着ぐるみパンダさん 2022-02-12 16:39:37 |
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あら、これ以上ないぐらいぴったりだと思うわ。
( 立派ではない、と謙遜するような相手に上記を述べては、続けられる言葉に頷いて肩を竦めて笑いかけた。
実際に視覚的に相手の姿を捉えることは叶わないが、それでも、この短時間だけでさえ相手の優しさにたくさん触れることが出来た。その優しさは、自分にとって光と比喩するに相応しいものだと思う。
そして、優しく右手に触れられれば、誘導させられるがままに相手の左腕を掴み「 ありがとう 」と尋ね口調に頷いては微笑んだ。 )
…傷付くぐらい平気よ。
それに強い子だって言ったでしょう?
一緒にいてくれるって、そうやって言ってくれるだけでとても嬉しいもの。私達、おひとり仲間ね。
( 相手を頼り歩みを進めながら、ゆっくりと返答の言葉を並べる。
最初、此方を遠ざけようとしていた様子を思い返してみれば、きっと、彼も多くのことに傷付いてきたのだろう。
人を遠ざけようとした事はないが、孤独でいるその気持ちは痛いほどわかるからこそ、自分も彼に出来ることを探してみようと思うのだった。 )
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