着ぐるみパンダさん 2022-02-12 16:39:37 |
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…そう、本当に不思議なところなのね。
私がそんな所にいるなんて、今でもまだ夢なのかと思ってしまうわ。
( 相手の説明を静かに聞きながら、貰った石を掌でコロりと転がしてみる。
ほんの数時間前までは家の中でいつもの様に縮こまっていただけなのに、今では魔法や魔力に満ちた世界にいるなんて、発言の通り、まだ夢見心地だ。
そして、続けられる言葉にもう一度空を見上げれば、だんだんと悲しげになるその声色に、声のする方へと視線を移した。
やはり、予想した通り、満月は彼へ多大な影響を与えるらしく、また、ある言葉が気になり、それを誤魔化すように話を遮った彼へ穏やかに口を開く。)
貴方の瞳を、ちゃんと見てみたいわ。
絶対、素敵なんだもの。どんな色をしていたって、優しい人の瞳は綺麗なはずだわ。
…貴方は、きっと、普通の狼ではないのよね。
でもね、普通じゃないって事は、特別って事なのよ。レイ。
私を見つけてくれた貴方は特別。大丈夫よ。
だからね、ちゃんと、私の顔を見て。
( 満月の夜に、変化する瞳。“ 普通の狼 ”と周りを比喩した彼は、きっと、自分と同じように周りと違う事で傷ついた事があるのだろうか。詳細は分からないが、それでも、自分にとっては特別だと知って欲しかった。
勿論、その特別に自分は入ってなんかいないが、相手を元気づけるように明るく言っては笑顔を向ける。
相手の姿なんて見えては居ないけれど、声が通っていく方向でなんとなく、相手がどこを向いているかは分かる。)
( こちらこそ、返信が遅れてしまい申し訳ありません!
わざわざご連絡いただいてありがとうございます!!
全然お仕事を優先していただいて構いませんので、お互いに無理なく進めていきましょう!
私も今日でやっと落ち着きましたので、お返事のペースが少し早くできるかと思います! )
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