小さな村での日常〔 動物擬人化 / 3L 〕

＞シュクル

いや、謝罪は必要ないシュクル…何かされた訳でもないしな。
(売り子から幾つかお勧めの果物を教えられるも、色とりどりの果物の多くが食した事がない為悩む時間が増える一方で。後から来た買い物客が先に購入していくのを視界の隅に捉えつつ、最終的に林檎を一つだけ購入すべく代金を支払った所で聞こえてきた明るい声に軽く振り返れば、何故か謝罪の言葉が送られた事が不思議で二度三度と瞬き繰り返して緩く頭を傾げ。静かに歩み寄り相手の肩をポンポンと優しく軽く叩いて、気にするな…と更に言葉を掛けた所で先程の相手が口にした名前が気になり)
ところで、スターフルーツとは…？それも果物なのだろうか？



＞リリア

……。…あ、こんにちは…リリア。…何か買おうと思って来てみたのだが、この奇妙な物も果物なのだろうか？知ってるなら、良かったら教えてほしい…
(様々な果物が置かれている陳列棚の一角にあったキウイフルーツの存在。その見た目に好奇心と警戒心が働いて暫し眺めていると、挨拶と共に名を呼ばれて意識が其方に向き買い物をする相手の姿を眺め。人間である彼女なら知識があり、奇妙と感じた見た目の物の正体が分かるのでは…と思い、手を伸ばしてキウイを一つ優しく掴むと相手に見せて問いかけ)



＞シェイド

…間違いではないが、中には魚を狩る猛禽類もいるぞ。蛇を狩る者もな。で、シェイドは…それを買いに来たのか？まだ慣れないし分からない事が多いが、オレは肉だけでなく色々な物を食べてみたいと思っている…同じか？
(幾つかの果物を売り子に勧められはしたが一つに絞り込めずにいると、元々肉食という共通点がある相手の言葉に緩く目線を流して見吸え。猛禽類が狩る存在は様々で、魚や蛇も含まれる事を淡々と告げて揶揄る含み持たせた笑みを小さく浮かべ。八百屋の買い物客としては互いに不釣り合い気味だと感じつつも、人間になった事で出来る事が増えたのも事実が故に挑戦してみたい意を伝え)