【日常～ﾄﾞﾝﾊﾟﾁ、ｼﾘｱｽ等々】マフィアのいる日常【募集中】

＞59　様　
有難うございます。これからよろしくお願いします！



＞47　小巻　様
【古びた商店街】
「何アレ...」
エマ自身も本拠地に帰ろうとしていたところ、何やら女性が絡まれている。遠目で見ているため女性がどんな様子かは分からないが、嫌な光景だなぁと眉をひそめた。自分以外の道行く人々も皆見て見ぬふりをしている。まあ自分含め、人なんてそんなものだろう。しかし、なんとなく自身の母を思い出す。あの人も、こんな風に強引に連れ込まれたのだろうか？...気が変わった。男が手を出すなら阻止しに行こう。すると女性側が言い返した。度胸が有るなぁと思えば正論を言われた男たちは女性を罵り始めた。そろそろ手を出すだろうと分かる。気づかれないように男の背後まで歩いていき、ふところから銃を取り出す。持ち手ではなく銃身部分を持ち、両腕で高く銃をかかげると、殴りかかろうとした男の頭の後頭部を＿＿＿思いっきり銃の持ち手で殴った。鈍い音がする。小柄な自分の弱い力では殺せないだろうが、鉄で殴られたのだ。脳震とうぐらいにはなるかもしれない。
「...その人の言う通りだと思いますよ」




＞ALL
【アルバトロスファミリー本拠地　入口前】
「痛い、なぁ。まぁいっか、このぐらい...」
ぼんやりと呟いたエマの額からは、生々しい血が流れている。依頼で何人かを殺した時、一人が投げたナイフがかすってしまった。依頼自体は果たせたものの、久しぶりにしくじって気分が悪い。慣れてない人が見れば怖いだろう。しかしここはアルバトロス。からかってくる人は居るかもしれないが、怖がるものなどほぼいない。ほっとけばそのうち直っているだろう。すると、誰かが近づいてくる。