からぬが、その手を軽く握り締めつつ真っ直ぐに見詰め返し。ここで素直に秘密を公にしてしまえば楽になる。しかし、今話してしまったら今後どうなってしまうかわからない。下手したら卒業できずに退学という最悪のシナリオになり得る。一番信頼しているからこそ、女だと知られた時失望されたくない。その絶望感は計り知れず、今まで言えずにいた。無事に卒業する為、長兄の夢の実現の為に此処で終わる訳にはいかない。口振りから何かを知っていると恐怖に怯えながらも隠し通すことを貫き、苦しくても笑顔は忘れずに話題をすり替えようとして。)

……当たり前だ。隠し事なんて、ない。俺の事よりも明人はどうなんだ?例えば……縁談話とか。


  • No.33 by 藤堂 明人  2022-03-19 08:51:47 




( / 此方の流れにのっていただきありがとうございました。今後の二人の関係がどうなっていくのか非常に楽しみにしております。/蹴り可 )


──はは、縁談か。縁談ならお前の方が望まれてるんじゃないか。ハツさんなんて"櫻子お嬢様"の結婚を想像するだけで泣いていたぞ。

( 自分ばかりが動揺しているのが悔しくて、肩を震わせる柾に少し仄暗い満足感を覚え、握られた手を同じだけの力で握り返せば、その手の自分とは違う柔らかさに気づいて気持ちは更に重苦しくなるばかりで。最後通牒を逡巡の後に拒絶されたばかりか、話を逸らそうとする櫻子に失望し、手の力をギリ、と強めて引き寄せると、額のぶつかりそうな程至近距離で乾いた笑いを漏らし、元女中の名を出して昼間 秘密を知ったことを示唆して。自分の名を呼ぶ櫻子に三週間前のやり取りを思い出すと、今度は怒りで口角が捻じ上がるのを感じ、顔も赤くなるほど憤りを感じているというのに、わざと櫻子を傷つけるようとして発した低く震える声からは深い悲しみが感じ取れて。 )

何が柾だ、偽の名を呼ばせて、喜ぶ俺はさぞ滑稽だったろうな。三週間少しは笑えたか?汐兄様との話の種ぐらいにはなったんじゃないか。

  • No.34 by 敷島 柾  2022-03-19 11:04:07 




――!? 何を、言ってるんだ……櫻子、お嬢様って。

(話から察してまさか元女中のハツに会っていたとは思わず、彼女の名と本名を藤堂の口から聞かされては動揺からこれでもかと目は大きく見開かれ。それと同時に突然だったので対処できずその強い力で引き寄せられてしまうと何も出来ずに距離が縮まるだけで。眼前には端正な顔が視界いっぱいに映し出され。その端正な顔が歪み、憎しみや悲しみが感じ取られた。その中でも失望感が一番堪えるも、目を逸らしてはならないと使命感から強い眼差しで見詰め返し、目を逸らさず怒りを受け止める覚悟で口を開くと「何を言っても信じてもらえないかもしれないが、」から始まり顛末を語り始め。叶うのなら名で呼びたいが状況から苗字へ戻し。)

俺は藤堂を誰よりも一番信頼している。大切な親友だから実は女だと話して失望されるのが怖かった。学校に居られなくなる……大切な夢が途絶えてしまう。だからずっと抱え込んでた。性別を偽っているのを告げられずにいて……すまなかった。



  • No.35 by 藤堂 明人  2022-03-19 14:01:30 



俺を信じてなかったのはお前だろう……それも、正しいのかもな。呑気に弁明している場合か、状況がわかっていないのか?

( 目を逸らさない櫻子に此方が堪らなくなって目を逸らせば、事の顛末を手を握ったままじっと聞く。言いふらす心配をされていたことよりも、そんなことで失望すると思われていたことに怒りが強まり、今まで聞いたこともないような冷たい声が出た。その心配の中に依然自分の身を心配する内容がないことが、いつまでお綺麗なままでいる気なのかと更に精神を逆撫でし、ハッと吐き捨てるように下卑た笑みを浮かべてポツリと呟くと、手の力を更に強め、もう片方の手を櫻子の体を跨ぐようにベッドにつくと上半身を乗り出して。滅多に出さないがなり声をあげ、態とらしくその身体を舐め回すように眺めて見せると、危機感を煽るようにその胸元の釦に手を伸ばして。 )

上手くやったよなあ!本当に、全く分からなかったぞ。その胸どうなってるんだ?

  • No.36 by 敷島 柾  2022-03-19 15:15:52 




(初めて聞く冷たい声に対して無意識なのか反射的ビクッ、肩が揺れ動揺から目は泳ぎ、顔を逸らしてしまう。唇を強めに噛み締めると「……なら藤堂は、俺と親友になる前に真実を話していたら状況は変わったのか?誰にも言わないで、秘密にしてくれたか?」声を必死に絞り出すと言葉にして伝え。横目から下衆た笑みを確認し、気付かれぬように様子を伺っていると握られている手へ振り解けない程に強い力を込められてしまう。僅かに後ろへ身を後退させるが上半身を乗り出された事によりそれ以上身動きが取れず、逃げ道は途絶え身を縮こませるしか術はなかった。改めて自身がいかに状況を理解できていない、危機感がないと今の状況で瞬時に理解させられた。男と女。力の差は歴然だ。追い打ちをかけるかのように躯を舐め回すような下卑た視線に初めて異性に対し恐怖を覚え。胸元へ藤堂の手が伸びると強く瞼は閉じられて身を捩り、無意識に苗字ではなく名を叫んでいた。)

――…ッ!? あき、ひと……ッ!


  • No.37 by 藤堂 明人  2022-03-19 19:44:53 



……じゃあお前はいつまで騙し続けるつもりだったんだ?

( 親友になった後も自分から相談してくれたのなら、喜んで力になっただろう。せめて先程 明人の問いに答えてくれたのなら、親友だったはずの彼女をこんなに憎まずに済んだだろう。どうしたって女には生き辛い世俗の中で、誰も憎まず真っ直ぐに生きている、その痛々しい程に綺麗で目障りな姿が、姉に重なって歯噛みして。櫻子の問に辛そうに笑みを歪めると、噛み締められた唇に指を滑らせ、どこか切なさの滲んだ声で責め立て。ベッドの片隅に櫻子を追い詰め、縮こまった彼女を見下ろせば幾らか胸がすいたような気がした。此奴が俺にそうしたように、一番手酷い方法で彼女を裏切って傷つけてやろうと心からそう思ったはずなのに、呼ばれた名前に今までの思い出が頭を過ぎれば、その悔しさが涙腺を刺激して。ぱたぱたと櫻子降り注いだ涙に気づくと、この気持ちが薄れる前に取り返しがつかない様に壊してしまおうと、無理に笑って櫻子の肩に手をかけて。 )

はははっ、いいザマだな柾。

  • No.38 by 敷島 柾  2022-03-19 21:13:51 




(責め立てられても今までずっと騙していた櫻子自身が悪いのだと感じており、追い詰められても反論することはできずに。問いに関しては卒業するまでずっと言わないでいただろうという考えに辿り着くと、其れが恐ろしくて口にできず黙り決め込もうと。噛み締めていた唇へ指が触れらると予想外の行動に驚きから思わずその指を軽く舐めてしまい。すぐに離れるが歪んだその笑みと切ない声に胸が締め付けられてしまう。“これから俺たちの関係はどうなってしまうのだろうか。” や “明人の様子から無事に卒業という望みは潰えてしまっただろう。” 色々と負の感情で胸中が占められ思考を止めようとしたその時、頬へ何か冷たい感触がした。原因を探そうと不思議そうな表情で藤堂の方へ顔を向けたら涙を流す姿が視界に飛び込んできた。それが涙であると瞬時に認識し、まさか泣かれるとは思わず予想外の行動の連続に困惑し「明人……何でお前が泣くんだ。泣くほどそんなに俺が憎いという事か?」親友を泣かすほど自身は憎き相手に成り下がってしまったのだな、と感じさせられて。触られたらきっと手を振り払われてしまうだろうと内心思いつつも両手は自然と藤堂の顔へと伸ばされ至近距離に。肩に手を置かれるのを横にそのまま両手の親指で涙を優しく拭っては、大切な親友の涙につられたのか櫻子自身も雫が頬へと伝い落ち。)

すまない……泣かないでくれ。



  • No.39 by 藤堂 明人  2022-03-20 09:16:04 



( 櫻子が答えられないことは予想のうちではあったが、いざそれを目の前にすれば虚しさを感じて見透かした様に鼻で笑い。一生の友人だとまで思っていたのはこちらだけ、隣に柾のいない将来を思い描けば更に心は黒く塗り潰されていくようで、汚い自分の手が濡れて光を反射するのが、櫻子の綺麗さを目の当たりにさせられているようで気分が悪くなる。こんな時でも自分の涙を見て心配する櫻子に、慣れ親しんだ親友の温かさと、それを裏切られた苦しみが綯い交ぜになって苦しそうに顔を歪め。顔に触れられた手に躊躇してから自分の濡れた左手を重ねると、今日初めて自ら目を合わせ。 )

憎いな、こんなことになっても心から嫌わせてくれないお前が憎い。
何故こうして俺に気を許すんだ……本当に、呆れた危機感のなさだな。

( 心配そうな櫻子の表情を見て傷つけたくなんかないと、こうなる前にぶん殴ってでも止めて欲しかったと自分勝手なことまで思えば、優しい手つきで櫻子の涙を拭ってやり。目障りにキラキラと光るその手で頤を掴むと、今度こそ穢してやらんとその唇に自分の唇を荒々しく寄せて。 )

  • No.40 by 敷島 柾  2022-03-20 19:09:02 




(あの時素直に話していたら結果は変わっていたのだろうか。信頼していた親友から裏切られ、明人の負った傷の深さは計り知れない。振り払われず左手が握られると同時に視線が重なると驚いて涙は引っ込み、目が合って嬉しい筈なのだが、無意識に目を逸らしてしまう。親友の明人なら、という甘えがずっと片隅にあり櫻子は現実を甘く見ていた。憎いと連呼された事により其れが崩され、親友と呼べる日なんてもう二度と来ない。どんなに謝罪しても明人には届かないと思い込んでいると、優しい手付きで涙を拭われことにより頭の中はぐちゃぐちゃになり、再び頬を伝い雫が落下し。話し声は聞こえているが右から左へ受け流されている状況の中、頤を掴まれ唇が荒々しく重なってから意識が戻ってきた。初めての接吻は理想とは違い全く甘くなかった。接吻が初めての櫻子は動きに戸惑い、必至になって酸素を取り込もうと足掻く度に色っぽい吐息が唇から漏れ、瞼に溢れんばかりの涙が溜まっていく。胸元を押して引き離そうとするも唇へ意識が持っていかれ、徐々に力が抜けていくと押す力は微力となり。)


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