あぁ…。別に礼なんかいらないが気を付けるに越したことはない無いからな ( はっとしたように背筋を伸ばしたかと思うと笑顔でお礼を言われるとなんだかむず痒くなり、思わず空いているほうの手で頭を掻きながらぶっきらぼうに返す。 そうして暫く話を続け歩き続けるうちにこじんまりとした木造の小屋の前に着く。) 着いたぞ。ただの小屋だが風避けくらいにはなるだろう